食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

ターナー

2013-09-25 21:05:01 | 日記
 10月8日から、上野の東京都美術館で「 ターナー展 」が開催されるようだ。ターナー、、、、、利いた風な口をきくようで忍びないが、イギリスロマン主義・新古典主義を代表する画家。18世紀から19世紀にかけて活躍し、生涯、風景を画材に追及し続けた孤高の芸術家というイメージを僕は持つ。実際、旅に明け暮れ、その土地の風景や自然の力といったものを幻想的な色彩を使い描ききった。そして、この画家と出会う度に思うのだが(、、、度々、利いた風な口をきくようで忍びないが、、、)、前期の画風は、フランス古典主義の重鎮であるクロード・ロランと驚くほどに似通っている。絵画に対する視線のなぞりから、両者共に、自然を描いているのだが、自然を超越した宗教感情に近い無限的な何かが肉感的に迫ってくるのである。そして、この画家の後期の画風は、印象派を彷彿とさせるほどに、光の存在が贅沢に表現されている。いや、もしかしたら、印象派の元祖はクロード・モネではなく、ターナーその人だったのかもしれない。特に「 ウエスタン鉄道 」のような画を観るとそんな感慨が一瞬後、蘇ってくる。。。。。。。。。ド素人からのアドバイスとして、、、、ターナー展を観にいかれるのであれば、クロード・ロラン、クロード・モネの作品にネットで予め目を通しておかれると面白いと思います。
 余談だが、小説、「 坊ちゃん 」の中で、瀬戸内海の島に、ターナー島と名づけるエピソードがある。夏目漱石は英国留学時代、ターナーの画を眺め何を考えられたのだろうか?

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