なんだかついこないだまで「暑い暑い」と言っていたのにもう秋。そして長い北国の冬が始まる。
前とその前の住居がどちらも備え付けの暖房設備だったので、自分でストーブを取り付けるのは久しぶりだ。引っ越してくるときに不動産屋さんが中古の灯油FF式ストーブをくれたんだが、大変残念なことに前の人が空けていった壁の穴より、このストーブの吸排気筒が太い。ストーブ自体が古いんだから仕方がないが、メーカーに聞いてもこのモデルで吸排気筒だけ細いのに交換はできないという。まぁ、当然だ。
やむなく諦めてリサイクルショップを廻ったが、なかなか希望に合ういいものがない。嫁さんはただひとつ「上にヤカンや鍋を置けること」という条件があり、安い小型のものは密封型のものばかりだから中型のある程度横幅のあるものを探さなくてはならない。探し疲れたころにたまたまイオンでひとつまえのモデルの新品を安く売っているのを見つけた。嫁さんはボーナス2回払いというのに惹かれたようだが、アタシは自営なのでボーナスなんかもらえないんだけどね。^^;
配送が2週間後になると聞いて嫁さんは、自分で持って帰るなら在庫はここにあるのかと店員を問い詰めている。決めたらすぐに持って帰りたいという心境はわからなくもない。幸いメーカに問い合わせるまでもなく店に在庫があったので、車で自宅まで運んできた。
さて取り付けようとしたら今度は、嫁さんの希望どおりの置き方だと吸排気筒とストーブ本体の間が空きすぎることが判明。今度は新品なので大いばり(笑)でメーカーに問い合わせて、すぐ近くにあったサービスセンターで自在排気管なるものを手に入れた。電話で聞いたときは5,000円くらいという話だったが、それは吸気管と排気管がセットになったものの値段。自在排気管だけなら1,500円で買えた。
さっそくの試運転も絶好調。しかしまだ本格的な冬ではないので、ちょっと燃やすとすぐに暑くてたまらん。来月にはたぶん嫁さんが、このストーブの上に小鍋を乗せて、豆を煮るんだろう。
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今月の27日の花は
これ。
ご近所の庭に咲いていたものだが、腕が悪いので見かけたときの幻想的な雰囲気はまったく出ていない。^^;