歯磨き粉の宣伝を、日本で初めて大々的に行った人は、エレキテルで有名な平賀源内だと言われております。「 歯を白くし、口中のあしき臭いをさり 」と、お歯黒が日常的だった江戸時代、現代にそのまま通用する斬新なキャッチコピーですね。今週の土曜日が土用の丑の日にあたりますが、土用の丑の日に、うなぎを食べるよう初めて宣伝したのも平賀源内だといわれています。江戸中のうなぎ屋から、相当額のリベートが彼の懐に入ったであろうことは想像するに難くありません。池袋に「 うな鐵 」という、うなぎ屋のような、居酒屋のようなお店があります。そこの品書きに、確か「 うなぎの丸焼き 」というのがありましたが、注文している客をみたことがございません。うなぎの丸焼き、一生に一度は食べてみたいものです ～ ～