ズッキーニの味噌煮込みBlog版

コンピュータのこと、食べ物のこと、なんでもないこと、とんでもないこと。

今年はウナギを食っていない

2007年08月07日 20時02分30秒 | 食い物
 年中食いたいほど好きではないが、夏になるとウナギに手が伸びる。

 とはいっても「ウナギは○○に限る」などと通ぶるものではなく、たいていはスーパーで嫁さんに睨まれながら買い物カゴに入れるくらいのもの。シーズンに一度か二度、ウナギ屋でドンブリをかき込むのがせいぜい。

 しかし今年はどうもウナギを食いたいと思わない。札幌があまり暑くならないせいもあるが、なんといっても中国からの輸入ウナギに、なにやらぁゃιぃものが検出されたと聞いたことが大きい。

 それなら国産ウナギを食えばいいではないかと言われるだろうが、小心者がいったん疑い出すときりがない。だれが小心者やねん。

 スーパーも産地偽装がずいぶん報じられた。最近は反省してちゃんとやっているだろうと思うのは素人で、ほとぼりが冷めたのでまたやっているに違いない。国産ウナギなどと表示されていたって、わかるものか。よく見ると頭にちっちゃくと書かれているかも知れない。国産ウナギ。

 それで今年はまだウナギを食っていない。食いたくはあるのだが、どうも手が伸びない。ここまで食わずに来たのだから、今年はいっそ食わないことにしようと思う。思うと余計に食いたくなる。しかし中国産かも知れない。国産だって絶対大丈夫という保証はない。それを言い出せばなんでもそうだが、ウナギはとにかく今年は印象が悪い。悪いから食わなきゃいいようなものだが、印象と食い気はどっちが重いか。食い気だろ、そりゃ。しかしいくら「純粋培養された食い気の結晶体」との異名を取る者とはいえ、ウナギを食って毒が回って死んだとあっては物笑いの種だ。種でも骨でも取りあえず夏はウナギだろと思うのだが、中国産かも知れない。あぁ…。