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二条城2 二の丸庭園 本丸庭園 天守閣跡 清流園(二条城散策3)

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写真は、二の丸庭園

二の丸御殿を出ると、二の丸庭園です。
書院造庭園で、入って左手にとても広く中央に池が拡がります。
松と苔と石組みがあり、左手へ苑路に沿って外周の一部をまわりながら鑑賞します。
この庭園の正面奥は入れませんが、こちらに後水尾天皇行幸の際の御殿があったそうです。
2016年や2017年のツアーでこちらに入れました。
御殿から池に浮かぶ月見台へは廊下で繋がっており、その沓石が痕跡として残っています

二の丸庭園を出る際には左手の門から出ます。
しかし2017年1/7~3/18までは、ここを右に曲がり、二の丸御殿の中庭が公開されました。
二の丸御殿の裏手に当たります。
二の丸御殿を裏側から見ることが出来ました。

二の丸庭園を出ると内堀に架かる東橋を渡り、本丸櫓門から本丸に入ります。
高い石垣も見事で、お城そのものの雰囲気です。

本丸御殿内は非公開です。

本丸庭園は芝生の遊歩道のようで、松やもみじが所々にあり、広々しています。
本丸の内部から外周を見ると、石の階段が全周に渡ってあり、これを雁木といいます。
いざ外部から攻められた場合は、雁木を登って堀の石垣の上に立ち、ここから外部の敵に弓や鉄砲で攻撃します。
本丸の端に進むと天守閣跡があります。
石垣の階段を上りますが、結構急です。
天守閣跡からは二条城の敷地が一望できます。

石垣から本丸を出て内堀にかかる西橋を渡ります。
春はこの辺りの紅枝垂れ桜写真2)もきれいです。
T字路になり、左まわりで帰ると突き当りに重文の西南隅櫓があります。
2020年にはこの前に、アジサイ苑が出来ました。
さらに左手に進むと梅苑や桜の園があり、春はこちらがいいです。

通常は右回りで帰ります。
ちょうど右に90度曲がるあたりに埋門(うずみもん)こと西門(重文)の案内板があります。
この案内の奥に西門がありますが、通常は非公開です。

さらに進むと進路に対して直角に北中仕切門があります。
この中仕切門は南北に一対あります。
わざわざ沿路に直角に建っているのは、外から中仕切門を攻撃すると、堀に背を向けることになります。
すると前述の本丸内部の雁木を登った守備側は、背後から攻撃出来ることになるからです。

北中仕切門を越えると、庭園清流園があります。
清流園は池泉回遊式の和庭園と芝生の洋庭園からなります。
通常は洋庭園には入れますが、和庭園は入れません。
庭園の右手に見えるのが和楽庵で、中央の池越しに見えるのが香雲亭です。
香雲亭からみる清流園が正面になるのできれいです。
また清流園の向かいにはもみじが密集しており、秋は紅葉がきれいです。

ルートに沿って戻ってくると、左手に北大手門が見えます。
この先は枝垂れ桜や紅枝垂れ桜がたくさんあり春は非常にきれいです。
北大手門に向かう道の右角にあるソメイヨシノが京都府の標本木です。

角を右に曲がると、最後に二の丸御殿の東側に出ます。
この左手には収蔵庫があり、1年に4期(1期60日)展示が100円で行われています。
右手には二の丸御殿の台所がありますが、通常は非公開です。

この先の左手には休憩所があり、さらにまっすぐに進むと入口の東大手門に戻ってきて終了です。




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