食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

マツダ

2014-08-06 12:16:28 | 日記
 八月という一年で最も脱力感に取り巻かれる月は、我々日本人が、遠ざかる昭和、昭和史について再考しなければならない月でもある。昭和史イコール大東亜戦争である。あと10日足らずで、八月十五日、敗戦の日である。平和で豊かな日本の礎を築いてくださった英霊に対し、特に感謝する日でもある。このブログ上で度々述べている事だが、日本の終戦の日は1951年のサンフランシスコ講和条約の時、あるいは、百歩譲って戦艦ミズーリ上での大日本帝国の降伏文書調印式が行われた1945年9月2日であって、8月15日を終戦の日というのは間違えだと思う。8月15日はポツダム宣言受託を昭和天皇が発表した日である。 そして、この時期おそらく毎年、ブログに著していることだと思うが、「 日本のいちばん長い日 」という映画を観るようにしている。昭和20年8月14日の夜に近衛師団の兵士が宮中になだれこみ、天皇を擁して徹底抗戦しようとした事件を題材にしている。内戦になってもおかしくない状態だったが、結局収まった。阿南陸軍大将役の三船敏郎が好きで、切腹シーンには幾度となく目頭を熱くさせられている。なお、常々言っていることだが、阿南大将の腹芸がなかったら、おそらく戦争は終わらず、日本は壊滅していたにちがいない。我々戦後日本人の大恩人なのである。彼に関しては誤解されている部分も多く、代弁者としていつか、きちんと文章にし上梓したいと考えている。それにしても過去、阿南大将の生涯を綴った本が1、2冊しか出されていないことは驚愕の限りである。 
 さて、お盆にちなんだうんちくを一つ。
ゾロアスター教という宗教がある。古代ペルシアの人々が信仰していた宗教だ。今もマイナーながら世界中に信者はいらっしゃる。ユダヤ教やキリスト教よりも昔に生まれ、両者に多大な影響を与えている。この世の中は善と悪の二つからできていて、せめぎあいの結果、最後は善が勝利する、という宗教観で成り立っている。善を代表する神様の名前はアフラマズダ。アッシリアというオリエント全地域を支配した大帝国が最盛期を迎えていた頃、ゾロアスターという預言者により始まったので、ゾロアスター教というのだ。宗教の開祖は一般的に、その大きさとカリスマ性故に、真実とかけ離れた逸話も多いが、それをして宗教たるものを仕立てあげていると思う。また、宗教という響きからは、長い時代にわたる一本の道を作ってしまうすごさと、無秩序ではいられない人間のさがみたいなものが同時に戯れてくるのだ。ちなみに日本でもゾロアスター教にちなんだ遺跡を見ることができる。「 奈良の大仏さん 」。中学三年の修学旅行で一度だけ拝観したが、圧倒された記憶だけが残っている。また、ゾロアスター教は儀式で火を焚くとこを大きな特徴としている。日本のお盆、お線香で迎え火、送り火をするが、この習慣はゾロアスター教からきていると言われている。護摩を焚く儀式もそうである。あさっての方角を向くが、マツダ自動車って会社がある。創業者は松田さん。何故か、ロゴマークが「 matsuda」ではなく、「 mazda 」になっている。どうして真ん中がzなのかというと、アフラマズダからとっているそうだ。松田社長はゾロアスター教の信者だったのかな?わかりません。