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2013 1/14の拝観報告4 最終(二条陣屋)


写真は、大広間の庭園。

宝鏡寺から一旦帰宅し、自宅から歩いて向かったのが、15:00に予約した二条陣屋です。

ここは平成21年5月から改修をしておられ、今月からやっと参観が再開になりました。

初めてここを参観したいと思ったのが平成21年の6月・・・この1か月遅れが3年以上の遅れになりました。

ここの詳細も明日と明後日の2回で述べますので感想だけ。

内部はほぼ迷路です。
間取りが非常に分かりにくいです。
意図的ですが、やたらと廊下が多かったり、無数に部屋が連なっていたり・・・。

そしていろいろな細工があり、本当に面白かったです。

本編には字数の都合書けなかったですが、2階の水屋の”隠し扉”は見事な発想です。

要するにスライド式の扉の空間があるとします。
その空間は長方形ではなく、実はスライドしていく扉の手前側にも空間があるのです(空間がL字型なのです)。
ですから何も知らない人が扉をスライドさせて覗く程に、その空間は消えていくのです。
中に完全に入って扉を閉めない限り、見つからない寸法です。

造りは簡単ですが、これはなかなか見つけられないでしょう。

まあ興味がある方はぜひ1度行ってみてください。

おすすめです。


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コメント ( 4 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
説明が分かりやすいですね (2級のほう)
2013-01-21 00:27:03
隠し部屋の説明ですが、さすがamadeusさま、分かりやすいですね。脳内に構造がハッキリとイメージできました。個人的には「覗く」の表現が秀逸だと思います。この一言で、行為の主体を部屋の外に置くと同時に、読者と一緒に扉を開けるイメージを喚起しています。字数制限もあるので苦労されたのではないでしょうか。このくだりを書くのに苦労されたと信じたいです。でなければ、スゴすぎます。
 
 
 
2級のほうさま (amadeus)
2013-01-21 08:36:31
>このくだりを書くのに苦労された
理解して頂けたのなら幸いです。
現場で見ればすぐに分かることなのですが、それを4行で簡潔に説明するのはなかなか難しかったです。

おっしゃる通り、10回ぐらい書き直ししています(笑)。

苦労した甲斐がありました!
 
 
 
ホッとしました (2級のほう)
2013-01-21 12:36:22
写真同様、文章も妥協を許さないという「amaイズム」の好例でしたので取り上げさせていただきました。amadeusさまは、本文中にはそういう努力を微塵もみせないので、おせっかいですが、ついついこうしてコメント欄で書いてしまいます。今回は特に「普通に読めてしまうことが普通でない」という面白い状況でしたしね。
 
 
 
2級のほうさま (amadeus)
2013-01-21 12:50:05
地味な点ですが、その苦労に気付いて頂けただけで幸せです(笑)。

そもそもこのブログを運営するにあたって、仮に皆さんが同じようにやろうそしても真似できないであろうと思われる最大のポイントは、
「1日2回更新」
ではないでしょうか。

”天性のマメさ”がないと多分ムリです(笑)。
 
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