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住心院

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写真は、毘沙門天尊法要の際の本堂(左)と妙見宮(右)。

住心院は岩倉にある本山修験宗の単立寺院です。

アクセス
山中にあるので、車で行かないと無理です。
実相院の前に公園があるので、この公園の角を右折します。
まっすぐに進むと道なりに右折して第2北山病院に突き当るので、ここを左折します。
ここからあとは直進するだけです。
約1.3kmあります。
道が狭く、車1台がやっとで、行き違いが大変な場所もあります。
最後は佛教大学の岩倉運動場の手前右手に「住心院」の石柱があるので、この坂を登ります。

坂の距離はそれほどでもないですが、傾斜は結構キツイです。

当初は室町時代に長乗が新熊野に開きました。
聖護院門跡の院家(門跡寺院を補佐する塔頭)であり、非常に大きな直轄地があったそうです。
江戸時代の宝永の大火により類焼し、その後は六角堂の近くに再建されました。
明治の神仏分離令以前までは新熊野神社の別当は住心院の住職が兼務していたそうです。
2011年に現地の岩倉に移転しました。

坂を登ると右手に庫裏と書院があります。
さらに先が護摩炊きが出来る広場になっており、左手奥に本堂、本堂の右手に妙見宮があります。

毘沙門天尊法要 採燈大護摩供
毎年4月の第4日曜日に採燈大護摩供が行われます。
当日、本堂にお参りしました。
内陣中央に本尊の毘沙門天像、脇侍として右手に吉祥天像、左手に善膩師(ぜんにし)童子がお祀りされています。
左手の脇壇には役行者像、右手の脇壇には不動明王像、さらに右手には愛染明王像がお祀りされていました。

11:00から開始。
山伏問答、法弓・剣・斧の作法等が11:30頃まで。
11:30から護摩が炊かれます。
護摩が鎮火した後、12:30 頃から火渡りが行われます。


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