食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

自動車税

2010-11-30 05:12:16 | 日記
 車を買う、 車検を受ける、 ガソリンを入れる、 、、、、、


 車の税金は、複雑かつ重く自動車ユーザーにのしかかっている。


 「 車の税金には本当、頭が痛いわ~ 」 主婦の嘆き節があちらこちらで聞こえる。


 ガソリンにはガソリン本体の価格にガソリン税が加算され、さらにそれに消費税が課税されている。  つまり、税に税が課せられている状態である。


 また、車の習得、保有、使用時と逐一税を納める仕組みになっており、その合計は9種類にもおよぶ。


 しかも、暫定税率が廃止されたにもかかわらず、税負担の水準はほとんど変わっていない。


 道路特定財源の一般財源化により、課税根拠が無くなった、自動車取得税、自動車重量税、は廃止すべきではなかろうか?  それを財源確保のため、ただ一本化するだけというのなら、疑問符を投げかけずにはいられない。


 高速道路を無料化するなら、その分、この不合理な車の税金をいくらかでも取り除いたほうがよいと思う。


 車好きの方々は、お金を払っても、高速道路をぶっ飛ばしたいと思うであろうし、僕のように、走る道具程度にしか考えていない人間にとっては、身近な減税のほうがはるかにありがたい。


 

龍馬

2010-11-23 05:57:31 | 日記



おとといの大河ドラマで、大政奉還された。


 次回が最終回、龍馬の暗殺、である。



 自国の生い立ちを眺めやると、歴史の転機となった大きな出来事が3つある。


 大化の改新、 建武の親政、 明治維新である。


 前者 2つが天皇の命、上意下達でなされたのに対し、明治維新は名もない若き地方武士達の熱意と執着による下からの押し上げにより成し遂げられた。


 イギリス、フランスなどの列強国が、機に乗じて植民地化するべく虎視眈眈と見据える中、それらを巧妙な駆け引きで柔軟にかわし、しかも、一般庶民の流血をみずしての国の大転換である。


 この世界史史上稀有な革命は、甚だをもって驚くに他はない。


 、、、、、、先日、、、、、、


 入間市駅前の「 魚民 」で幼なじみと飲んだ。


 保育所以来だから、40年近く知っている。


 そろそろお開きというタイミングで、ほの暗がりの店内を背に彼はぼそっと言った。
  

 「 おまえが言う既存組織の大改革と、天皇制を守っていかなければならない、という主張は相容れないように思うんだけど 」


 以下、話は平行線をたどって旋回し空に沈んでいった。


 、、、、、あらためて思う、、、、、


 
  既成の枠組みをぶち壊し、新しい時代を切り開いていかなければならないと。


  同時に、、、


  悠然として粛々と連なる我が国、二千五百年の歴史と伝統と文化を頑なにまもっていかなければならないと。



 

テニス外交

2010-11-18 06:10:54 | 日記
 池袋のジュンク堂は、一日いても飽きない癒し空間だ。


 立ち読みならぬ座り読み( いすが用意してあり、自由に購入前の本を読める、図書館のよう。)ができる。


 先日、そこでTIME 誌を座り読みしていると、興味をひく記事に出会った。


 インドとパキスタンは、この地球上で最も憎しみあっている二国間の一つであるが、、、、、


 何度も炸裂する和平交渉、多くの暴力と流血、激しく対立する宗教観の中で、最近、スポーツを愛する30歳の2人組が、外交にできないことをテニスで解決しようと挑んでいるようだ。


 この2人組は、ヒンドゥー系インド人とイスラム系パキスタン人の、男子テニスダブルスペア。


 今年の全米オープンで決勝に進出すると、注目はさらに高まり、平和を象徴する人道主義者でチャンピオンとして歓迎されたよう。


 我が国でも、こんなすばらしい親善外交があることを、大々的に報道するべきだ。


 「 これからはアジア、アジアに目を向けないと 」と、有識者、マスコミ、赫々が異口同音におっしゃられているのだから、、、、、、





 


 

散歩の途中 No.6

2010-11-13 05:27:49 | 日記



 半年ほど前、午後の銀座を歩いていたら、賑やかな銀座通りより1本入った路地に偶然見つけてしまった。


 コーヒーの有名店、、、、、


 カフェ・ド・ランブル。


 中に入ると、暖かみのあるオレンジ色のランプが、時に燻された木製のカウンターを照らしているのが目に入った。


 静かな客達で、店内は賑わっている。


 怠惰に流れ行く時代の中、この店の盛運は衰える気配がないようだ。


 帰って調べてみると、ここのご主人は、1914年生まれ。開店は1948年。 コーヒー一杯100円でスタートしたそうである。


 いつまでも、この街が持ちつづけてきた顔の一つとして佇んでいて欲しい。


  、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、


  食前に、コーヒーのようにカフェインの多い飲み物を飲むと、交感神経を興奮させるため、食欲が低下するそうである。


  つまり、食前酒と真逆の働きがあるようだ。


  ダイエットには、食前にコーヒー摂取が良いかもしれない。

ウオークマン

2010-11-11 05:24:04 | 日記
 先月末をもって、ソニーは「 ウオークマン 」の製造・販売を終了した。


 iPod や iPad が全盛の今となっては、旧時代産物として、原始的にみえるウオークマンであるが、かつて、25 ~ 30年前は、流行の最先端をいく代物だった。


 ヘッドフォンを頭にかけジョギングする人で休日の公園は色づいていたし、、、   


ウオークマンを聞きながら宿題をする子供にお母さん方はいらいらしていた。



 他人に気兼ねすることなく、好きな音楽を自分で選ぶことができ、それに浸ることで、自ら進んで外界から遮断されることができる。


世相をなぞって俯瞰してみると、ウオークマンの出現を契機に、各自が欲しいコンテンツを欲しい時に入手する時代が幕を開け、それと平行して、ひきこもり、という社会病理現象が浮き上がってきたように思えてならないのであるが、、、、、