食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

八紘一宇

2017-09-25 13:34:11 | 日記

 基本的なことですが、オーストラリア、ニュージーランド、カナダの国民のトップは首相であって、大統領ではありません。 国家元首はエリザベス女王だからです。 日本と同じ形態をとっております。 国際慣例上、天皇陛下はエリザベス女王の上、つまり世界で最高位の皇帝を称号されております。 日本という国は天皇陛下の国なのです。 「八紘一宇」という言葉があります。 日本の侵略戦争を正当化した言葉として批判されておりますが、そんな意味は毛頭ありません。 神武天皇が即位式に言ったとされる、「これからは、国じゅう一軒の家のように仲良くしていこう」が本来の解釈です。 とりとめもなく書き込んでみました。


砂の女

2017-09-23 18:44:22 | 日記

前回の「金閣寺」に続き、安部公房の、砂の女、を読み返しました。 こちらも、記憶にないほどの昔にかいつまんだ程度。 安部氏も三島由紀夫同様に、海外で高い評価を得ている作家です。 あと数年ご存命だったなら、ノーベル文学賞を受賞していたであろうことは想像に難くありません。 砂穴の底に埋もれていく一軒家に閉じ込められた男を巡ってのドラマが展開してゆきます。 前衛的と申しましょうか、純・純文学的とでも語りましょうか、単純な作品背景とは裏腹に、作者の真意をくみ取るのは非常に難解だと思います。 村社会へのアイロニーなのか、ニヒリズムを描いたのか、不条理が全般を覆っているのか、などと考えるのですが、 単に、天才が産み落とした推理小説であるのかもしれません。


京都府舞鶴市成生

2017-09-17 07:17:59 | 日記

おそらく30年ぶりぐらいに、「金閣寺」を読み返しました。三島文学の最大の特徴は、源泉かけ流しの温泉湯のごとくに湧き出てくる語彙です。特にこの「金閣寺」は、まさに日本語で埋め尽くされているような豊穣感に浸れます。 僕は、間違いなく、三島由紀夫の最高傑作はこの「金閣寺」だと思います。小説「金閣寺」を語るうえで、重要な意義を持ち続ける場所は、金閣寺ではありませんで、金閣寺を焼いてしまった僧侶の生まれ故郷である、京都府舞鶴市成生であります。うら寂しい日本海に面した裏の京都、一度行ってみたいのですが、あまりにも辺鄙な場所でしてネット検索しても行き方が載っておりません。


心にのこる言葉

2017-09-14 21:58:20 | 日記
夏の終わりのような、秋の始まりのような、この季節~ 色感をさけるようにして一冊の本を読み返しました。感情的でウエットな自分には、ドライに人生の機微を表現しているこの本が、時に心を軌道修正してくれます。 日本語の並びも軽快ですが、引用されている英文がこれまた純朴にして洒脱、最高です~

ラジオ収録

2017-09-11 20:00:22 | 日記

昨日は、女医の清水百合先生がパーソナリティを務められている「 fmGIG の、Dr.百合のCOME噛むAging 」というラジオ番組の収録に、ゲスト出演させていただきました。 放送は、10月28日(土曜日)13時~ 13時半予定です。