食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

2015-01-12 10:04:42 | 日記
 正月を飾る代表的な花に、福寿草があります。このかわいらしい花に出会えるのはだいたい、三月か四月。 この季節のズレはどうしてなのだろう? 向学心が尽きました。どなたかお調べください。 福寿草、学名を「アドニス」といいまして、これ、ギリシャ神話に登場する美少年アドニスに由来します。 イノシシに目を突かれて死んでしまうアドニス。彼を愛した美の女神アフロディティが流した涙が、アドニスの血と混ざって咲いたのが福寿草(アドニス)といわれています。 ここで、疑問が残ります。 福寿草って黄色いですよね。血と涙からその色を推し量る術をもちえないのですが。福寿草って赤っぽいのもあるのかな?あるいは本来、福寿草って赤色で、日本に生息する類が黄色、つまり例外なのかな? 向学心が尽きました。どなたかお調べください。 昨晩、楽しみにしていたBS放送「滝川クリステルのオランダ美術紀行、もう一人のフェルメール」。開始後20分ほどで瞼が重くなって、画面内の声が遠ざかり、いつしか夢の中に埋もれてしまいました。 内容がまったくわからないまま白い朝を迎えました。ちくしょう!! ちなみに、僕の夢は常時、鮮烈な色彩に縁どられてます。偶然ですが、確か一年前のブログにもフェルメールを書きました。 作品の大部分は小品で、画面左側から光が差し込む室内に、人間が一人か二人いる、お決まりのパターン。やわらかく包み込むような間接照明により、目の前にかけられていた薄暗いフィルターが、さぁ~っと取り払われていくような感覚に掴まれます。何の変哲もない静かな情景、そんなフェルメールの絵に自分を照らし合わせ、今年も粛々と生きていこう。