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天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

名古屋 なだ万

2020年08月30日 | グルメ
やべーまたBLOG放置してるー(滝汗)
ネタが積んでる積んでるヤバいヤバい!
既に半月以上前のネタですが、「名古屋 なだ万」にランチに行って来たので画像先行でUPします。



【名古屋 なだ万】
  名古屋市中区栄4-6-8 名古屋東急ホテル2階 TEL:052-241-3551

東急ホテルの2階にあるのでホテルの場所さえ知っていれば子供でも迷わず行ける。
ホテル内レストランって滅多に使わないからちょっと新鮮な気分だった。
…が、驚いた事にこのコロナ禍においても休日ランチはそこそこ客が入っている(ちょっと見た感じ8割強は席が埋まっていたんじゃないかな。ほぼマダムグループ)



店内からホテルの中庭?が見える。水はいいね。暑い日には目に涼しい。

今回、旦那と2人で来たんだけど何故「なだ万」なのかというと…ココのペアお食事券を旦那の仕事関係から頂いたから。
事前にお食事券でのランチで、と予約を入れておいたのでメニューは決まっていた。おいくらなのかは不明。
では飯画像~



先附:冬瓜 エビスープ寄せ(松笠烏賊、蕃茄、ヤングコーン、スナップエンドウ、梅カッテージチーズ、美味だし)

今回もメニュー書いた紙頂けたから正確に書ける~♪
器がちょっとエキゾチックで可愛い。お出汁が優しい味で味付けもアッサリしていてクソ暑い真夏で食欲のない身体に丁度いい。

 

吸物:本日の真丈(椎茸、鶴菜、人参、柚子)

器の絵が可愛かったので蓋を取る前にも撮影しちゃった^^
真丈オイシイ~大好き♪



造り:鮪 ボタン海老 合わせビネガー 鯛かくや和え(胡麻、大葉、沢庵、葱、生姜、あしらい)

演出が凝ってる。目にも楽しませてくれて運ばれてくるとワクワクするのがいいな。
鯛の和え物が食感も味も美味しくて楽しかった。お刺身の鮮度は言うに及ばずなだ万で不味いもの出て来る訳ないしw



煮物:鰻の小鍋仕立て(茄子、牛蒡、玉葱、名荷、水菜、粉鰹)

吸物の時とは出汁の味が違う。コチラの方が甘みが強かったのでもしかしたらアゴが入ってるのかな?
鰻の小鍋仕立ての煮物ですが凄く美味しかった!最近鰻食べられるようになって(脂っこいタレ焼きは苦手だけど白焼き系ならイケるようになった)和食が美味い~♪



焼八寸:鮭香草バター焼 新生姜のおやき(ラディッシュ、ズッキーニ、レモン粒マスタード) 白糸巻バイ貝目黒千石煮(蓮根、枝豆)
    心太(西瓜だれ) アイスバイン(ちらし胡瓜、葉唐辛子)

バター焼とか突然和洋折衷感。添えられたおやきもラディッシュとかズッキーニとか洋物野菜使ってるし。バイ貝も好物なので嬉しい!



止肴:玉蜀黍 枝豆とサラミ 湯葉包み変わり揚げ 桜海老チップ 山椒香味塩

この揚げ物変わってる&美味しかった。トウモロコシと枝豆とサラミを何かで混ぜて(←何だよw)それを湯葉で巻いて揚げてある。
添えられてる桜海老チップは酒の肴にサイコー^^



食事:玉蜀黍釜御飯 赤出汁 香の物

季節の炊き込みご飯は玉蜀黍御飯!大好きー♪ちゃんと土鍋で炊き上げてテーブルまで釜ごと持って来てくれた。お代わりし放題w
お味噌汁が赤出汁なのは名古屋店だから…かな? 東京だとやっぱり合わせか白だよね多分^^;



デザート:季節物

季節の果物のゼリー寄せ。シャインマスカットとか桃とかー最高だぜーい。

という訳でお腹いっぱいになりました。ご馳走様でした。
自腹ではなかなか敷居が高そうですが(苦笑)、たまにはぷち高級な和食もいいものですね~(^^♪
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【映画】「2分の1の魔法」@19作目

2020年08月27日 | 映画感想
「2分の1の魔法」

ピクサー最新作。
コロナの影響で公開が延びに延びて、でも夏休み期間中には公開させないと次の作品もケツカッチン状態だしな…ってトコロでしょうか。
実は本作の試写会が当たっていてすんげー楽しみにしてたのにコロナ禍の影響で試写会中止になったんだ。ちっ。
という訳で、今回敢えて「字幕版」をチョイス。理由は「吹替版だとガキンチョが群れてそうで怖いから」
子供は無症状で感染してるのに気付いてないヤツが結構いそうじゃん?自分重症喘息だからなるべく子供には近付きたくないので。
…と思って字幕版にしたんですが、多分自分と同じ事考えた大人達が結構字幕版に集中しちゃって結果的に割と密になっちゃってて草^^;

あらすじ
科学や技術の進歩と発展によって、かつては当たり前のように使われていた魔法が忘れ去られた世界。何をやってもうまくいかない少年イアンは、自分が生まれる前に亡くなった父に会いたいと願っていた。イアンは、父が母に託していた魔法の杖と彼を24時間だけよみがえらせる魔法が記した手紙を、16歳の誕生日にもらう。
早速魔法を試すが失敗し、父は半身だけよみがえってしまう。
魔法オタクの兄バーリーも父に会ってどうしても伝えたいことがあると、兄弟で父を完全復活させる魔法を探す旅に出る。(Yahoo!Movieから丸パク)

ポスターでキャラクターの姿形を見て貰えばお分かりのとーり、舞台はどこかのパラレルワールドの妖精達の国。主人公兄弟はエルフだそーです。
で、弟のイアンは自分が生まれる前に父親が病死してしまっているので写真と声を録音したカセットテープでしか父親に触れる事が出来ない。
という訳で猛烈にこじらせたファザコン。更に言えば引っ込み思案でクラスメイトとロクに会話も出来ない、所謂「リア充爆発しろ」が口癖のチー牛系男子。
対する兄貴のバーリーはKY+DQNの輩系。この「チー牛×輩系」のデコボコ兄弟が手に手を取ってチー牛が魔法の練習をしつつ父親を完全復活させるために復活の魔法に必要なアイテムを探しに行くというお話。(我ながら無茶苦茶な書きようですが、そこそこ的は射ていると思うw)

まあ安定のピクサーなので非常に本作も良く出来ているんですが、個人的にもう1つ乗れなかったなぁ。
まず根本的に…キャラクターが可愛くないんだよなぁ。「是が非でもイケメン出せ!」とは言いませんが、エルフって言われてもなぁ。うーん。
後ね、おかんが警察官(ケンタウルス仕様)の彼氏と付き合っているという設定なんだけど…この設定って必要ですか?なんか浮いてる気がするんだけど。
またこのおかんが彼氏の事全然アテにしてないっつーか、めっちゃ塩対応で苦笑モノ。

まあ話の流れはまずまず。途中でイキったチビ妖精チームとのバトルイベントとかカラス岳の嘴の向いている方向へ進め!みたいなRPG的展開もワクワクするし。
細かい小ネタが後で「パパが蘇ったらやりたかったことリスト」と上手い具合に符号するようにしてあるのも流石のピクサー、抜かりがないです。
魔法が加速度的にあれよあれよと上達するのはしゃーないか…でもクライマックスのドラゴン戦はなかなか見応えがあって絵的にもカッコ良かった。
そうそう…そしてクライマックスのオチが個人的には結構意外で、「おぉ~ピクサーなかなかひねって来たなぁ!」と思いましたけど。

テーマは「兄弟の絆」
上に「RPG的展開」と書いたけど、正に本作RPG(ロールプレイングゲーム)仕様的展開で、最初はダメダメコンビなんだけど少しずつ色んなイベントをこなしてお互いが成長しながら地図を頼りにダンジョンを進んでいって、最終的にラスボスと戦ってアイテムゲット!→大団円…みたいな感じなんですね。
途中当然兄弟が反目するイベントも発生する訳で。で、お約束通り反目した事がきっかけでその反動で更に絆が深まる!みたいなねーw
まあちょっとお涙頂戴を煽り過ぎている気がしなくもないですが、親子で観て感動できる「文科省大推薦作品」の代表と言えるでしょう。オススメしますよ~♪
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【映画】「七つの会議」@18作目

2020年08月21日 | 映画感想
「七つの会議」

池井戸潤氏著の同名タイトル小説の実写映画化。
珍しく原作小説既読です。ドラマ「半沢直樹」シリーズが楽しいので敢えて池井戸氏の作品はなるべく読まないようにしてるんだけど(TVドラマの方を楽しみたいのでw)
本作は半沢シリーズではないので映画化される前に読んじゃってました。つーても映画化されても劇場公開時スルーしてたんだけどなw
本作もamazon Primeで無料鑑賞。ありがたやありがたや~

あらすじ
都内の中堅メーカー、東京建電の営業一課で係長を務めている八角民夫(野村萬斎)。最低限のノルマしかこなさず、会議も出席するだけという姿勢をトップセールスマンの課長・坂戸宣彦(片岡愛之助)から責められるが、意に介することなく気ままに過ごしていた。営業部長・北川誠(香川照之)による厳格な結果主義のもとで部員たちが疲弊する中、突如として八角がパワハラで坂戸を訴え、彼に異動処分が下される。そして常に2番手だった原島万二(及川光博)が新課長に着任する。(Yahoo!Movieから丸パク)

まあ原作読んでて内容よく分かってるから多分勝手に脳内補完しちゃってるんだろーとは思うけど…
先ず第一印象は「原作のあの内容をよく2時間の尺に収めたもんだなぁ~!」かな。なかなか脚本が上手いと思います。
原作ではいくつかの章に分かれていてそれぞれの章でスポットライトが当たるキャラクター(その章の主人公と言うべきか)が居て、その人中心に話が動く。
で、それぞれのキャラクター達にスポットを当てつつも最終的に「企業の部品強度偽装と隠蔽事件」という大きなミステリーに切り込んでいく、という内容。
これを映画では章立てずに1つの流れの中でエピソードとして盛り込んで上手くあしらっていた印象です。原作では御前会議に至るまでの事件の全容が明るみに出るまでを原島が1人で狂言回しの役を担っていましたが、映画では女子社員とバディを組ませているのも絵ヅラ的に成功していると思います。
で、本事件のキーマンとなるのが野村萬斎さん演じる「万年ダメ係長のハッカクさんこと八角(やすみ)」、コイツがなかなか不気味な存在として場を引っかき回していく。

ところで、コレは自分の皮膚感覚だから文句付けるのもお門違いなんだろうけど、本作はキャストが非常に豪華な役者揃いなんだけど…なーんか合わない感じがしたと言うか。
まあこれこそ原作小説既読の弊害なんだろうけど、先に原作読んじゃうと原作読みながら勝手に自分の脳内でキャスティングしちゃうんですよね。
それと現実の映画のキャスティングが余りにもイメージ掛け離れてると映画観てて物凄い違和感感じちゃうっていうのかな。
とりあえず自分の中で「八角」は野村萬斎さんのイメージじゃなかったんだよなぁ。もーちょっと無口でいぶし銀的なおっさんのイメージだったんだけど^^;
まあ今でこそボンクラだけど元々は敏腕営業マンだった、という設定だから「実はキレ者(目付き鋭い)」という意味では野村萬斎さんはアリなのかもしれないけどね。
もーちょい言うと及川光博さんも個人的には「原島」のイメージとはちょっと違ったかな。もーちょっと骨太な体育会系キャラをイメージしていたので。

日本の昭和~平成バブル時代から脈々と流れる「モーレツゴリゴリパワハラ」だったり「不正は基本隠蔽体質」だったり、はたまた「同調圧力に屈しやすい日本人気質」を揶揄しまくった内容になってますが、程よくデフォルメしてエンターテイメントとしてそこそこハラハラドキドキも出来る秀逸な脚本だったと思いますね。
若干「御前会議」以降の展開がモヤりますが(どうしても失速感は否めないし、この御前会議ってのも今ひとつリアリティに欠ける嫌いがありますしw)、まーそもそも本作はドキュメンタリーでもなければ「社会派問題作」という程のモノでもない、「企業サスペンス娯楽(THAT'S エンターテイメント!)」レベルのお話ですし^^;
ま、最終的に「悪をくじき正義が勝つ」的な水戸黄門展開も「とは言ってもこんな日本にも自浄作用はある」程度の救いは感じられましたからOKなんじゃないすかねw
ただ、最後のスタッフテロップに被せて八角が語る長セリフ、アレは無くても良かったんじゃないかなー?と思いましたけど。ちょっと盛り過ぎ…食傷気味な感じ。

それにしても…いくら池井戸作品だとは言え、本作のキャスティング「半沢直樹」と余りにも被り過ぎてません?
役者さんに変なイメージ付き過ぎちゃうんじゃないかと勝手に心配になっちゃいますよ。香川さんなんてすっかり「パワハラ顔芸役者」みたいな扱いになってるしさーw
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【映画】「僕のワンダフル・ジャーニー」「いぬやしき」@16~17作目

2020年08月19日 | 映画感想
映画館に行く気になれない。
少なくとも学生の夏休みが終わるまでは怖くて映画館に入る気がしない。
でも映画観たい…と、思っててふと気付いた。自分は何年も前から「amazon Prime」会員だったという事に。

基本映画は映画館で観たい派なんだけど、もうそんな事言ってらんない!という訳で「劇場公開時にスルーしちゃってたけど気になってた作品」を
ここ最近ジワジワ自宅で鑑賞するようになりましたとさ!ってな感じで、とりあえずレビュー2本行きます♪
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「僕のワンダフル・ジャーニー」

2016年に公開されて大ヒットしたワンコ映画「僕のワンダフル・ライフ」の続編(劇場公開は2019年)
因みに「ワンダフル・ライフ」も未見。だったら先に一作目観とけよ!と自分でも思うんだけどamazon Primeの無料配信リストに出てこなかったんだよしゃーねーだろ^^;

あらすじ
愛する飼い主のイーサン(デニス・クエイド)に会うために50年で3回生まれ変わり、ようやく再会した犬のベイリーは、イーサンと彼の妻ハンナ(マージ・ヘルゲンバーガー)と一緒に農場で暮らしていた。ある日、孫娘CJの母親グロリア(ベティ・ギルピン)が娘と一緒に出て行ってしまう。
悲嘆に暮れるイーサンとハンナを見たベイリーは、ある決意をする。(Yahoo!Movieから丸パク)

転生モノです。
しかも人が転生するんじゃなくてワンコが転生を繰り返す。このルールは前作からまんま引き継いでいる模様。だって続編だしねw
という訳で本作でずーっとナレーションをしている「俺」=「犬のベイリー」、数回転生する内に雌犬になってるパターンもあるけど声はずっと野太い俺様ワンコ。
イーサンと暮らしていた犬のベイリーが、今際の際で愛するイーサンから「どうかCJ(イーサンの孫娘)を守ってやってくれ」と頼まれて「ほいキタ合点承知の助!」と言わんばかりに転生を繰り返しながらその時々の成長過程のCJと巡り会ってCJを助けようと必死になって生きている。
1回だけほぼ巡り会えずに犬生の最後の方で一瞬だけCJと出会うだけで終わる回もあるんだけど、それもまあ転生モノとしてアリな展開。

CJの人生にずっと寄り添ってるのは犬のベイリーだけじゃなくて幼馴染みの華僑系男子・トレント君もいる。
彼は裕福な華僑のご子息で、更にご本人自身すこぶる学業優秀なハイスペック男子。アル中×アバズレ×ネグレストのトリプルコンボのおかん・グロリアに振り回されまくるド底辺女子CJとは月とスッポン状態なんだが、子供の頃から何故かトレント君とは気が合うらしく(つーかトレント君は明らかにCJ狙いw)いつもCJのピンチの時に傍に居る。
そんな彼の人生の一大ピンチをCJが見抜くエピソードは秀逸だった。(あの犬が足をクロスさせて座る仕草を見てCJがハッとするシーンはグッと来た!)
このエピソードは後に「自分の人生にずっと寄り添ってくれていたワンコはじーちゃんちのベイリーが転生したからだったんだ!」と閃くきっかけにもなっていて上手い。

ワンコ飼った事がある人なら勿論、フツーに犬好き・動物好きな人なら本作観てウルッと来ない訳がない。
ラストシーンは…あの「虹の橋」伝説になぞらえていると考えていいんですよね?誰が観ても心温まる話ですわー本作に吠える人ってほぼ人扱いでしょ(苦笑)

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「いぬやしき」

奥浩哉氏の同名タイトル人気コミックの実写映画化。(劇場公開2018年)、原作コミック未読です。
当時劇場で予告編観て「わ!佐藤健君が出てるぅ(萌)」とは思ったんだけど、まず予告編からして余りにも荒唐無稽過ぎて正直ドン引き…という訳でスルーしちゃった。

あらすじ
定年を控えるうだつが上がらない会社員・犬屋敷壱郎(木梨憲武)は謎の事故に巻き込まれ、目が覚めると見た目は変わらず、体の中はサイボーグになっていた。超人的な能力を手にしたことを自覚した彼は、その力を人のために使うことで存在意義を見いだすようになる。一方、犬屋敷と同様の事故で同じ能力を備えた高校生・獅子神皓(佐藤健)は、敵対する人間を全て消し去りたいと考え……。(Yahoo!Movieから丸パク)

ノリちゃんが案外上手い!w
正直予告編観た時に「えーノリちゃんが主人公?なんかー今ひとつパッとしない気がするぅー」と思ってたんだけど、いやいや上手いよハマってるわ!
しかも意外にいい身体してるし!途中から半裸になるシーンがあるんだけど案外身体作ってるなーと思った。ま、佐藤健君の方が全然いい身体なんだけどー♪^^

で、佐藤健君が本作で完全なるヒールを演じている。かなり珍しいパターンだと思う。
勿論完全無欠な悪人なんて世の中に存在するハズも無く、佐藤健君演じる「獅子神」も母親思い&友達思いの本当は気持ちの優しい青年なんだけど、でもこの理不尽な世の中に思うところがあって鬱屈した気持ちをどこかにぶつける事で自分が解放されていくような快感を得てしまい、それがどんどん暴走していく、という感じ。
人は全知全能を得ると何を選択するのか。犬屋敷は人の命を助ける正義のヒーローになる事を望み、そして獅子神は人の死を司り弄ぶ「悪神」になる事を望んだ。
同じ能力を手に入れた2人が全く真逆の選択をするというのがなかなか面白いと思った。

映画後半はずっと「犬屋敷 VS 獅子神」のバトルシーンが中心。邦画でも最近はなかなか面白い絵が作れるようになったなーと思う。単純に楽しめた。
獅子神が「ネットという匿名である事で好き勝手やれる」という「無責任な悪意」に晒された事でどんどん悪に覚醒していく姿がある意味心地良く感じてしまう。
最近でも子役上がりの女優さんがネット上で叩かれまくって殺害予告までされた事で裁判所を通して個人特定→損害賠償までやったとかニュースになってましたけど、個人特定が難しいネット上だからって何発言しても許される・バレやしないと思ってんのか頭沸いたヤツが世の中多過ぎてヘドが出ますわな。
そういう意味でも「佐藤健君いいぞもっとやれ!(カッコイイは正義✨)」とうっかり思ってしまった私も相当ネットに毒されてるクチ(苦笑)

おとんが実はサイボーグだと知ってしまった長女は今後どーすんだ?とチラッと思ったけどw、まずまずいい終わり方してたと思います。これなら劇場で観た方が良かったなー
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さようなら、肉山

2020年08月13日 | グルメ
今日は珍しくネガティブな記事書きます。
通常ご飯ネタは持ち上げ記事しか書かないんですが、今回ちょっと特別に…^^;



肉山名古屋、登頂多分15回目(SNSの自分のPOST見て数えた限りだと)
このBLOGには過去記事検索掛けると4回位ネタにしてるけど、まあ毎回大してビジュアル変わらないので(コラコラ)改めて記事にするまでもないかと思ってここんとこはSNSに行った事だけUPする程度で大してネタにもしていませんでした。

で、前々回(2019年10月)行った時に焼きをやってる人がいつもの店長じゃなかったんですね。(あのハ○の人なw)
この時はたまたまだけど日曜日のランチで行ったので(いつもは平日夜に行っている)「あ、日曜だし昼だから店長休みなのかな」と思う程度だった。
つーか、まあ要するに「今日は店長が焼きやってないから肉の火入れがイマイチだな。今日はちょいハズレだったけどしゃーない。こんな日もあるわ」と思った。
そして前回(2020年3月)、またしても例の店長はおらず…前回と同じ人が火入れしてる。この時「あれ?」と思った。
それから前々回の時はそれほど気にしなかった(と言うか火入れ具合の事しか考えてなかったw)けれど、この時「明らかに肉…の質が落ちてる、気がする」と思った。
でも1回思っただけでミソクソ言うのも如何なモノか?自分の体調が悪かったかもしれないし、本当にたまたまハズレの日に来ちゃっただけかもしれないし
(まあそもそも、客から金取って食わせてる段階でハズレの日があっちゃーダメなんだけどなw)
…という訳で、「次回行った時にジャッジしよう」と心に決めて臨んだのが今回の肉山名古屋登頂15回目だった訳です。

はー相変わらず前振りなげーなー(苦笑)、という訳で以降ザザーッと画像流します。

 

エリンギはまあ善し悪し語るようなもんじゃないから置いといて、次に来たのが肉山の定番メニューとも言える「8時間じっくり時間を掛けて低温調理した豚」
コレは肉山名古屋に初めて伺った時から1度も外さずずーっと出てくる超ド定番メニュー。
だがしかし、長らくこの豚の脂身はちゃんとカットして出していたのに、新店長に代わってから脂身部分がそのまま付いた状態で出てくるようになった。
しかも明らかに肉のしっとり感もなくなった。しっとり感が無いと言うよりもパサパサ。時間が経つとそれがもっと顕著になる。



どこの部位だっけ。説明されたけど忘れたわ。
焼き具合よりもこの肉は結構な筋があった。クチに入れて一度で噛み切れない段階でもう自分の中の「肉山クオリティ」としてはNG



焼き野菜。数回前からこの「餃子スタイル」になった。コレはオイシイ。
むしろ今回食べた中で美味いと思ったのはこの焼き野菜と「もろきゅう+オリジナル味噌」の2品のみだった。

 

どっちかがカンガルーでどっちかがミスジだったかな?カンガルーも数回前から出てくるようになったお肉。
だけどコレも以前に比べて肉の質が明らかに落ちてる。そしてやはり焼きが甘い。
以前は網で火入れをした後にホイルで巻いて更に少し火入れ→それをタオルか何かに包んで更に寝かせて低温で熱入れをしている様子が見て取れたけど、今回注意して焼きの様子を見ていたがホイルで包んだりして時間を置くような措置はしていなかったように見受けた。明らかに焼きがぞんざいになっている。



だからなのか?コレ↑が一番最後に出た肉なのでこの日一番いい肉のハズなのだが(肉山は大体最後に向かってどんどん肉の質が上がるメニュー構成になっていた)
コレは牛フィレなんだけど、明らかに火入れが足りなくて中心が生状態で血生臭い。肉の塊は切った断面が生のように見えて実はじっくりゆっくり低温で芯までギリギリ熱が入っている、というのが一番オイシイ状態だと思うのだが、コレは明らかに表面だけ焼けていて中まで熱が通っていない。



〆の食事はカレーと卵かけご飯がチョイス出来るので自分は卵かけご飯を。
コレが、以前はもっとごま油の香ばしい香りが立っていて食欲をそそったものだけど、今回ほとんどごま油の香りも風味もしなかった。
画像には撮ってないけど山芋焼いたのも出てきたかな。山芋は美味しいよ。アレは自分で焼いても美味く出来るわw

とにかく、肉の質は明らかに落ちたし火入れも全然ダメ。肉は筋があったりパサついたり、そうでなければ芯が生で噛み切れないし。
それから以前はもっと手の込んだモノも出していたのに、個人的には短角牛のソーセージ、それから肉パテを止めてしまったのが何とも惜しい。
更に言えば以前はもっと希少部位の肉も出していたしウマのヒレ等のいい肉も出していた。もう明らかに仕入れが変わったとしか思えない。
少し調べてみたら、肉山は本店の恵比寿の店以外は全部フランチャイズだそうなので、肉の仕入れが変わったのは名古屋店だけの事なのかもしれない。
だけど、今回行ってみて以前のあのクオリティの肉が食べられなくなったのだと確信したので、もう次回の予約を取るのは止めてしまいました。
(肉山は一度食べに行くとお店で次回の予約を取る事が出来るようになるので、あの壮絶な電話予約バトルに参戦する必要がなくなるルール)

少なくともOPEN当初出していた「短角牛のソーセージ」は恵比寿の本店でも定番らしいので仕入れる事が出来るでしょ?せめてアレだけは復活させたら?
まあ、肉山名古屋に食べに行かなくても短角牛のソーセージ、通販で買えるみたいですがw(dinosの通販で扱ってるので興味のある方はググッってみてちょ)

という訳で、今回かなり手厳しい事書きましたが以前いい店だと思っていたのが明らかに落ちぶれるのは本当に悲しいので復活を祈って敢えて苦言を申し上げました。
自分はもう続けて予約を取って通うのは止めますが、今後もSNS等で肉山さんの動向は注視して行きたいです。そして復活を感じた暁にはまた是非お伺いしたい。
それまで、しばし(なのか永遠なのかは肉山さんに掛かっていますよ!)さようなら、肉山!
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Mas de Lavande(マスドラヴァンド)

2020年08月10日 | グルメ


【Mas de Lavande(マスドラヴァンド)】
  名古屋市中区東桜2-23-22 ホテルマイステイズ名古屋栄 B1F TEL:052-325-2587

前々から行きたい行きたいと思い続けていた南仏料理の「マスドラヴァンド」さんにようやく行って来ました。
(実は数年前に一度トライしようと思ったんだけど、その時は満席で断られた経緯がありましてw)
今回、自分の誕生日ディナーで訪問。今年自分の誕生日が月曜日で…月曜日って割と個人経営(オーナーシェフ)レストランはお休みの所が多いんですよね。
それで困ってて、どこか月曜日も営業してるレストランないかなーと思って自分の中の「行きたいお店リスト」まさぐってたらココがHITした次第で(^^♪

ディナーは1万円。ていうか1万円~希望額や希望食材を言えば色々リクエスト聞いて下さるそーですが、今回初めてなのでとりあえず1万円お任せで。



ウェルカムプレートは目に鮮やかなラベンダーカラー。
これはお店の名前(Mas de Lavandeはフランス語でラベンダーの意)にちなんで正しく「ようこそ!マスドラヴァンドへ!」という感じでしょうか(^^♪



前菜は剣先イカと季節野菜のマリネ
イカのプリッと感と爽やかなマリネは良く合う。



ワインチェンジ…って、最初のグラス撮影すんの忘れてた!^^;
まあ乾杯ですからグラスのシャンパンを頂きました。はいすんません!
コレはシャトーヌフ・デュ・パプの白、爽やかな飲み口でグイグイいける!ラベルが可愛い~♪



新大蒜のポタージュ、ラングスティーヌのポワレを添えて
ニンニクのスープって初めてなんだけど!コレが美味いんだなぁ。ほんのりニンニクのあの匂いがするんだけど決して臭い訳じゃない。
むしろ食欲をそそる感じ。コクがあって、でも若々しい爽やかさも兼ね備えた不思議な味でした。海老のプリプリも絶妙。



パンがモッチモチ!コレ絶対に旦那の好きなヤツだー…と思って旦那に勧めるとあっちゅーまに平らげてお代わり。恥ずかしいヤツ!^^;



フォアグラ、穴子、茄子
なんでしょうこの組み合わせ、初めてですよー。と言うか、まず一番上に乗ったフォアグラがエグい分厚いのなw
一番下に焼き茄子、その上に穴子の白焼き、そして一番上がフォアグラ。そしてほんのり和っぽい甘めの濃いソース。
フレンチで穴子ってあんまり見た事ないです。まあ某店のスペシャリテは鰻だったりしますが(苦笑)、でも個人的に穴子大好物なので嬉しい!
コレがねー、またしても初めて食べる感じ!上に薬味に添えられた名荷もいいアクセントになって、正に和とフレンチのフュージョンって感じです♪



ワインチェンジ
ドメーヌ・アレオタン クローズエルミタージュ(白)、割とシッカリした味わいの濃い白



甘鯛のポワレ、下に蟹身のラビオリ、ココナッツソースにはレモングラスを。
皮目をパリッパリに火入れした甘鯛の身はふっくふく♪ 下に添えられたのは蟹入りラビオリと季節野菜。
そしてソースがココナッツミルクを使ったもの。この組み合わせは初めてでちょっとギョッとしたんですが…(実はココナッツソース割と苦手系)
ココナッツ使うと一気にソースがエスニックっぽくなるんじゃないか?この組み合わせ大丈夫なん?と思いきや、全然エスニックじゃない!
これは多分レモングラスがいい仕事をしてくれているのだろうと。レモングラスを組み合わせる事で夏らしい爽やかな口当たりのソースに大変身☆感激しちゃったなー



ワインチェンジ
ドメーヌ・アレオタン サンジョセフ(赤)、どっしり目のしっかり苦みも感じるフルボディ系な味わい。これは肉々しいメインが期待出来そう~^^



メインは飛騨牛キター!
しかも、久しぶりに見るこのボリューム!!最近のフレンチって少量で皿数がすんごい多くてメインが出る頃にはすっかりお腹いっぱいで…と思ったら
それを見越してメインなのに肉ちっちゃ!っていうパターン多めな印象なんですが、この店は思い切った量出して来ますわー。正に現地の王道フレンチ風だね!
そしてこの超分厚いお肉が柔らかい事ジューシーな事と言ったら(ウットリ
それから添えられたソースも肉汁とワイン?と野菜系の何かスパイス的なモノを感じたのですが、これまた初めて味わう感じでした。美味しかったです!



デザートは季節の桃のコンポートとアイスのカクテル。こんなん、美味いに決まってるじゃないか!



食後のコーヒーに添えられた茶菓子もベリーの酸味がアクセントになった焼き菓子と生チョコレートがいいアクセント。

いやぁーもっと早くこの店に来れば良かった!何で今まで見過ごして来たんだろう!!
所謂イマドキな趣向を凝らした皿数勝負のトリッキーなフレンチではなく、王道南仏料理に和のテイストをシェフのセンスで織り交ぜたフュージョンフレンチという感じ。
皿数は少なめだけど1つ1つのお料理がそれぞれきちんと主張していて量もタップリ楽しめる構成になっていました。
いい素材の物はたっぷり味わいたいもんね!大満足のコースでした。必ずまたリピしたいです。ご馳走様でした(^^♪

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