ズッキーニの味噌煮込みBlog版

コンピュータのこと、食べ物のこと、なんでもないこと、とんでもないこと。

長々お世話になりました(DoCoMoからauへ)

2007年08月27日 12時31分48秒 | Weblog
 そう言うように決められているのだろうが、「いままでご利用いただきましてありがとうございました」と言われた。こちらが先走って「長々お世話になりました」と言ってしまったものだから、電話口で担当のお姉さんを少し詰まらせてしまった。

 事の起こりは「ウィルコムダブルホルダーの秘技」だ。W-ZERO3を買う少し前からこの記事の存在は知っていて、実に合理的でうまい方法だと感心していた。

 ウィルコムの最大の弱点は携帯に比べて不感地帯が多いことである。都市部ではあまり不満はないが、郡部はきつい。またビルの地下などで圏外になることはまだ多い。

 そこで携帯は契約したままで、ウィルコム同士は話し放題、pdxメールはどこと送受信しても使い放題の「ウィルコム定額プラン」を利用するのが賢い使い方。これをダブルホルダーと呼ぶのだそうだ。

 上のリンクにはその上手な運用の仕方が詳しく解説されている。興味のある人はぜひ読んでみてもらいたいが、そのキモは、

* 全ての人にウィルコムの番号とアドレスだけを教えるべし。
* 着信転送サービスを利用するべし。
* 転送メールサービスを利用するべし。
* 070以外もお得な通話パックを利用するべし。

 となっている。

 ではさっそく…と思ったのだが、すでにDoCoMoの携帯番号をあちこちに知らせている。仕事の相手先もあるので、これは切り替えが面倒だ。しかし幸いなことに、メールで連絡がつかない人とは付き合いがない。

 一般人はそうキッパリと言い切ってしまうと不安かも知れないが、こちとらIT業界である。しばらく考えてみたが、やはり電話じゃないと連絡がつかない人はいない。そこで、電話をかけてくる可能性が比較的高い5人に絞ってメールでウィルコムの番号を連絡した。

 つぎにウィルコムではなくDoCoMoの転送サービスを使って、DoCoMoにかかってきた電話をすべてウィルコムに転送するようにした。W-ZERO3で電話を受ける時に画面を見るとDoCoMoからの転送であることがわかるので、話のついでに次回からウィルコムの番号にかけてもらうようにお願いすればいい。これで3人は電話帳を書き換えてくれた。

 残り2人のうち1人は飲み会で同席したので、その場で携帯の電話帳からDoCoMoの番号を削除してもらった。現代人は電話番号を記憶せず携帯の電話帳に頼るようになっているので、これを書き換えてもらえば安心だ。

 最後の1人はここしばらく電話をかけてきていないので、「なかったこと」にした。会社の電話番号も知らせてあるし、メールが使えない人でもないので、必要があればどちらかの連絡方法でコンタクトしてくれるはず。

    *

 この状態になってから約一ヶ月、DoCoMoからウィルコムへの転送を止めて端末の電源を落としていた。かかってこないのだから問題があるかどうかわからないが、もともとあまり電話はかかってきていなかったのだからいいのだ。最近は社内のウィルコム端末保有率が50パーセントになり、ほとんど内線電話状態で使っているので受けることも多いが。

 さてここからがダブルホルダーの秘技の実践だ。今度はウィルコムから携帯への転送を設定する。これでウィルコムの不感地帯に入ると、自動的に登録した携帯に転送してくれる。しかしDoCoMoの番号のままでこれをやると、DoCoMoに直接かけてくる不届きもの(笑)がいるかも知れない。

 そこで携帯の番号を変えてしまうことにする。ダブルホルダーの秘技によればこの番号はウィルコム端末で電話を受けられない時の転送先なので誰にも知らせないのだから、変えてしまっても問題はない。

 携帯の電話番号が変えられることを知らない人もいるようだが、DoCoMoもauも2,000円ほどの手数料で変更してくれる。一応理由を聞かれるが、迷惑電話が多いからと言えばそれ以上調べるようなことはしない。「ウィルコムダブルホルダーの秘技を実践するため」などと言えば向こうが困惑するので、迷惑電話を理由にすればいいのだ。

    *

 と、ここでおとなしく(?)DoCoMoの端末の番号変更ですませればいいのだが、悪い虫が動き始めた。どうせ番号を変えるなら、DoCoMoでなくてもいいのではないか? そうだそうだ。新規で契約するなら、どこのキャリアでもいいのだ。N902iは非常に気に入っている端末だがさすがにもう古く、最新機種は魅力だ。

 もちろんFOMAの新しい端末を新規で契約してもいいのだが、ヨドバシで見てきたら新規でもFOMAはけっこう高い。となるとバンクかauだが、携帯の網に詳しい人に聞いたことがあるのだがバンクの網はつぎはぎだらけで危ういらしい。最近純増数で3ヶ月連続トップを走っているというので、破綻が近いかも知れない…というのは冗談だが、根拠のない漠然とした不安はある。

 そうなるとauだ。デザインも機能もいろいろ選べる。しかも9月末にはGmailベースのWebメール機能を持つauoneサービスが始まる。おまけに端末が安い。

 店頭を見るとEXILIMケータイW53CAと、全部入りケータイW54Tを除けば、ほとんどの端末が新規で1円だ。よしよし。DoCoMoで番号変更をすると2,000円。auで新規契約すると2,800円。端末が新しくなって +800円なら許せる範囲だ。

 しし、しかし。1円じゃないこの両端末がどうにも魅力的だ。EXILIMケータイの方は500万画素のデジカメつきだ。すごいかも。でも全部入りはもっと魅力的。デジカメこそ300万画素だが、ワンセグもFMラジオも楽しめる。デジカメは持っているから、EXILIMケータイだとどちらかがおミソになりそうでもったいない。やはり全部入りか。

 全部入りは新規で16,000円となっている。もちろん定価よりは安いのだろうが、思い切り財布に堪える。やっぱり1円にはかなわない。防水処理のお風呂ワンセグだって1円だ。でもまたしばらく使う端末になるのだから、最新機種がほしい。だけど高い…と逡巡していたら知人から、「週末は各ショップ競争になるので、思わぬ値引きをやる可能性がある」という情報。これに賭けてみるか。

 土曜日にヨドバシに行くと、値札は変わっていない。試しに近くにいたお姉さんにもう少し安くならないかと聞いてみると、6,000円まで下げられるという。いきなり1万円の値引きはすごい。知人の情報は正しかったようだ。しかしここまで下がるのならもう一声ほしいところ。さらなる値引きの可能性を聞いてみると、MNPで他社からの同番移行なら1円にするという返事。待てよ待てよ。落ち着け。

 DoCoMoのいちねん割引は途中解約だと3,000円の違約金が発生する。しかしうまい具合に今月と来月が更新時期なので、ここで解約すれば違約金は発生しない。ここでは神が貧乏人の味方についている。

・現端末のままで番号変更 = 2,000円(番号変更手数料)
・au新規契約でDoCoMoを解約 = 6,000円(端末価格)+ 2,800円(新規契約料)= 8,800円
・DoCoMoからauにNMPで移行後番号変更 = 1円(端末価格)+ 2,000円(転出手数料)+ 2,800円(新規契約料)+ 2,000円(番号変更手数料)= 6,801円

 現端末のままで番号変更のみと比べると4,801円の出費増だが、全部入りは魅力だ。どうも本来の目的を見失っているような気がするが、結局これで行くことにした。

 …と、ここでまたもや神は貧乏人にほほえんだ。なんと今月(8月)中にMy割かパケット定額を申し込むと4,400円が初回の基本料金から割り引かれるキャンペーンがあった。契約月の基本料金がこの金額に満たない場合は翌月の割引適用後の基本料金から残額が割り引かれる。もう月末近いので今月の基本料金はないに等しい。ということは来月のプランSSに「誰でも割」を適用した分、1,800円がお得ということだ。つまり4,801円ではなく、(6,801 - 1,800) - 2,000 = 3,001円が差額。

 DoCoMoのいちねん割引の更新月で解約料がかからず、しかもこの4,400円の割引キャンペーン実施中。もう今月買うしかないというタイミングだったのだ。あぁ、一生分のツキの半分は使い果たした気がする。

    *

 NMPをauのカウンターで教えられながら手続きする。契約内容の関係で端末からの手続きができず、オペレータ経由で手続きをするはめになったが、これが週末なものだからなかなかつながらない。しかしauカウンターのお姉さんは根性で、とうとうDoCoMoのオペレータを呼び出してしまった。

 このときのDoCoMoのオペレータのお姉さんとの最後のやり取りが、冒頭のそれ。

 いや、本当に「長々」なのだ。なにしろ東京出張の際のトランシーバ代わりにと同僚と1台ずつパルディオを契約して以来ドッチーモ、携帯と、ずっとDoCoMoを使ってきたのだから。さすがに一瞬グッと来てしまったのだが、人生に出会いと別れはつきものだ(←調子いいヤツ)。

 新しい全部入りは液晶が大きく(3インチ)美しい。ワンセグテレビも良く映る。ネットワークの反応は概してDoCoMoより軽い感じがする。デジカメの写りはN902iのほうがいい。色合いの好みがあるのだろうが。

 さて、今週末はどこか、ウィルコムの電波が届かないところに出かけてみよう。完璧な本末転倒モードだが。

賢者のデジタル

2007年08月26日 08時28分14秒 | Weblog
 27日なのでね、なにかお花を。

 会社の帰り道。駅からのいつもの道を一本外してみたご近所の庭先に、「撮ってくれ」と言いたげに顔を出していたのがこれ。

 マクロモードにしてテレ端でいただいた。うまいこと背景がぼけてくれたので、ちょっとうれしかった。

あじさいの大きな写真

    *

 それはそれとして、「賢者のデジタル」。

 山根一眞(YAMANE Kazuma)というノンフィクション作家がいる。「メタルカラーの時代」が有名だが、いわゆる理系の人ではないらしい。このシリーズではもの作りに実際に関わった主に理系の人たちから聞き出す苦労話が面白いのだが、その内容が生々しい割にわかりやすいのは、この人が理系の出身ではないからなのかも知れない。

 その山根氏のコラムが単行本化されたというので、さっそく注文した。

 デジカメ、ICレコーダといった電子機器の話題から、氏独自のデータ整理法など、内容は多岐にわたる。ひとつひとつに氏独自の視点があって面白いのだが、なんといっても古いものは10年前のコラムだから、その当時を知る者にとっては懐かしさがこみ上げてきてたまらない。もぅ、たまらないのだ。

 しかし単なる昔話ではない。ほとんどのコラムは末尾で2007年が語られている。たとえば2000年5月20日の「世界デジタル生命体がウィルス感染」というコラムは、「2007年の病原菌」という追補で締めくくられている。また2003年2月1日の「万博が近いぞ名古屋のホテル」で混み合うPHS回線を使ったインターネット接続に苦労した話は、「2007年の名古屋ホテル事情」で喜久川政樹 現ウィルコム社長の当時の苦労話を紹介するといった具合だ。興味深いのは2006年1月28日の「ライブドア「社員」は最高だ」で…いやよそう、全項目を紹介してしまいたくなる。

 あとがきを含めて全335ページ。1,300円。読み応え、あり。

社員、Shine

2007年08月22日 16時53分32秒 | Weblog
(珍しく下手な写真がない投稿)

 最近テレビで流れる求人広告誌のCMだ。黒人の女性シンガーが「私がなりたいもの、それは…」と歌う。サビのところでいっそう声を張り上げて「Shine!」とやるのだが、字幕が「社員」と出ている。

 まったくベタな作りに思わず吹いてしまったのだが、いったいこれってどうなんだろう。

 字幕では「切実な願い」という構成なのだが、このおちゃらけ方はどうだろう。いわゆる正規雇用ではない人たちの気持ちを歌っているのだとすると、おちゃらけ過ぎじゃないか? 反感を買うということはないのだろうか。それとも最近の非正規雇用の人たちは、半ば諦めて自分自身を笑いのめす心境に至っているのだろうか。

手稲山電波銀座

2007年08月20日 10時16分56秒 | Weblog
 親父が旧国鉄の通信屋だったし、その影響で無線通信エンジニアを志したものだから、アンテナには興味がある。通勤電車の窓から外を眺めているとパラボラ、八木、ダイポールなど、いろいろなアンテナが見られるので楽しい。お、こんなところにウィルコムの八本槍が、などと発見した時は嬉しくなる。

 残念なことにどうもアンテナというヤツは地味で、写真のネタとしてはイケていない。しかしこれくらいたくさん集まると、なかなか良い被写体になる(と思う)。

 勝手に「手稲山頂電波銀座」と呼んでいるのだが、その銀座の真ん中より少し右寄りに赤い屋根の局舎が見えて、これが好きだ。なに、変なものが好きだ? ほっといてくれ。

 言うまでもないが、写真の右端手前に大きく写っているのはアンテナではなく、集合住宅の煙突だ。JR稲積公園駅のプラットホームから、なぜかポケットに入っていたFX100で写す。

 こいつはEXズームでも7倍止まりだが、光学12倍ズームのFZ1だともう少しぐいっと寄れると思う。しかしFZ1はデカいので「気がついたらポケットに入っていた」ということはたぶん、ない。


手稲山電波銀座のデカいの

朝のごちそう

2007年08月19日 09時23分09秒 | Weblog
 このところ朝の目覚めが遅くて嫁さんが先に行ってしまったり、早起きの日は天気が悪かったりで、なかなかチャンスがなかった。今朝は天気がよくて、しかも嫁さんが寝坊したので、久しぶりにFZ1をぶら下げていった。

 花やらカラスやら猫やら、手当たり次第に30枚近く撮ったのだが、これが一番と意見が一致した。知人に花と朝露の写真が得意な人がいて、なんとか少しでも追いつきたいと思っている。思っているだけだが。

朝のごちそうの大きいの

 ちょっと寂しいので、猫を一枚。

 嫁さんが一番大事にしている真っ白な猫のナナちゃんは、近所で野良猫が生んだ中の一匹。なぜかナナだけが親からはぐれて我が家の近くに迷い込んできたようだ。写真はご近所の別の家に引き取られた、ナナの兄弟。

 たまたま今朝、その家の下を通りかかったらベランダにいた。兄弟だけあって、ナナとおなじくオッドアイだ。

ナナちゃんの兄弟

不動産屋さんの番犬

2007年08月17日 15時54分57秒 | Weblog
 おりょ、こんなところにチワワ…かぁ?

 よく見ると置物だ。おもしろいので一枚いただく。動物は顔の位置で撮るといいらしいが、この場合は店先にこいつがいるという状況が面白いのだから、自分の視点そのもので撮る方がいい…よね。

 人通りが多い場所だったので、さっさと退散。

 しかしこの写真、どこにピントが合っているのだ?

デカい写真

モエレ沼の仇を岩見沢で

2007年08月14日 10時28分33秒 | Weblog
(あからさまな「ム」引っかけタイトル^^;)

 別に執念で追いかけていたわけではないが、モエレ沼公園で撮り損なったのは少々悔しかったので、足下に見つけた時は親戚の墓参りに来ていることなどすっかり吹っ飛んでしまった。ノンベの姪が「おぢちゃん、ブログに貼る写真を撮ってるんだよ」とフォローしてくれたのがちょっと聞こえた。^^;

 構図を考える間もあらばこそ夢中で撮ったので、少々汚い。いくらなんでもトリミングを知らないわけではないが、トーシロのフォトメモとしてこのまま上げておく。ピントはトンボの目玉に合わせたつもりなのだが、ちょっとずれてる?

カミサマトンボのデカい写真

2007/08/15 切り抜いた写真も貼ってみる。

切り抜いた写真

秘密のビアガーデン

2007年08月10日 16時05分02秒 | 食い物
 こんなところに書いておいて「秘密」もないもんだが、昨日は業界の人たち(主に技術系)と、ここで飲んでいた。

 大通りビアガーデンが直前の雨でイスがぐしょ濡れ。ちょっとなぁ…と思っていたらメンバのひとりが「いい場所がある。ついてこい」という。ぞろぞろと移動した先には、たしかにビアガーデンがあった。

 各ビール会社のビアガーデンほどうるさくないし、あまり知られていないためか席にも余裕がある。好物のザワークラウト、プレッツェル、それにソーセージをつまみにしてうまいビールをたらふく飲んだ。

 場所? この写真がヒント。札幌っこならたぶんわかるはず。

デカい写真

センスの問題?

2007年08月09日 11時05分39秒 | Weblog
 先々週の週末の朝、わんこを連れていつもと違うコースの散歩。三樽別(さんたるべつ)公園を抜けようとしたら嫁さんが、「ね、ね、あれ撮ってみな。面白いから」と袖を引く。

 最近の天気のいい日の散歩は名機DMC-FZ1をぶら下げて、野原やよそさまの庭先の花をパシャリと失敬している。

 言われて指さした方を見るが、なにもない。「どれ?」と聞くと、この虫に食われて網のようになった葉から日の光が透けて見えるのが面白いと言う。

 はぁぁ、オレにはこういう視点がないんだよなぁと少々悔しくもあったが、たしかに面白い。角度を変え、明るさを変えて何枚か撮ったうちで一番マシなのがこれ。目の付け所はシャープだったが、写真は焦点が甘い。素人なんだからしかたがない(威張るし)。

 ところでこれ、映画の「プレデター」みたいな感じがする。そういう意味でも面白い。

 おっきい写真

今年はウナギを食っていない

2007年08月07日 20時02分30秒 | 食い物
 年中食いたいほど好きではないが、夏になるとウナギに手が伸びる。

 とはいっても「ウナギは○○に限る」などと通ぶるものではなく、たいていはスーパーで嫁さんに睨まれながら買い物カゴに入れるくらいのもの。シーズンに一度か二度、ウナギ屋でドンブリをかき込むのがせいぜい。

 しかし今年はどうもウナギを食いたいと思わない。札幌があまり暑くならないせいもあるが、なんといっても中国からの輸入ウナギに、なにやらぁゃιぃものが検出されたと聞いたことが大きい。

 それなら国産ウナギを食えばいいではないかと言われるだろうが、小心者がいったん疑い出すときりがない。だれが小心者やねん。

 スーパーも産地偽装がずいぶん報じられた。最近は反省してちゃんとやっているだろうと思うのは素人で、ほとぼりが冷めたのでまたやっているに違いない。国産ウナギなどと表示されていたって、わかるものか。よく見ると頭にちっちゃくと書かれているかも知れない。国産ウナギ。

 それで今年はまだウナギを食っていない。食いたくはあるのだが、どうも手が伸びない。ここまで食わずに来たのだから、今年はいっそ食わないことにしようと思う。思うと余計に食いたくなる。しかし中国産かも知れない。国産だって絶対大丈夫という保証はない。それを言い出せばなんでもそうだが、ウナギはとにかく今年は印象が悪い。悪いから食わなきゃいいようなものだが、印象と食い気はどっちが重いか。食い気だろ、そりゃ。しかしいくら「純粋培養された食い気の結晶体」との異名を取る者とはいえ、ウナギを食って毒が回って死んだとあっては物笑いの種だ。種でも骨でも取りあえず夏はウナギだろと思うのだが、中国産かも知れない。あぁ…。

帰した方がいい

2007年08月05日 20時37分13秒 | Weblog
朝青龍「うつ病の一歩手前」…精神科医診察、食欲なし(読売新聞) - goo ニュース

 また仮病じゃないの? というのは意地悪すぎる冗談だ。処分の重さを見れば、うつはともかく神経症くらいには、なっても不思議はない。

 しかしこれは朝青龍が悪い。要するにウソをついて仕事をサボって遊びに行っちゃったわけだろ。普通の会社なら即刻クビものだ。遊びに行っていたことを知らなかったらしい、上司もただじゃすまない。

 問題はその上の協会の方にもある。スターほしさにガキをさんざん甘やかして、社会的な教育もあらばこそ、強ければなんでも通ると思いこませてしまったのは親方ひとりの責任ではすまない。

 協会役員もしかるべき処分をし、本人には当座のことなどそれ相当の手当をした上で、本国に帰した方がいい。本当にうつになってしまったらダメージは大変大きい。

 廃業させるまでの処分が必要かどうかは、本人が落ち着いてからじっくりと話し合って決めればよろしい。素人考えだが、協会でなんらかの地位を与え、伸びてくる若手に「おめーら、こんなことしちゃなんねーぞ」とにらみを利かす役割を担ってもらうといいかもしれない。