食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

カップスター塩味 ≫ カップヌードル塩味

2020-02-25 12:12:02 | 日記
私事で恐縮ですが、殆どの味において、カップスター > カップヌードルが成り立ちます。 特に、塩味は絶対に、カップスター ≫ カップヌードルです。 しかしながら、カップヌードルカレー味は白眉でして、他の追随を許しませんね。


暗い世相~昭和

2020-02-25 06:46:24 | 日記
昭和11年、太平洋戦争の足音が聞こえ始めてきた年、暗い世相を代表するかのような怪事件、大事件が二つ起こりました。 安部定という女性が、情事の最中、相手石田吉蔵の首を絞めて窒息死させ、彼の局部を切り取った、いわゆる、安部定事件。 大島渚監督の「愛のコリーダ」があまりにも有名ですが、これは、映画ではありません。 ハードコアポルノです。   そして明日、2月26日、現在、赤坂サカス・溜池山王・六本木ヒルズ、などブランドで矜持されている一帯に、大凶作・飢餓に喘ぐ農村の極貧状況に悲憤慷慨し、「昭和維新」の名のもと、青年将校以下千余名が決起しました。 帝都を戒厳令下にした、2・26事件です。 実際は、統制派と皇道派という陸軍内における二つの派閥争いが、裏にありまして、皇道派の純粋な青年が利用され、二階に上がった後、はしごを重鎮らに外された形になったという見方もあります。 2・26事件で失脚した皇道派に代わり、東条英機に代表される統制派が陸軍、ないし大日本帝国の政治を牛耳るようになり、日独伊軍事同盟締結、アメリカとの戦争へと進んでいくのです。 大きく複雑な歴史事象を端的に述べることは不可能ですが、私見で、2・26事件の前に起きた、皇道派による、統制派の永田鉄山斬殺事件が、昭和史のターニングポイントになったと思います。 もし、永田鉄山が生き延びて、発言力を増す立場になれば、海軍との協力の元、日米開戦は避けられたかもしれません。 あくまでも、かもしれません。  まあ考えれば、皇道派でなく、統制派が実権を握って、まだよかった気がします。 論より情が先行する皇道派が指揮したら、本当に一億玉砕の悲劇を起こしたでしょうから。