天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

【映画】「G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ」@45作目

2021年10月28日 | 映画感想
「G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ」

米人気アニメシリーズ「G.I.ジョー」の実写映画化第三弾、らしい。
全く興味がなかったから過去作1つも観てないんだなー。確かイ・ビョンホンが白装束忍者姿してたヤツだっけ?程度の知識。ほぼ内容知らん状態で鑑賞。
本作はスピンオフ物らしくて、G.I.ジョーのメンバーの「スネークアイズ」がG.I.ジョーに加盟するに到る前日譚を見せている、と思って頂ければ。

あらすじ
日本の闇組織から命を狙われていた男を救ったスネークアイズ(ヘンリー・ゴールディング)。それがきっかけで、彼は600年にわたって日本の平和を守ってきた秘密忍者組織“嵐影”への入門を許可される。だが、嵐影は悪の抜け忍集団と国際テロ組織“コブラ”の連合軍による攻撃を受け危機的状況を迎えていた。スネークアイズは真の忍者になるべく、嵐影から下される三つの試練を乗り越えていく。その一方で、世界を揺るがしかねない忍者大戦が勃発しようとしていた。(Yahoo!Movieから丸パク)

先ず前2作に全く興味が無かったのに何故本作を観たのか。
それは…予告編観て余りにもバカっぽかったので「うわーハリウッドが東京を舞台に作るとアホのトンデモ作品になっちゃう、っていう例の系譜か!」とワクワクしたのでw
もー何だろうね、ネットで情報が何もかもダダ漏れてる21世紀になっても尚、ハリウッドさんの見せる「TOKYO」のトンデモ解釈が面白過ぎて毎回笑わせて貰えるわ!^^
あともう1つ本作鑑賞の決め手になった要素、それはアクション監督を「るろ剣」手掛けた谷垣賢治さんが担当された、とクレジットされていたから!
谷垣氏のアクションセンスが大好き!特に派手な殺陣アクションは何度見てもシビレる!!

さてー、そんな訳で映画冒頭からしばらく(港でのゴタゴタ辺り特に)、それからクライマックスのアクションシーンでもちらほらと一昔前に流行った「緊迫感を煽る為に敢えて手持ちカメラで撮影して不安定な視界を作る」技法が…だからソレはただ画面酔いして気持ち悪くなるだけだから止めろとあれ程^^;
アレやって許されるのは「ボーン・アイデンティティ」シリーズ位までだからね!もうあれから何年経ったと思ってんだよまさかの低予算か!

とにかく何処からどうツッコミ入れていいのか訳が分からなくなる程の「トンデモ」目白押し展開!笑う!笑うしかないっ!!
とりあえず手っ取り早く「東京」設定にはお笑いのツボが満載でw、先ず日本の空港(多分成田?)に到着すると空港の向こうに富士山がドッシリ映り込んでる。
渋谷スクランブル交差点~新宿のネオン、ロボットレストランだっけ?あの辺りとか謎の舞妓さん?芸妓さん?のド派手な舞いに和太鼓軍団そろい踏み。
そして首都高抜けると姫路城ドーン!姫路城の城下町?が何処の太秦だよ!状態の「お江戸でござる」仕様。なんだろうこの時代ごちゃ混ぜ感。
そもそもハリウッドさんて根本的に「侍」と「忍者」がごっちゃになってるんだよね。だから600年続く忍者軍団が姫路城に住んでる事になっちゃってるんだ(爆笑)
あとお城の車寄せ?辺りは岸和田城で撮影したらしいんですが、そこにドドーンと現われるのがなんと「ヒュンダイ」車。いやイマドキ国内でヒュンダイのロゴ探すの相当苦労すると思うけどね。て言うかコレは逆にヒュンダイ側がアメさんに「ヒュンダイは日本の代表的車メーカーですよ」という錯誤マーケティングしようという罠か!w

話の内容自体もねー、何と言うか誰にも感情移入出来ない…特に主人公に肩入れ出来ないからカタルシスを感じられないというのが一番痛い。
本作色んな人物の裏切りで二転三転する訳ですが、それもどーにもお粗末で安直な感じしかしない…そして謎の「3つの試練」、誰だよアレ考えついたヤツ!w
あとさー肝心のアクションなんですが…相当頑張ってるのは分かるんだけど、やっぱりもう1つだったなぁ。予告編で見られるバイクスタントのシーンはまあ良かった。けどアクション全般「侍ソードの殺陣アクション」なんですが、全体的に暗くてカットコマ割りで雰囲気は作ってるんだけど実際の動きがあんまよく分かんないのよね。
まあ要するに…「るろ剣」の役者さん達の身体能力が非常に高かったんだな、というのを本作観て改めて感心せざるを得ないのです。谷垣氏が求めるクオリティのアクションシーンを作るには相当の身体能力が必要なんですよね。敵も味方も両方共に。

と、まあそんなこんなで…ココで思いっきりオチバレしちゃいます!(以下、本作観る予定の方は…って今更ここまで読んでスルーもクソもないかw)

本タイトルにもなっている「漆黒のスネークアイズ」ですが、漆黒の忍者姿が本編通して最後の15秒位しか登場しません!!このタイトルなんなんですかと小一時間問いty
んー「こうして漆黒のスネークアイズが誕生したのでした。ちゃんちゃん」という事なんでしょうけどね。うんー。なんだろーめちゃモヤるー。
そもそも本作最大の失敗は(←あ、失敗って決めつけちゃってるw)「日本人ウケするメジャーネームが1人も出演していない」という事、でしょうなぁ!
だって自分もクレジット見て名前知ってるのイコ・ウワイスさんと石田えりさんの2人だけだったよ。イコ・ウワイスさんなんてガチアクション好きさんじゃないとなかなか名前覚えてる人いないんちゃうか?自分「ザ・レイド」が好きだったから名前知ってたけどさー^^;

まあでもね、こういう「アホアホTOKYO」たまに観るとそれはそれで味わいがあるのです。それにしても今年は「トンデモ映画」豊作の年だなぁ~!w
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【映画】「最後の決闘裁判」@44作目

2021年10月21日 | 映画感想
「最後の決闘裁判」

エリック・ジェイガー氏著のノンフィクション「決闘裁判 世界を変えた法廷スキャンダル」を実写映画化。メガホンを取ったのはリドリースコット。
14世紀のフランスで実際に起こった、法的に認められた最後の「決闘裁判」をミステリー仕立てに見せています。

あらすじ
中世のフランスで、騎士カルージュ(マット・デイモン)の妻マルグリット(ジョディ・カマー)が、夫の旧友であるル・グリ(アダム・ドライバー)から暴力を受けたと訴える。事件の目撃者がいない中、無実を主張したル・グリはカルージュと決闘によって決着をつける「決闘裁判」を行うことに。勝者は全てを手にするが、敗者は決闘で助かったとしても死罪となり、マルグリットはもし夫が負ければ自らも偽証の罪で火あぶりになる。(Yahoo!Movieから丸パク)

ぶっちゃけ…本作スルーしようかなーって思ってたんだけど、鑑賞した決め手は「キャスト」の良さ。
マット・デイモン×ベン・アフレックのコンビは出演だけでなく脚本にも参加していて(この2人本当に昔から仲良しよな♪)更にそこにSWシリーズでお馴染みアダム・ドライバーが加わって正に「役者は揃った!」と言わざるを得ない素晴らしい組み合わせ。
ちな↑上のあらすじには登場してないけどベンベンはピエール2世役(カルージュとル・グリの更に上司的立場)でめっちゃやーらしい目付きしてる。可愛いっ!!^^

話の構成が、先ずクライマックスの決闘裁判を始めるトコロから始まり、一旦話を戻して「何故決闘裁判に到ったのか」を見せるタイプ…コレが3つのチャプターに別れていて
1.カルージュ(マット・デイモン)から見たこの事件(に到るまでの過程)
2.ル・グリ(アダム・ドライバー)から見たこの事件
3.マルグリット(ジョディ・カマー)から見たこの事件
の順番に同じ出来事を繰り返し見せて行って、その後はALL俯瞰の立ち位置で法廷シーン→決闘シーンに進む、という構成になっていました。

まーだからね、まあ一番最初に見せるカルージュの視点の話が一番周辺の事とか色々雑多なトコロまで見せていて時間も掛かってる訳ですが、とりあえず3人が共有してる情報部分は同じシーンの繰り返しになる訳ですから正直ちょーっとダレる感はある。
いや、むしろこの3人繰り返しのシーンよりもその他のどーでもいい(コラコラ)カルージュの遠征の様子とかル・グリの放蕩っぷりはもーちょっとサラッと流してなるべく3人がそれぞれ情報共有してる部分にフィーチャーしても良かったんじゃないか?つーか簡単に言うとやっぱり上映時間長過ぎるんだよーリドリー・スコット作品ってさー(涙

個人的に面白いなぁーと思って観ていた部分があって。
先ず最初にカルージュの視点の本件が描かれている訳ですが、その時はル・グリは結構いいヤツに見えたんですよ。途中で仲違いみたいな形にはなるものの、それというのもル・グリの問題ではなく自分らの上司であるピエールがル・グリを物凄く買っててそれで明らかにル・グリが依怙贔屓されてる+自分がピエールに冷遇されているから、という風に観てるコチラには伝わってきたんです。要するにコレはカルージュがそう思って当時を過ごしていたから、という事なんですね。
それがチャプター2のル・グリ側からの視点の物語になるとちょーっと様子が違う。観てるコッチは「あれれ?なーんかさっきとキャラ違くね?」てなもんですよw
更に視点がマルグリットに移ると「イケメンだって持て囃されてるけど性格あかんヤツやん。それにうちの旦那も信用してないみたいだしさ」になる^^;
要するに同じ出来事なんだけど立場が違うと見える景色が違ってくる訳ですね。それをチャプターという形で観客に提示して来た訳です。なかなか面白い演出ですねコレは。

その後の法廷シーンになると、まあ~コレはフェミの皆さん怒り狂って爆発しそーな「中世のトンデモ常識」のオンパレードw
「女性は性交しても気持ち良くならないと妊娠しない」とか「強姦では妊娠しないと科学的に証明されてる!(ドヤァ)」とか笑っちゃうよーな台詞目白押し!
マルグリットに向かって「それでアナタはご主人とセックスして気持ち良かったんですか!?」とか真顔で聞いちゃってるんだよアホかとw
まあ、昔はそれだけ女性には人権もなければ完全に「夫の従属物」というモノ扱いだったんですよね。それから案外貞操観念もゆるっゆるっぽいし(苦笑)
「女の敵は女」って言うけど、本作も正にそんな感じのシーン出て来ます。姑まで「私も強姦されました!でも誰にも言わずにやり過ごしたのよ!」って言ってるし。
いやーそれは自慢にはならんのよー、て言うかきっとこの時代の女性は多かれ少なかれセクハラの被害に遭っていて、でもそんなの当たり前の事だし恥ずかしい事だから表立って世間に訴えるなんてしないのが暗黙のルールになっていたんだろうなと。だからこそこの裁判の話が今現在にまで語り継がれているのだろうと。

クライマックスの決闘シーンは、そりゃー「グラディエーター」撮ってる監督さんですもん迫力ない訳がないでしょーよー^^
手に汗握るって言うか、んもぉー痛そうで観ててコッチがムキーーー!ってなるわ←何だよコレw
それからさ…最後アダム・サンドラーの…モロ出てましたけど。まあモザイク掛けられてもモヤるけどさ^^;

と、まあそんなこんなで流石のリドリーおじさんなかなかの長尺ですが最後までグイグイと観客の吸引力も大した物でした。
何よりやっぱ出てる役者がいいと魅せるのよー。マット・デイモンとベンベンが共演するのって実は久し振りに観たけど、彼らって確か共同で映画の脚本プロジェクトだったか?立ち上げて活動していましたよね。アレはまだ続いてるのかな?これからも2人仲良く頑張ってねー♪^^
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【映画】「DUNE/デューン 砂の惑星」@43作目

2021年10月20日 | 映画感想
「DUNE/デューン 砂の惑星」

フランク・ハーバート氏によって1965年に発表された同名タイトルSF小説の実写映画化。原作未読です。
本作は過去に何度か映像化されているんですが、自分は1つも見たことがありません。噂によると設定が複雑で難解過ぎて映像化に向いていないと言われているとか…

あらすじ
人類が地球以外の惑星に移り住み宇宙帝国を築いた未来。皇帝の命により、抗老化作用のある秘薬「メランジ」が生産される砂の惑星デューンを統治することになったレト・アトレイデス公爵(オスカー・アイザック)は、妻ジェシカ(レベッカ・ファーガソン)、息子ポール(ティモシー・シャラメ)と共にデューンに乗り込む。しかし、メランジの採掘権を持つ宿敵ハルコンネン家と皇帝がたくらむ陰謀により、アトレイデス公爵は殺害されてしまう。逃げ延びたポールは原住民フレメンの中に身を隠し、やがて帝国に対して革命を決意する。(Yahoo!Movieから丸パク)

いや、割と分かり易く描かれてると思ったけどな!原作未読だからスクリーンからの情報だけで分かった気になってるだけの可能性も高いけどサw
次から次へとSFちっく用語がバンバンに登場するので若干戸惑いますが、会話から大体どういう意味なのかは分かりますし、人間相関図もそんなに入り組んではいないです。
そしてどうやら主人公の「ポール」には何やら特殊なパワー?や予知の才能があるようで(おかん譲りっぽい)、それはまだ完全には花開いていないけど多分今後成長していく段階でどーにかこーにかなっていくに違いない、という布石もあります。
そして話の内容的にもポリティカルサスペンスな側面が強く、それに謎のパワーに関するシーン、そして所謂派手な絵ヅラのファイトシーンという組み合わせ。
要するに「スター・ウォーズ」に非常に当たりが似てるなーという印象ですね。SWの方がもっとエンターテイメント性高いって言うかもーちょっとバカっぽいけど(ヲイ

と言う訳で、本作とりあえず何も始まっていません!いやこれからようやく何かが始まるという入口まで来て終わってる感じです^^;

とりあえず映像すげーわねー流石ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督だわぁー期待を裏切らないすんばらしい映像の数々!
そして主人公のポールがムダに優男で美青年過ぎるうぅっ!!それですんげー草食系に見えてめっちゃゴリッゴリの武闘派でやんの!接近戦強過ぎて吹くわ!w
それにしてもポールのフワフワパーマの髪の毛見ながらずぅーっと「うわー砂漠の砂でやられてパッサパサになりそう」って思ってた。あの髪型はあの星には合わんよ
あーそれから久し振りにハビエル・バルデム見たかもー。役が合い過ぎてwwwて言うか、本作配役が誰も彼もドンピシャですなあ!

と、こんな感じでSWシリーズ大大大好きな自分にはかなりいい感触の作品で…「また新たに楽しみなシリーズが始まったんだな!」とワクワクしたんですが、さっきwikiで調べたら何と本作シリーズ物ではなくて2作で完結のお話らしいと?え?マジで?こんな入り組んだ設定で本作でまだ何も始まってないのにもうあと1作で話完結すんの!?
いやいやいやいや、せめて三部作とかが尻の落ち着きがいいんぢゃない?本作で風呂敷広げたネタがあと1作で全部回収出来るの?マジで???

蛇足ではありますが…↑上にはバカっぽいとか書いちゃったけど、やっぱ今んとこ本作よりSWの方が好きかなー。本作ずーっとシリアスじゃないですか。まあシリアスでもいいんだけどさー何かちょこっとクスリとさせられるような、ちょっとホッとさせられるような「スパイス」がやっぱり欲しいんですよねー^^;
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THE RISCO(ザ・リスコ)

2021年10月14日 | グルメ


【THE RISCO(ザ・リスコ)】
  名古屋市中区平和1-16-6 TEL:052-332-3730

ぷち飯ネタ。
うちから割と近くにあるハンバーガー屋さん。何度か行ってるんだけど今までネタにして来なかった。外観撮影した事がなかったから^^;
今回、友達と3人でランチ目的で来て、初めて外観撮影したので折角だからBLOGネタにしようかなーっと。



場所は金山駅から大津通を栄方面に北上して東別院の近く、大津通の東沿い。小さな店なので見逃さないよーにしてね!
店の前に↑こんな可愛い標識看板も立ってるよー😊



緊急事態宣言解除になったからようやく昼からお店でビールも飲めるぅぅぅー!(大歓喜)

このお店、ハンバーガーメインのカフェだけあってハンバーガーのメニューめっちゃ豊富。
グランドメニュー観るとベースのバーガーからソース、トッピングを完全カスタマイズ出来る模様。
勿論オススメの組み合わせでお店がメニューをちゃんと用意してくれています。更にランチタイムはちょっとお値打ちセットになっているの♪
ハンバーガー以外にもロコモコとかタコライスみたいなお食事メニューからおつまみ系単品もあります。パンがお嫌いな人でもちゃんと楽しめるから安心だよーん。



さて、今回私が注文したのは「チリミートチーズバーガー」
ハンバーガーで肉盛りなのに更にそこにチリミートとチーズON。チリミートがどんだけ辛いのか?と心配だったけど(←ウソ付けお前辛いの大好きBBAやろw)
チーズと絡まって絶妙ハーモニ~♪ハンバーグの肉々しさとピリ辛ミートに濃厚チーズでいい感じにバランス取れてるぅ~😊



せっかくなのでSNS用に友達が注文したバーガーも入るようにして撮影しておきました。
自分で言うのもアレだけどさ、長年顔出しNGのブツ撮りしまくってるから絶対に自分と友達の顔が入らないよーに撮影する技術が年々上がっている気がするっ!w
因みにグランドメニューだとバーガーの付け合わせが「ポテト+サラダ」だそうですが、ランチはお値打ちになる代わりに「ポテトかサラダの選択」になるそーです。
そしてポテトは無料で大盛りに出来ます!当然ですが自分は大盛りにしましたよ当たり前ぢゃないか♪
友達が2人共「サラダチョイス」にしたので敢えて私はポテトをチョイスしました。
何故ならポテトがないとケチャップで「The Risco」のプレートメッセージを書いて貰えないからです。やっぱ「映え」考えたらコレはMUSTだよねー😊
…という訳で、意識高い系女子ばっかりでこの店にランチに来ると全員サラダチョイスしちゃうかもしれないので、ココは要注意ポイントですよ!

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久し振りの「おまけ画像」で「ニラオの近況」です。

御年12歳のニラオですが相変わらずお元気いっぱいです。
そもそもこの鳥種は平均寿命が15~20年と言われているので(ネットで検索すると多少前後しますが大体平均的に)若干「歳食って来たなぁ~」感はありますがw

通常鳥カゴから出すと先ずウ○コさせて、その後はリビングのソファーに載せているんですが(飛ばないように躾けてあるのでソファーからは基本下りない)
私がスマホに電話が掛かってきて席を外し、旦那がトイレに行ってしまいソファーでボッチ状態になってしまったので自力で床に下りた模様。
そしてリビングからトボトボと歩いてトイレの前で旦那が出て来るのを待っている画像が↑コレですw
何故トイレに旦那が居ると分かったのかと言うと、旦那がトイレの中で咳払いをしたから…鳥ってかなり頭いいですよ。
人の言葉覚えて喋るし遊んで貰えないと癇癪起こして嫌がらせして来たりしますよ。旦那が歌い出すと一緒に歌ったりしてますし、本当に幼児並みの知能あると思うわ
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【映画】「プリズナーズ・オブ・ゴーストランド」@42作目

2021年10月13日 | 映画感想
「プリズーナズ・オブ・ゴーストランド」

園子温監督のハリウッドデビュー作だそうだ。因みに自分園子温監督作品1つも観てないんじゃないかな…気になって今Wikiで調べてみたら確かに1作も観てねーわ💦
ギリ観たのがTVドラマの「時効警察」だけだなー。園子温監督ごめんにゃー!という訳で、自分にとっては園子温監督本作にてデビューです!
そして主演は大大大好きニコたんこと「ニコラス・ケイジ」、久し振りにニコたんスクリーンで観たわぁーここんとこずっとひっそりインディーズの人だったよねー^^;
…あ、もしかして本作もインディーズ的扱い?だったりする?(ドキドキ

あらすじ
プロの犯罪者として名をとどろかせるものの、銀行強盗にしくじってしまったヒーロー(ニコラス・ケイジ)。裏社会を牛耳るガバナーに失敗を責められた彼は、ガバナーのもとから逃げ出した女(ソフィア・ブテラ)を連れ戻すことを命じられる。特殊なボディスーツを着用して女を探すうちに、ヒーローはゴーストランドという町にたどり着く。東洋と西洋の文化が混じり合う、暴力に満ちた町で、彼は女に関する手掛りを追う。(Yahoo!Movieから丸パク)

えーと、先ず本作を鑑賞した大きな理由として(え?ニコたんが好きだからだったんぢゃねーの?)友達が「趣味の映画エキストラ活動」をしていましてね、本作にもエキストラで出演している、しかも今まではその他大勢の米粒扱いだったのが本作では割とはっきり顔が映ってて(しかも2シーンも!)演技してる感じが観られるんだよー!というアナウンスを頂いたからなのです。
正直言うと全く本作ノーマークだったので、友達から連絡が来なかったら多分公開されていた事すら気付かずに完全スルーだったと思われ(苦笑)

さーて。そんな訳で本作の事について書かなければいけないのか…(ふぅー) ←ナニコレ

まあ、上のあらすじ読んで何となく想像付くと思うけど、コレは何処かのパラレルワールドのお話で、そこは日本の江戸時代の遊郭や花街とマカロニウエスタンが融合したような不思議ちゃん世界で、花魁と刀振り回してる侍と拳銃やら猟銃バンバン撃ちまくってるならず者アメ公が共存共栄している場所なのDEATH☆
もうね、なんて言うかなぁ~…「欧米人って日本の事こういう風に勘違いしてるよね?」っていうのをわざわざ日本から発信してあげてるってヤツか。発信するなや(ボソ

で、話も最初何が起こってるのかよく分かんなくて、まあそういうパターンって往々にしてあるからずーっと観ていけばその内腹に落ちるんだろーなと思って観てたんだけど、いつまで経っても全然頭に入って来ないって言うか何がどーなってんだかなかなか理解出来なくて、多分最終的に自分は本作の意図が理解出来ずに終わってると思う(苦笑)
あー勿論何やってんだか大体の事は勿論理解してるんですけど、それが…「で?っていう~」みたいな感想しか出て来ないっつーか。何て言えばいいんだコリャー^^;
まあ簡単に言えばニコたんはダークヒーローなんだわね。んで色々条件付きでガバナーの命令でオンナ探しさせられてるんだけど探しに行って辿り着いたのが「ゴーストランド」というどうやら死者(幽霊)の街?で、この街に辿り着くと二度と元には戻れないという設定らしいけどいとも簡単に脱出出来てしまう(コラコラ
ゴーストランドに迷い込んでいたオンナは別に死んでた訳じゃなくいのでサクッとニコたんと一緒に元居た街に戻れる。…で?っていうw

なんか、アングラでカオスでインディーズ系好きヲタでB級でもC級でもなく「Z級」マニアがコソッと鑑賞して「なぁなぁ、こーいう映画知ってるぅ?」って自慢する、的な。
それ以外にほぼ需要ないと思いますマジで。全然誰にもお勧め出来ないんだもんお勧めポイントが1つもないんだもんどーすればいいんだろう!
敢えて言うなら「ニコたんさえ観られれば何でもいい!」という人向けかなー?

なんか色々ピントずれててさ、その嘘くさい日本の花街っぽさもそーだし謎のコスプレデコトラ軍団とか(未だにどういう立ち位置のキャラなのか分かってないし!)
あ、そうそうゴーストランドで何故か人にマネキンを被せるお仕事をしている(これもどういう意図かイマイチ不明)のが栗原類君。彼の出番は割と多い!
そして…ニコたんに色々無理難題を押し付けていて(苦笑)、それを粛々とこなしているニコたんを愛でる、という作業が本作の一番の見所なのかもしれません。
先ずフンドシ一丁にさせて、そしてカッコイイ車で颯爽と出掛けていく…かと思いきや何故かママチャリに乗り換えてママチャリで疾走させる(この演出もイミフ)
その後が凄くていきなりニコたんの片タマ(片キンとも?)吹っ飛ばすからねっ!アレには流石に笑ったなぁ~w
んで、何かっちゃーニコたんは気を失って夢オチして行く感じ?でもその夢シーン(回想シーン?)と現実舞台が全然噛み合ってないつーか、まあつまんないんだな(ヲイ~

んー、あと気になった点いくつか挙げておくか…
・ゴーストランドで何故か急にミュージカルチックになって歌って踊ってが始まったり…コレは昔北野武監督の「座頭市」で観た演出に似てるな。オマージュなのか?
・アクションシーン、しかも殺陣シーン割と多め(コレは個人的には良き♪)、ヤスジロウがなかなかいい動きしてたな!演者さん全く知らない方だったけどー。
・スージーが突然機関銃ぶっ放し始めたのは何故?全然意味分かんなかった。それから彼女ってちょっとだけ「眞子様」に顔が似てない?^^;
・「時が動き出すと爆発する」という意味と意図が最後まで分からなかった。結局時計台爆発してるけど皆んなHAPPYっぽいよね?どゆこと?
・核ネタ放り込んでるけど「フクシマ」をセリフに入れる必要はあったのか?いつまでも「フクシマ=核の街」というネガキャンにしかなっていないような(不愉快です)

…と、まあ、こんなトコロかな。
正直に言おう。多分来週末辺りには本作の内容をすっかり忘れていると思う!それくらい何も心に残らないあかんやつだった!!

あ、あと1つだけ…その、本作を紹介してくれた「2ヶ所顔出しで出演してた」というエキストラ活動の友達はちゃんとバッチリ視認出来ました!ヨカッタヨカッタ♪
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ムーミンコミックス展[MOOMIN COMICSTRIPS EXHIBITION]@名古屋市博物館

2021年10月09日 | ライブ・イベント・映画


【ムーミンコミックス展 MOOMIN COMICSTRIPS EXHIBITION@名古屋市博物館】
現在(2021年9月11日~11月14日)名古屋市博物館で開催中の「ムーミンコミックス展」を観に行って来ました。
ムーミンはイギリスの新聞「イブニング・ニュース」紙で20数年間に渡り連載されたコミックスですが、本展ではそのイブニング・ニュース紙掲載時の原画や下描き、キャラクターデザイン、習作など日本未公開のモノを含め大量に展示されていて話題になっています。
元々本展は観に行く予定をしていたものの何となくボーッとしていて重たい腰が上がらなかったんですが(苦笑)、先日ムーミンの作者「トーベ・ヤンソン」の半生を描いた映画を観に行って「そーいえば未だムーミン展観に行ってなかったな」と思い出してようやく行って来た次第^^;



入口横のポスターにもなってる絵のパネル前は記念撮影スポットとして大賑わいでした。
イマドキの女子ってピースとかわざとらしいポーズあんま取らないのね。て言うかわざと視線をカメラから外してなんとなく横向きでフラーッとしてる感じ演出してた。
お母さんがスマホ構えてて「はいチーズ!」「ちょっとコッチ見てー」とか言ってるんだけど娘さんが『もー!自然な感じに撮ってよー』とブータレてて笑ったワw

上にも書いたけど「トーベ・ヤンソンの半生を描いた映画」を先に観てから本展に来たのですが、正直この順番で良かったなーと思った。
映画の劇中にもほんの少しだけトーベの弟「ラルス・ヤンソン」と一緒にコミック原稿を描いているシーンが登場しますが、本展覧会でもトーベの弟ラルス氏についてかなりフィーチャーしていて展覧会の前半はトーベパート、後半はラルスパート、という感じの構成になっていました。
と言うか、よくよく展覧会を見学していると分かると思いますが、確かにムーミンの作者と言えば「トーベ・ヤンソン」なんですが、少なくとも新聞のコミックスに特化して言うと実際はトーベが描いていた期間よりも弟のラルスが1人でムーミンを描いていた期間の方がずっと長いんですよね。
元の「ムーミントロール」のアイディアは確かにトーベなんだけど、彼女の画風・作風はしっかりラルスにも受け継がれており、むしろ新聞掲載の話のネタは途中からほぼラルス1人で担っていたようなのでトーベのムーミンでもありラルスのムーミンでもあったのだ、という認識でいるべきかと思われます。(例えばトーベ時代からムーミンの話はほとんどが1コマ目はムーミンの丸いお尻の絵から始まるのですが、それはラルスもしっかり引き継いでいました)

という訳で、本展ではトーベの原画やスケッチだけでなく、ラルスの原画がかなり沢山展示されており(むしろ量的にはトーベよりもラルスの作品の方が多かったです)、尚且つ日本で現在までに発売されているコミックス等に未掲載・未翻訳の貴重なコミックス原画などもいくつか初展示されていて非常に貴重なモノが観られる、ムーミンファンのみならずあまねく楽しめる展覧会だったと思います。

まあでも…トーベはコミックス原稿を作る際に事前に話に登場するキャラクターのデザインや背景、登場するグッズや設定などをかなり細かくスケッチしていて(更に原稿の下描き段階でかなり作り込んでいる)、そのスケッチが感動モノなのよ…1つ1つの小物のデザインからしてすんごいステキなの!!
キャラクターが着てるお洋服だとか靴やお帽子なんかもかなり細かく描き込みしててさ、それがどれもこれもめちゃツボる!北欧雑貨好きさん悶絶必至!!
それからコミックスじゃなくて小説の方の挿絵原稿もいくつか展示されてたんだけど…コミックスの下絵もそうだけどトーベの絵の特徴、モノクロで線を重ねて影の陰影を出したりモノの質感を出す手法がふんだんに使われていて、それが繊細で独特の空気感を出していて本当にステキ♪
ただ、新聞掲載時は輪転機に掛けてインクで印刷すると繊細な線の重なりが潰れてしまって見難くなるので、敢えてシンプルで単純な線画にするように心掛けていたそうです。
そういう描画タッチの違い等も展覧会で見比べる事も出来て、非常に興味深い展示になっていたと思います。

 

展覧会の最後に「記念撮影ブース」が用意されていました。
最近ってSNS用?だと思うけど、展覧会に会場内・または外に記念撮影用スポットを作ってるパターン非常に多いですね。

さて、この「記念撮影ブース」を抜けると、本展覧会専用グッズ売り場がある訳ですが、流石のムーミン展だけあってグッズの量が半端ない!
しかもさーこれもあるあるだけど元々グッズがあるキャラクター等のイベントって「本イベントのみの限定販売グッズ」って作るじゃない?その「展覧会限定発売グッズ」の種類が大量なんすよ!多過ぎて全部精査しようと思うと展覧会の展示見てる時間と同じ位掛かるんぢゃねーか、と(苦笑)
更に小憎らしい事に…フツー美術館でやるこの手のイベントってさ、展覧会自体を観なくても(入場券買わなくても)グッズだけ買えたりするじゃん?ミュージアムショップだけは無料で入れるようになってるケース多いと思うんだけど…本展、グッズ売り場が入場券を買っていないと入れない場所にあるので、後になって「やっぱり買っておけばよかった!」と思っても、またもう一度入場券を買わないとグッズを買い足す事が出来ないという地獄…orz

さてグチも長くなりましたが(苦笑)、そんなこんなで自分が買った「展覧会限定グッズ」



ま、ピンバッチコレクターなので当然ピンバッチは買いますよ!全4種類。ピンの台紙も可愛い!



コレもピンバッチなんだけどちょっと変わっていて…革製のピンバッチなんですよ!(全2種類)



そして…コレは「箸置き」(全3種)
最初はピンだけでいいかーと思ったけど、ふと目に付いて可愛かったから思わず買っちゃった!
それにしても、ムーミングッズって元々割とお高めな印象だけどサ、本当にちょこっと手に取っただけで軽く悲鳴が出そうになる位何もかもお高いのよね…
ちなこのピンバッチと箸置き数点買っただけでお会計7000円弱も取られたのよ!(涙)
本当は展覧会オリジナルTシャツとかも売っててマジで欲しかったけど、もう何を手に取っても1万円超えちゃうの!そんなに無駄遣い出来ないしっ!!

…って、実はー、「お会計69○×円です」て言われて一瞬「えっ!」ってなって…とっさに旦那の家族カード(決済は旦那の小遣い口座)切っちゃったよウヘヘw
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【映画】「TOVE/トーベ」@41作目

2021年10月08日 | 映画感想
「TOVE/トーベ」

ムーミンシリーズの作者「トーベ・ヤンソン」の半生を描いた作品。
まあ、ムーミンを嫌いな女子はまずいない、いやむしろ女子ならほぼ漏れなくムーミン好きよね♪という訳で館内の客9割女性でした~w

あらすじ
1944年、第2次世界大戦末期のフィンランド。トーベ・ヤンソン(アルマ・ポウスティ)は防空壕で子供たちに語った物語から、ムーミンの世界を創り出していく。ヘルシンキにあるアトリエで暮らし始めた彼女は、自身の芸術性と美術界の潮流にギャップを感じていたが、恋をしたり、パーティーを楽しんだりしていた。ある日、彼女は舞台監督のヴィヴィカ・バンドレル(クリスタ・コソネン)に出会う。(Yahoo!Movieから丸パク)

トーベ・ヤンソンはフィンランド人で、本作もフィンランドとスウェーデンの合作なので監督さんから役者さんもみんなアチラの国の方々で。まあ知ってる人はいないわねーw
それよりもね、恥を忍んで申し上げますが…自分トーベ・ヤンソンってずっと男の人だと思ってたよマジで(滝汗)なんとなく「トーベ」って名前の語感が男性っぽくない?
作品には興味があるけどその作者には全く興味がなかったから今まで積極的に調べようとした事がなかったんだー無知でごめんなさいぃーーー(号泣

という訳で、話は第二次世界大戦末期から始まって彼女がムーミンを世に出して人気作家になるトコロまでを見せているんですが…何というか、ムーミンシリーズの牧歌的な作風に比べてそれを生み出した作者ご本人が想像以上に破天荒キャラで驚きましたわ^^;
映画冒頭から思いっきり堂々と不倫しまくっていてw、しかも自分から積極的に既婚男性にすり寄って行ってるからね!奥さん?え?なにソレ美味しいの?レベルっすよw
更に市長の娘(既婚)「ヴィヴィカ」と出会って、ヴィヴィカから粉掛けられてまんまとベッドイン。おーうジェンダフリーなんすねー。

と、まあ彼女と彼女の周囲の余りにも奔放な性癖シーンが結構な尺で語られているので「まあ!ムーミンの作者さんのお話?うふふ♪」気分で家族総出で観に行くととんでもなく気まずい空気が流れる事請け合いです。少なくともお子さん連れて観に行くのは絶対にオススメしないので要注意です^^;

さて、やってる事は基本クズの極みなんですが(コラコラ)「ヴィヴィカ」というファム・ファタールと出会った事で彼女に深く影響を受ける様子が見て取れます。
ヴィヴィカを竜になぞらえて語るシーンが何度か登場しますが、竜の存在と定義がトーベの中でかなり影響と刺激を受けているようでしたし、ムーミンの中に登場するキャラクター、例えば自分達だけにしか伝わらない不思議な言葉を話す2人組「トフスランとビフスラン」等もヴィヴィカとの逢瀬の中で生まれたキャラクターのようでした。
それからムーミンの小説を読んだ事がある人なら思うトコロだと思いますが、子供の頃に読んだ時には余りピンと来ていなかったんだけど大人になってから思い返すとムーミンシリーズって結構哲学的な事を語るシーン多いんですよね。それらもきっとヴィヴィカとの関係の中で生まれたセリフだったのではないかと思いました。

後、トーベと父親との確執についても触れていて…トーベの父親は高名な彫刻家だったそうで非常に厳格な人物でトーベとは相性が余りよろしくなかったようです。
父親が厳格過ぎたからトーベは逆に振り切っちゃったって事なのかなー?と思わずにいられないんですがw、映画冒頭でムーミントロールの落書きをしているトーベに対して「こんな下らないモノ描いてないで油絵ちゃんと描け」と言って険悪になるシーンがあります。
父親としてはあくまでもトーベが画家として立ってくれる事を願っていたのでしょう。でも当時にしてはちょっと進歩的過ぎたトーベの感性は画壇でなかなか認めて貰えず、彼女は結局「制作の間の息抜き」気分で描いていたムーミントロールの方で皮肉にも売れて行きます。
ですが、ムーミンの人気が出てヴィヴィカと共作で舞台劇にして公演すると両親連れ立って舞台を観に来たり、時々はトーベを心配してアパートに訪ねたりしていました。
最期まで分かり合えなかった、「画家になれなかった」事がコンプレックスだったトーベに父親は死後愛の溢れた贈り物を残していて、このシーンは本当にジーンと来ました。

奔放で自由で、だけど繊細だったトーベ・ヤンソンの若き日の様子を描いている作品で、ムーミン誕生秘話や余り世間で知られていなかったムーミントリビアが観られるのではないかと期待して観に行くととんでもない肩透かし食らっちゃいそうなんですが(苦笑)、「トーベ・ヤンソン」という人があの時代に余りにも破天荒な考え方と生き方をしていたのだと知れて本当に意外だったし、本作を観てトーベ・ヤンソンという人となりに少し触れた事でもう一度ムーミンシリーズを久し振りに読み直してみると、今までとはまた違った見方が出来るんじゃないだろうか、と思わされましたね。

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ところでー、映画とは関係ないんだけどね、コロナ禍の前(2019年)にフィンランド行ったんだよー。オーロラ目的でネ(ヘルシンキ、ロバニエミ、サーリセルカに滞在)
ロバニエミにサンタクロース村ってのがあって、そこに冬季に「MOOMIN SNOWCASTLE」て施設が出来るんですよ。



↑ インスタにUPした画像そのまま流用して載せたった!

要するに「札幌雪まつり@ムーミン谷会場」みたいな感じ♪
ムーミン好きさんにはオススメしますがフィンランドって物価クッソ高いのなー。入園料が大人30€-も取るんだぜ。正直入園料の元が取れるかは微妙なライン…
て言うか、フィンランド行った事ある人なら皆さん思われるでしょうが、国中何処行ってもムーミンまみれですなぁ。フィンランド全力でムーミンに乗っかってますw
そもそもヘルシンキの空港内もムーミンショップの尺デカイしなー。はぁーでもフィンランドいい国だったんだよーまた行きたいなぁーーー
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【映画】「クーリエ:最高機密の運び屋」@40作目

2021年10月07日 | 映画感想
「クーリエ:最高機密の運び屋」

1960年代、米ソ冷戦時代の「キューバ危機」を食い止める為に裏で動いていたスパイ達のお話。実話ベースだそうです。
米英側スパイになっていたのが何とド素人のサラリーマンだった、という物凄いお話…いやだからコレ実話なのよね?^^;

あらすじ
1962年10月。ソ連がキューバに核ミサイル基地を建設していることが明るみになり、対立状態にあったアメリカとソ連は衝突寸前に陥る。このキューバ危機を回避するために、アメリカ中央情報局CIAとイギリス情報局秘密情報部MI6はスパイの経験など皆無だったイギリス人セールスマンのグレヴィル・ウィン(ベネディクト・カンバーバッチ)にある諜報活動を依頼する。それはモスクワに飛びソ連軍参謀本部情報総局GRUの高官と接触を重ね、彼から得た機密情報を西側に持ち帰るというものだった(Yahoo!Movieから丸パク)

ちょうど今現在「007」の新作が公開中なのでネタが微妙に被ってる感が無きにしも非ずな訳ですが…蓋を開ければまるで様相が違います。
実際のスパイはあんな格好良くないし華々しくないし派手にドンチャカしないし…静かに、ひっそりと、闇に隠れてコソコソしているものなのです。
それにしても第三次世界大戦が今正に幕を開けようかというとてつもない重要な局面での情報戦をやり取りさせるのにまさかド素人のリーマンをリクルートしますかね!?
いや「しますかね!?」じゃなくて本当にしてたんだ、というのが驚き以外のナニモノでもない訳です。それでもって本当に正義感だけでこの命懸けのスパイ活動に足突っ込んで、いや首までドップリ浸かっちゃった「グレヴィル・ウィン」という人にも本当に驚かされました。

スパイとしての遣り取りでハラハラさせる話なのかと思いきや、まあそれはそれでハラハラドキドキではあるものの…むしろ本作のキモは「敵のスパイ同士でありながらお互いの人柄に惚れて【男の友情】にまで昇華させていった」という部分だろうと思います。
ソ連側の内通者「オレグ・ペンコフスキー」は元々軍の幹部でおよそスパイとは無縁、いや真逆の立場の人間だったんだけど時のソ連最高指導者「フルシチョフ」の直情的な性格を危惧していて「コイツマジで核ミサイルのボタンを勢いで押しかねないヤベーヤツ」てな感じで、ソ連からアメリカに戦争をいつ仕掛けてもおかしくない状況を何とかしなければ、核戦争だけは回避させなければ、という正義感の一心で内通者となったらしいのです。
オレグの「世界を平和にしたい」という純粋な気持ちを知ったグレヴィルは心打たれて、またオレグの気持ちに応えようとド素人でありながら懸命にスパイ活動をこなすグレヴィルの姿にオレグもまた心開いてお互いが次第に深く信頼し合うようになっていきます。
お互いの家族とも交流し合う様子等も出て来ますが、グレヴィルがオレグの家族と会った際に「外国人と家族が交流するという事がないので…(上手くコミュニケーション取れなくてごめんね)」と申し訳なさそうに話すオレグに優しく「いいんだよー」と語るグレヴィルの、その2人の姿に「ああ、いい友人関係なんだなー」と思わされました。

話はいよいよキューバにソ連の核ミサイルが…という時局になって遂にスパイである事がバレて2人ともとっ捕まってしまうのですが、捕まってからのベネディクト・カンバーバッチの迫真の演技がもうとにかく凄くて!頭丸坊主にされて全裸にされて粗末な囚人服とロクに暖房もない汚い独房、粗末な食事と拷問にも近い取り調べの日々でどんどんやつれて表情がなくなり目が死んでいく…それをこの人は本当に何ヶ月もこの仕打ちにあっていたのではないか?と錯覚させられる程の鬼気迫る姿で演じていました。
実際役作りの為に体重を10kg落として臨んだそうで、最後の方とかゲッソリ痩せて頬もコケて凄まじい姿になっていました。正に「役者魂」を見せ付けられましたね。
そしてオレグを演じた「メラーブ・ニニッゼ」さんもまた素晴らしい演技でした。クライマックスで取り調べ室で2人が引き合わされるシーンがあるのですが、やはりゲッソリと痩せたオレグが「鏡を見てないから自分の姿が分からないんだよ」と語るオレグの姿に涙がこみ上げて来てしまいましたよ。
あのシーンの2人の姿には本当に心打たれる思いでした。映画なのに、演技なのに、本当に真の男の友情を間近で眺めているような、そんな気持ちになりました。

正直、「スパイ物」って考えると地味~な展開の話なんですが、でもコレが事実なんだからしゃーない^^;
でもそこじゃないんだよーコレは「あの状況下にあってお互いを最後まで信頼し合った男の真の友情の話なんだ」と思って観ると、しみじみと感じ入る物があるのですわー!
あ、それからね、グレヴィルがとっ捕まって家族に「実はお宅のご主人スパイだったんすわー」という話をしに行くシーンがあるんですが、それまでグレヴィルの不審な様子を見て「コイツまた浮気してやがるんぢゃねーのか(グレヴィルは浮気の前科アリ)」と疑っていた奥さんがいの一番に「ああ!私あの人に謝らなくっちゃ!てっきり浮気を疑っていたのに!」って動揺するんだけど、奥さんを演じていた「ジェシー・バックリー」さんがまたいい演技するんですわー。彼女の事全然記憶になくてちょっとフィルモグラフィを調べてみたら「ジュディ 虹の彼方に」とか「ドクター・ドリトル」に出てたんだな…自分両方共観てるのにー!><

ハラハラドキドキのスパイ大作戦を楽しみたい人にはちょーっと物足らなく感じるかもしれないけれど、肉厚な人間ドラマをいい役者の演技で観たい人にはお勧め出来ます!
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HOTEL de お泊まり女子会@名古屋マリオットアソシアホテル

2021年10月03日 | 旅・おでかけ
9月末で全国の緊急事態宣言が解除になりましたね!
…という話が9月中旬位にはニュースでもガンガン報道され始めて、その辺りからアチコチの友達グループで「10月になったら飲み会しよ~♪」というお誘いLINEが😊
で、その中の1つで小学校からのガチ幼馴染みH嬢から「どーせ緊急事態宣言解除って言ってもまだしばらくは時短営業とかでのんびりガッツリ飲める状態じゃないでしょ?だったらいっそちょっといいホテルでお泊まりして飲み明かさなーい?」という提案が。

という訳で、今回は「HOTEL de お泊まり女子会」しちゃいましたー!パチパチ~👏



部屋広ーい!
て言うか、スタンダードツイン予約したそうだけどデラックスツインにアップグレードされてた。有難い~♪
あ、ホテルはタイトルにも書いていますが「名古屋マリオットアソシアホテル」場所は名古屋駅JRツインタワーです。



部屋の反対側からも別アングルで撮影したった!

今回何故H嬢がこういう提案をしてきたのかと言うと、H嬢がマリオットのクラブ会員らしくて専用ラウンジでアフタヌーンティー、それからカクテルサービス(おつまみ)の提供(当然だけどアフタヌーンティーもカクテルサービスも酒類飲み放題付)、そして朝食ビュッフェ、プール&ジムとスパも無料で利用出来る、更に16時迄のレイトチェックアウトが付いて超お値打ちに泊まれるそうで。

いやぁー金持ちの友達って有難いわ!(切実)

ちな友達はこのコロナ禍以降、友達と飲み会が出来なくなった鬱憤を晴らす為に今まで月2回ペースでお一人様でこのホテルに泊まっていたらしい。
「気に入ったならまた誘うよ!」『嬉しいありがとう!でも月2ペースは絶対にムリ!私そこまで金持ってねーわw』「あはは!じゃあ次回は違うホテル行こうよ」



ホテルのルームキー↑
部屋の入口横にカードを入れるスロットがあって、それが部屋の電源になっているタイプ。
でもさーこのタイプって他の…どっかのショップカードとかでも通用しちゃうから電源入れっぱで外出出来ちゃうよねー^^;



チェックインして部屋に荷物置いてラフな格好に着替えたら(友達が。自分は元々ラフな格好なのでそのままw)ラウンジに行ってアフタヌーンティーサービスを頂く。
ラウンジはフロントがあるのと同じ15階にあるんだけど、H嬢曰く「36階にもラウンジがあって、そっちの方がサービスがいいからいつもは36階に行く」そうなんだけど、この日は客の数が少ないから?なのか36階のラウンジはクローズしていて15階のみのOPENだった。
H嬢によると、15階はおつまみの提供が1回だけしかないんだけど、36階のラウンジ行くとお代わりし放題になっているんだそうだ。いやそんなに食えねーって^^;

そして飲み物はソフトドリンクから酒はビール、焼酎、日本酒、梅酒、ワイン、シャンパン、ウイスキー、ブランデー、カクテル用リキュール何でもござれ。
勿論何を何倍飲んでもOK!素晴らしい~。ちな画像に写ってる赤ワインは「Taylors(テイラーズ)」のポートワイン。私ポルトガル行った時にポルトにあるTaylorsのワイナリーまで行ってワインツアーに参加したのよーう!楽しかったなぁ~また行きたいよーう!!



一旦部屋に戻ってから「夜ご飯食べる前に風呂入ってサッパリしておきたくない?」って話になってスパまで来ました。画像はスパの更衣室。
他にゲストが居なかったから撮影したけどホントはダメだろうごめんなさい💦
スパからプールも覗けるんだけどさ、プールにもお風呂の方にも結構ご年配の方がいらっしゃるのね。H嬢によると「このホテルのフィットネス会員だよー」だそうで。
お品のよろしいご年配の方が多いそうだ。なんでも入会するのに200万位掛かる+年会費2~30万?取られるんだそーだ。ひえぇぇぇ(怖)



スパから戻って来たらちょうど日が落ちる時間だった…キレイだな♪
あ、部屋はちょうど名古屋駅の西口側に面していた。ホテル建物が円形になっているのでもしかしたらお気に入りの方角があったらリクエスト出来るのかもしれないわね。



さて、スパで汗流して多少胃袋に余裕が出来たのでまたラウンジに戻って今度はカクテルサービスを頂く。
因みにアフタヌーンティーサービスは15時~17時迄、その後のカクテルサービスは17時半~21時迄だそうだ。(今後時短営業解除になったらまた時間が変わるかも)
ホットメニューは1度きりのサーブだけどコールドメニューは何度でも取り放題になっているようでした。
とりあえず風呂入ったらアルコール抜けちゃうのでココでもガンガンにお代わりしまくる!シャンパンからビール、ワインをジャブジャブに飲み倒す!



そして部屋に戻ってきてまだ飲む!とりあえず持ち込んだビール飲んで(冷蔵庫内に酒入ってるけど超高いのでw)



そしてやはり持ち込んだワインとおつまみも行く!あ、後ろに友達の足が写ってるわすまん^^;
ちな、これ全部飲み干してもまだ足りず、結局冷蔵庫に入ってたワインの小瓶2本追加で取り出して飲んだというね。ホントどんだけ飲むんだ私達w



翌朝~「パーゴラ」で朝食ビュッフェ
色々あって、H嬢のオススメは「ひつまぶし」だったんだけど、いやー流石にそこまでヘヴィ~なもんは取れなかったわー(滝汗)
あ、このオムレツは「シラスとネギ入り+八丁味噌ソース」多分名古屋限定メニューだろーよw

ところで、この後午後4時まで部屋が使えるのでH嬢は朝ご飯時に「一旦部屋戻ってまったり休憩したらプール行こう!昨日からダラダラ食い過ぎてるわ私達!」との事だったのですが…どうやらH嬢の体調がイマイチだったのか朝ご飯食べ終わった頃から「気持ち悪い」と言い出して←完全な二日酔いですありがとうございますw
そのまま部屋でベッドとトイレの往復を繰り返すハメに…え?私?全然元気だよー二日酔いなんてなる訳ねーじゃーん😊

H嬢、お気の毒でした。でも夕方まで部屋でまったりダラダラ過ごせて私の方は超極楽~そりゃー太るよねーあははははー💦
たまにはこういうリッチな気分になれる「お泊まり女子会」もいいなーと思いました。それにしても金の臭いしかしない高級ホテル…本当に金持ちの友達って大切ぅ!!
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【映画】「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(NO TIME TO DIE)」@39作目

2021年10月01日 | 映画感想
「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(NO TIME TO DIE)」

ようやくだよーう!コロナのせいで1年以上公開延期になっていたダニエル・クレイグのボンド最終章!
この日を本当に本当に待ち望んでおりましたわ!!

あらすじ
諜報員の仕事から離れて、リタイア後の生活の場をジャマイカに移した007ことジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、平穏な毎日を過ごしていた。ある日、旧友のCIAエージェント、フェリックス・ライターが訪ねてくる。彼から誘拐された科学者の救出を頼まれたボンドは、そのミッションを引き受ける。(Yahoo!Movieから丸パク)

自分の記憶だと元々は前作の「スペクター」でダニエル・クレイグはボンド降板する、という話だったと思ってたんすけど、本作が本当のLASTだそうです。
だからなのか?スペクターでとりあえず話としては一区切り付いてますわね。この後どーすんねん、と正直思っていたんですが映画冒頭は既にエージェントを引退していて余生を彼女とウフフキャハハしながら楽しんでいるトコロから始まります。
(あ、映画冒頭は彼女のマドレーヌちゃんの幼少期のあるシーンから始まりますが、ボンドが登場するのはウフフキャハハバカンスから、という事です)
ダニエル・クレイグ版の007は完全一話完結ではなくてユルッと話が繋がっているので基本「カジノ・ロワイヤル」から順番に全部鑑賞する事を強くオススメします。
という訳で、本作初めて?ボンドガールを前作から引き続き同じ人(マドレーヌちゃん:レア・セドゥ)が演じていますね。

とりあえずダニエル・クレイグが本当にため息が出る程カッコイイ!
この人、間違いなく世界で一番トム・フォードのスーツをカッコ良く着こなすオトコだよなぁ!
ちな横ネタになりますが…前作でダニエル・クレイグが履いていた靴が「クロケット&ジョーンズ」という英国ブランドなんですが、ベルギー行った時に旦那が直営店舗見つけて物凄い前のめりになって試着しまくって買ってましたわね。同じメーカーの靴買ったからってお前はダニエル・クレイグのそれこそ足元にも及ばねーんだけどな^^;

さてそんな訳でMI6引退したっつってんのにやっぱりナニモノかに襲われるんだなー。そして襲われた瞬間からビビッと顔が引き締まって直ぐ現役時代の動きになるんだー。
ところで今回の悪玉「サフィン」の立ち位置が今一つ掴み切れなかったんですが(←いきなり何を言うかw)、そもそも彼はスペクターとは何もご縁はないですよね?
どうしてボンドではなくスペクターをわざわざ襲ったんだろう?
て言うか、そもそもオブルチェフの立ち位置すら謎って言うか。あの人はスペクター側の人だったのが裏でサフィンと繋がってサフィン側に寝返った、という事?
MI6との関係は?あの研究所自体がMの肝いりで極秘に進めてた場所だから、オブルチェフはMI6とスペクターの二重スパイ状態って事?あ、サフィン加えてトリプルスパイ状態って事なのかな?なんかここら辺の人間関係がよく分からなかったよ…(滝汗

カーチェイススタントは毎度007シリーズのお約束。そしてアストン・マーチンが相変わらず素敵過ぎる!TOYOTA車もちょい出てましたね。
今作のボンドガールは上にも書いたレア・セドゥ嬢ですが、キューバで合流する女性エージェント「パロマ」を演じたアナ・デ・アルマス嬢が!めちゃエロ可愛い!!
なんだあの扇情的なドレス、そしてあのドレスにしてあのアクション!絶対現場で乳ポロしまくってただろーアレはよー←下品過ぎてすまぬ^^;
ぶっちゃけレア・セドゥよりも100倍ボンドの横に立ってサマになると思ったんだけどなー。サラッと登場してスッと消えちゃってちょっぴり寂しいワ><

本作もまあ細かく往年の007シリーズのオマージュを入れていますが、個人的に「おぉっ!」と思ったのはサフィンの島に入ってから一瞬だけど007シリーズ冒頭に必ず出てくるのあの照準の中に007が現われるシーンの再現があった事、それからMI6で現M(レイフ・ファインズ)が座っている位置の向かいに一瞬「ジュディ・デンチ」の肖像画が映ったのが嬉しかった。
まあ他にも先に書いたアストン・マーチン然りオメガのシーマスター然り、「ボンドグッズ」もソツなく登場させて往年のファンも安心♪安心♪^^

ところでこれ以上書くとネタバレになりそうで申し訳ないんだけど(以下、本作未見で楽しみにしている方は絶賛スルーでオナシャス)

ダニエル・クレイグ版007を締めくくるに当たって、ある意味「ジェームズ・ボンドに対する禁じ手オチ」を使って来たなーと。
て言うかさー「NO TIME TO DIE」なんちゃうんか!タイトルの意味はーーーー!って誰もが叫びたくなるわなコリャー
でも…本編終了してスタッフロールの最後に意味深な一文がスクリーンに映し出されますね。コレが要するに本タイトルに繋がる、という事なのよね?

まあそれにしても…ある意味サフィンは本シリーズ最強の敵だったのかもしれない(ボンドですら彼の攻撃から結局は逃れられなかったんだから)
まーだけどサフィン本人が強靱な身体で激超人って訳じゃないので絵ヅラ的にはあっけないですわなぁ。少々クライマックスとしては物足らない感ありますわなぁ^^;
それから今更取り上げるネタじゃないのかもしんないけど、サフィンが妙にジャパンナイズされてるのはどーいう意図?なんで能面?なんで畳部屋?
本作の監督さんが日系人なのでオリエンタル感出したかったとか?欧米人オリエンタル好き多いからちょっと媚びてみた、ってヤツ?

と、なかなか1回観ただけでは自分の中で消化出来なかった部分が多いので、本作はもう一度観ます!
…って言うかー、実は旦那も本作観たがってて、しかもうちの旦那過去に何度か書いてるかもしんないけど「脳みそ中2女子」なんだよねw
映画を1人で観られないオジサンなんだー。放課トイレに1人で行けない連れション女子オジサンなんだよー。
という訳で、旦那に付き合って必ずもう一度観なければいけないので、次回は今回観て今一つ理解仕切れなかった部分をじっくり見直そうと思います!

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追記1:サフィンがボンドではなくスペクターを狙ったのは、自分の家族をマドレーヌの父親に惨殺されたからですね!(マドレーヌの父親がスペクターだったので)

そう考えると映画冒頭からのシーンの辻褄が合わないような…サフィンは元々自分の家族をマドレーヌの父親に殺された復讐の為に来て、父親が不在だと知ると「家族を殺す」と言って母親を殺したのに何故放っておけば絶対に死ぬと分かっているマドレーヌをあの時助けたのか?
そしてあの時殺さなかったのに成長したマドレーヌを今更「復讐だ」と言って拉致する意図は?
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