食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

レディス&ジェントルマン

2014-10-02 13:28:37 | 日記

 先日、東京芸術劇場の1Fカフェで、出版社の社長と打ち合わせをした。原稿もほぼ最終段階、指摘いただいたことにもう一歩突っ込み手直し。そして、社長、編集者のフィルターにかけてもらう。そこそこにお誉めいただき少々天狗に、このまま鼻が高くなってくれよと、見果てぬ夢に思いをはせる。
 夜までの空き時間、東武デパートの本屋で立ち読みすると、面白い知識に遭遇する。自分、食べること、お酒飲んで陽気になること、寝ること以外に取り柄のない人間だが、アメリカ映画を字幕スーパーなしで、楽しむことはできる。何故か?「英語の勉強を一生懸命にしたから。」 日本で生まれ、日本で育った僕ら。英語の上達法は、「英語の勉強をする」以外にはないと思うのだが、いかがでしょう?書店に、「勉強せずに、英語がベラベラになる方法」というたぐいの本が列挙されているが、断言します。ありえませんよ。新渡戸稲造や夏目漱石だって不可能だ。 
 さて、その内容だが、英語スピーチ、冒頭の常套句である「レディース・アンド・ジェントルマン」、レディが先に言われるけど、「アメリカやイギリスはレディファーストの国だからそうしているのだ。」と何の疑いも持たずに信じ込んでいた。違ったのだ。Ladyという言葉は、古代から中世にかけて「パンをこねる人」という意味だったそうで、それが主婦となり、しだいにその意味が向上して「淑女」「貴婦人」のようになったようだ。さらにその適用範囲が広がり、gentleman(紳士)の女性的同類語と見なされるようになる。そして、言葉の成り立ちがgentlemanよりladyの方が古いことから、格式が上と見なされて「ladies and gentleman 」という語順になったというのだ。そこで僕の暴論を一つ。Loadという言葉がある。主人とか君主という意味ですが、古くはパンを守る人をさしたそうで、ladyとの組み合わせで使われていたようだ。ならば、「ladies and gentleman」よりも、「ladies and loads」という言い回しの方がしっくりくるような気がするのだが。いかがでしょうか?
 10月は旧暦で、「神無月」。全国の八百万の神々が出雲に集まり、神様がいなくなることでそう呼ばれています。出雲では神様が一堂に集まることから10月は、逆に「神在月」と呼ばれます。これ、テレビのクイズ番組によく出題されますよ。 ひんやりした風が体を吹き抜けていく。頑張っていこう!

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