ズッキーニの味噌煮込みBlog版

コンピュータのこと、食べ物のこと、なんでもないこと、とんでもないこと。

同期フェチ

2008年08月30日 21時16分46秒 | Weblog
 そんな人種がいるのかなぁ。自ら名乗っている人がいるんだから、いるんだろう(なんなんだよ)。

 決してそのお仲間に入れてもらおうなどとは思わないが、Mac、iPhone、MobileMeが同期する快適さを知ってしまうと、もういけません。えぇ、いけませんとも。

 土曜日の朝でも3時に1回、無理矢理寝ても5時にまた目が覚めてしまう。嫁さんがまだ寝ているのでこっそりと、これまでなら起きて書斎(えっへん)に行ってMacBookのリッドを開いたものだが、いまは枕元にiPhoneがいる。おーよちよち。

 夜中のうちにメールが2通。読み終えて、Googleリーダーで登録しているRSSフィードを拾い読み。ついでに興味のある項目を検索キーワードに登録しているGoogleニュースもチェック。ゲームをひとつやって、脳みそをちょっと活性化する。まぁ上限値がアレなもんで、活性化しても知れているんだが。

 しかしそれなりに効果はあって、今日はiPhoneの写真とMobileMeを同期させてみようという意欲がわいてきた。嫁さんを起こさないようにそーっとベッドから這い出し、iPhoneを持って書斎(えっへん)へ。ちょっと手こずったが、MobileMeの方で共有albumを作っておかないと同期ができないという、当たり前と言えば当たり前のことがわかって先に進んだ。iPhoneからは写した写真をMobileMeにメールで送信するようだ。添付ファイルにでもしているのだろうか。

 MobileMeに送ってしまえばこっちのもの、いや、クラウドに保管されるんだから「あっちのもの」か。どっちでもいいけど。これが黙っていても(しゃべっていてもおなじ)、MacBookのiPhotoにPushされる。いや、Pushっていう言葉は使わないことにしたんだっけ。とにかく、ちょっと放っておくといつの間にかiPhoneからMobileMeに送った写真がiPhotoにも入っている。Pushと呼んで差し支えなかろうと思うのだが、まぁいいや。

 さてそうなると欲が出てきて、ここ何年かでため込んだ写真をiPhoneに「手動同期」したくなる。さすがに2,000枚からある写真のすべてを16GBに入れるのはきついだろうと思って、iTunes経由で直近の20イベントだけを送り込むことにした。iTunesの該当タブで設定して、「同期」してやるだけでUSB接続したiPhoneに送り込まれた。さすがに写真はエア(3G)では送られない。

 無事転送終了。しかしiPhoneのメモリ残量を見ると、ほとんど減っていない。おやおやと改めてiTunesの転送中表示を見ていると、どうもiPhone用に写真を最適化してサイズを小さくしているようだ。これなら全部入るんじゃないかと思って、無謀にも2,257枚を一挙に送り込んだ。ここ1年ほどは写真1枚5メガなんだが、古いのは平均して200KBほど。中には携帯のデジカメで撮ったのもある。転送がすんだところを見ると、1.43GBだった。音楽が2GBちょっとだから、16GBのメモリは余裕、余裕。

 これで、iPhoneで撮った写真をMobileMeに送る→iPhotoに落ちる→iTunesからiPhoneに同期する、というルートが確立したことになる。ぐるっと一回りしているんだから無駄なようだが、MobileMeに最新の何枚かが残っているのがみそ。直近の写真は割と使うので、MobileMeに入っているとウィンドウ好き、なんですと? Windows 機からも使えて便利なのだ。

    *

 余勢を駆って、ダウンロード版を安く買ったまま放って置いたATOK2008 for Mac をインストールする。

 実は面倒で放っておいたわけではなく、MacOSX用の親指シフトドライバTeslaがATOK2008でも動いてくれるかどうか心配だったのだ。いずれはやるつもりでいたが、時間に余裕がある時じゃないと万が一Teslaがすねた時に復旧作業ができない。

 しかしトラブルはその前にあった、なんとATOK2008のシリアルナンバーを印刷した用紙を捨ててしまったらしいのだ。しかたがないのでジャストシステムのユーザサポートに電話をかけた。むこうもしかたがないので(そんなことはない)教えてくれた。インストールが終わって再起動すると、なぁんだちゃんと動いてくれている。2007と2008では「劇的な変化」というほどの違いはないのだが、やはり変換のスムーズさがちょっと違う。ATOKを長く使い続けている人なら感じるはずの、「わずかだが、間違いなく良くなっている」という状況だ。

 あぁ神よ、iPhoneにもATOKを。さななくばせめて、入力の足を引っ張るだけでろくに役に立たない推測変換を殺す自由を与えたまへ。

    *

 同期も取れたしATOKも入ったし、気分良く週末の買い物に出かける。

 出かける前に必要なものをメモ書きにしていくのだが、つい先日iPhoneにインストールした無料のお絵かきソフトを手書きメモ代わりにする。コーヒー豆、歯磨き粉、指で紙のメモのように書ける(お絵かきソフトだから「描ける」かな)ので実に快適。

 買い物中にiPhoneのApp Storeアイコンに出た赤丸に数字の1。インストール済みのアプリに1個、アップデートがあった知らせだ。App Storeからインストールしたアプリは有料/無料にかかわらず、アップデートを自動的に知らせてくれる。

 見に行くと、乗り換え検索の「駅探エクスプレス」が更新されている。さっそくダウンロードして再インストール。やたっ、あのバグが直っている。実際には乗り換えていない(座ったままな)のに、路線名が変わっただけで「乗り換え」と表示されるというバグだ。これはたまに出張で東京に出かけるアタシにとっては、致命的なバグだった。

 機能的にはNAVITIMEの方が数段上なのだが、NAVITIMEのiPhone用アプリは腐っているので、NAVITIMEというサービスごと見捨てた。どう腐っているかを説明する気にもなれないくらい腐っているので、たとえ300円/月とはいえ利用料を払ってまで使いたくない。

 駅探は機能は低いが必要なことはちゃんとやってくれるし、ユーザインタフェースもiPhoneらしくて使いやすい。それでいて、無料だ。

 iPhoneを手に入れた翌日に解約してしまったauの東芝端末から使うEZナビウォーク、その実体はNAVITIMEだったのだが、この快適さをいまでも思い出す。よくもまぁこのすばらしい機能にあんな頭陀袋のようなユーザインタフェースをかぶせたものだ。経営者も、iPhone版NAVITIMEの開発陣も、未来永劫呪われるべし。

    *

 買い物から戻ってきたら、昨日のMacFanに続いて今日はMacPeopleが届いていた。どちらも定期購読している雑誌で、発売日はおなじなのだがなぜか我が家にはMacPeopleが1日遅れて届く。その方が1冊ずつゆっくりと読めるので、特に不満はないのだが。

 MobileMeの特集が組まれていて、なかなか読み応えがある。Entourageとも同期できるのか。なるほどなぁ。

 同期で思い出して、久しぶりにMissingSyncをたたき起こしてWindows Mobile機であるAdvanced/W-ZERO3[es]とも連絡先と予定表の同期を取る。このあと連絡先だけW-ZERO3からH11Tに赤外線でデータを送り込んでやると、全端末で同期完了。以前はそれほどの手間とも思わずにやっていたのだが、MobileMeを中心に置いた自動同期を味わってしまうと、なんだか石器時代に戻ったような気分になる。

 さて、イッパイ飲るか。







 …アタシって、もしかして同期フェチ?


雨の日に考えること

2008年08月27日 10時57分23秒 | Weblog
 休日の雨なら悪くない。

 「雨かぁ」「雨だねぇ」などと言いながら、落としたばかりのコーヒーをゆっくりと飲み、新聞をめくる。嫁さんは先にチラシを眺めている。「今日なにかあるんだっけ」「ない」という実りのない会話を交わしながら、雨の音を聞くとは無しに聞いている。悪くない。

 これが平日だと出勤だから、ノンビリとしていられない。いやなのは雨が降っていることより、傘を持たなければならないことだ。かなりの確率で電車に傘を忘れるので緊張する。いつものようにボーッと、iPhoneでインターネットラジオのお気に入りチャンネルを聞いている気分になれない。

※ こういうユーザは、立て続けに2度もSoftBankが最低通信料金を下げてくれても、なんのご利益もない。パケット量はいつも上限に貼り付いているんだから。

 だから平日の雨の日は、考えることも明るくない。またその方が状況に合っているんだから、無理矢理明るい未来を考えるよりはいい。

    *

 こないだテレビで評論家が面白いことを言っていた。

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 格差(の下の方にいること)を自己責任とする考えが一般的のようだが、そうではない。まったく自由に選択できる状況なら格差自己責任論もいいが、個人の選択の自由なんて現実にはずいぶん限定されている。早い話が、こちらが選んでも向こうが選ばなければ就職は成立しない。中には選ばなかった人もいるだろうが、選べなかった人の方が多いのではないか。
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 たしかにそうだ。この「選べない」に注目した意見が、最近出てきた格差世襲論。格差の上も下も世襲が利くというのだ。

 早い話が、親が金持ちなら子供の教育にその金をつぎ込んでやれる。多少ぼんくらでも(失礼)、塾に通わせ家庭教師を付け、なんとか能力ギリギリ上限の大学に押し込んでやれる。そこで培った人間関係は一生の財産になり得るし、名の通った大学の卒業証書は就職にも有利だろう。収入も平均以上が望めるし、男女ともに結婚できる確率が高い。なにかのアクシデントがあっても、金持ちの親というセーフティネット(?)がすかさず機能する。

 これに対して貧乏人の子はどうか。ぼんくらどころか相当に出来のいい子であっても、親に金がないから教育投資ができない。そこを自力でといっても、人生に大きな影響を与える幼少期のことは本人にはいかんともしがたい。気がついてみたら貧乏人の家にころがっていたわけで、塾にも家庭教師にもご縁がない。よほどの僥倖でもなければいい学校に進めるはずもなく、収入の高い職に就くチャンスは低いから低賃金労働に甘んじるしかない。結婚のチャンスも少ないし、なにかあっても親には頼れない。下手をするとその親がヘマをして転がり込んで来かねない。

 わかりやすさを狙ったせいで多少極端になったかも知れないが、おおかたこんなところではないだろうか。そう言うと、いやいや昔は貧乏な寒村から出て立身出世をした…などと言う人がいるが、そもそも昔は国全体が貧しかったのだから、貧乏は大きなマイナス要因ではなかったのではないか。またそういうケースがまれだからこそ、取り上げられいまに語り継がれているとも考えられる。昔と今では状況が違う。

 貧困の再生産ということもおなじ文脈でよく語られていて、犯罪率の増加を危ぶむ声もある。貧乏人が必ず犯罪に走るなどと言うつもりは毛頭ないが、以前このブログに書いたように、月に100万円もらっている人はしないが、月に10万円しかもらっていない人は1万円のために犯罪に走る可能性が高いのだ。100万円の人はその被害者になり得る。だから格差貧困は、金持ちにとっても人ごとではないのだ。

    *

 これじゃいくら雨の日だといってもあんまり暗すぎるから、ちょっと脳天気な話をしよう。この状況を解消するとまでは言わないが、多少緩和することならできそうだ。低所得者層に、いまよりほんの少しの経済的なゆとりを持ってもらうのだ。

 「愛」などという高度に抽象的な概念は、高い知能がなければ体現できない。しかし「思いやり」ならどうにかなりそうだ。それはゆとりから生まれてくるものだからだ。思いやりのある社会は、人を傷つけることが少ない。助け合う社会は、弱者を排除しない。誰でもいいから人を殺したくなる人や、いっそ戦争でも起きてくれればいいなどと考えるような人を生まない。人は寛容になり、いざこざが少なくなる。

 …はずだ。^^;

 ワーキングプアとは、年収200万円以下で働く人のことを指すそうだ。月にして16万円ほどだ。ここから家賃や光熱費を払い。健康保険と年金をかけ、と考えていくと、とても蓄えなどできそうにない。働いていてこれでは悲しすぎる。

 ではここで4万円プラスして、月に20万円ならどうか。収入の実に25%アップだ。裕福とは言えないまでも、少しゆとりが生まれるのではないか。泣く子に苛立って頭をひっぱたくしかなかった母親は、あめ玉を買い与えることができる。お父ちゃんの晩酌に一品添えることもできよう。どうも言うことが数十年前だな。まぁ、いいけど。例だから。

 すべてが解決するわけではない。しかし、人々の顔が少し明るくなるはずだ。人数で言ったら少数派の金持ちがこれ以上笑顔になったって、社会に与える影響なんかないに等しい。それよりはいま、貧困にあえいで希望も夢も持てない人のほとんどが少しゆとりを持つことの方が、社会にはずっと良い影響を与えるだろう。

 いまのあのチンパンジーになにを言っても始まらないので、このつぎにこの国の運営を担当する人にお願いする。ひとり頭、月4万円でどうだ。手を打たないか。3万円にまけてもいい。確実に本人の手元に現金が入るようにできるなら、方法も問わない。これを「ばらまき」などと批判する人間は、おそらくいない。

    *

 さて今月27日の花。

 ご近所でこれを鉢に植えていたのを見つけて、撮らせてもらった。野原で丹念にさがすと見つかるというのだから、そう珍しいものではないのだろう。しかし実物は初めて見た。

 ねじ花といって、その名のとおりの咲き方をする。ランの一種だというが、そのイメージに似合わず実に控えめにひっそりと咲く野の花だ。おなじ仲間でも贈り物に使われるのは一輪で100万円もするのだろうが…なに、いくらなんでも100万円は大袈裟だ? いえいえ、なにしろ名前が「誇張」ランでございます。

 お後がよろしいようで。

今月の27日の花は「ねじ花」

つまらない夏が終わった

2008年08月26日 11時57分36秒 | Weblog
 もともと夏はあまり好きではない。

 嬉しいといえばビールがうまいくらいのものだが、ふだんからビールが好きだというわけではない。汗っかきなので、それだけで夏は嫌いだ。泳げないからプールにも海にも行かないし、腰を痛めていて長時間は歩けないので、山にも行かない。だいたい外に出るのが好きではない。

 この夏はサザンオールスターズが休業宣言をしたとかで一部では盛り上がっているようだ。しかし曲はともかくあの日本語だか英語だかわからないこもった発音で「おごおご」と歌うボーカルが好きではないので、この盛り上がりようも、うっとうしい。なんだか閉店セールを延々とやっているみたいで、休むなら休むでさっさと休めよ。「今日から休みます」でいいじゃねーかと、まぁそんなわけにはいかないことは承知の上で、すねてみる。

 そもそもスポーツが好きではないので、オリンピックも毎回それほどうれしくない。あの毒ギョーザ事件の時に見せた高慢な態度で、それまでも好きじゃなかった中国が五割増量で嫌いになった。だから今年のオリンピックはなおのこと興味がわかなかった。北島はすごいなぁ、女子ソフトは頑張ったなぁ、フェンシングのあの若いのはよくやったなぁ、という程度の記憶しかない。

 星野というオヤジはどこやらの監督をしていたときに、ベンチは蹴るわ審判に悪態は突くわの粗野で下品な振る舞いをさんざん見せられていたので大嫌いだから、いまさらどうのこうの言うほどの興味もない。金以外はいらないと出かけていって銅も取れなかったんだから、てっきり切腹でもするのかと思ったら平気な顔をして帰って来やがった。「強いものが勝つんじゃない。勝ったものが強いんだ」って、なんだよそれ。なに言ってるかわからんぞ。頭悪いだろ、おまえ。

 なぁにが星野ジャパンだ、笑わせるな。せめて頭くらい丸めてこいと、まぁこの程度にしておこう。興味がないので。

 ごまかしだ偽装だと言われたが、後からよく見るとあの巨人の足跡のCGはよくできている。「これうちのぎじゅつな、すごいあるな」と自慢したらよかったのにと思う。言わないからせっかくの技術が奇術扱いになって、気の毒なことだ。嫌いな国だから、言うほど気の毒がっているわけではないが。

 そんなこんなで、夏が終わった(札幌感覚)。

 秋は好きだ。涼しいし、花がよく咲く。食い物もうまくて、日本酒が楽しめる。

 その日本酒のうまい時期に吉茶亭がないのは残念だが、秋は好きだ。

それってどんなiPhoneだ?

2008年08月25日 14時00分19秒 | Weblog
 世の中は知らないことだらけだ。「インド新聞」ってのがあるらしい。

 それも知らなかったが、この記事によると「重さわずか133キロ、充電式の内臓電池を備えたiPhone」ってのが現地北東部で販売を開始したらしい。

 133キロに「わずか」と言っているあたり、北東部に住むインド人は相当な力持ちのようだが、それよりすごいのは「充電式の内 [臓] 電池」のくだりだ。あいつらITで儲けた金をバイオにつぎ込んでやがるのか?

住所録を整理するのが楽しい

2008年08月19日 21時43分54秒 | Weblog
 良くないことはよくわかっている。そもそもその態度は不遜である。相手に対して大変失礼だ。名刺を粗末にするということは。

 連絡は基本的にメールを使うので、必要があってメールを出すとログが残るから、それ以上のことは必要ないと思ってしまう。携帯はメール端末という位置づけでほとんど通話をしないので、携帯番号なんか聞いたって意味がない。ぉぃぉぃ。

 前にうちにいた社員が異様に名刺を大事にしていて(わかっている。そっちの方が普通だと言うんだろ)、見たら名刺が机の引き出しをほとんど一段まるまる占領していた。異常としか思えない(わかっている。おまえの方が異常だと言うんだろ)。

 ところが、iPhoneとMobileMeを使うようになってから事情が変わった。

 名刺をもらうとニタニタしながら、iPhoneの住所録に入力するのだ。入力が終わるとパソコンからMobileMeのWebサービスを開く。そこにもちゃんと無線で自動的に同期が取れていて、いまiPhoneから入力した名刺データが入っている。ケーブルをつないだり専用の同期ソフトを起動する必要はない。

 MobileMeはMacBookのアドレスブックとも同期しているので、これもちゃんと書き換わっている。コピーされているのではなく同期されているので、このどれを書き換えてもほかのすべてが書き換わる。同期なんだから当たり前だ? はいはい、そうですよ。

 もっと楽しいことに、相手の会社のURLを書いておくとタップでSafariが開く。iPhoneのSafariでWebページを見るというのは実にお手軽で快適だ。二度のアップデートで、ブラウズ中にほとんど落ちなくなったし。あはははは。

 楽しいことはまだある。住所を正しく入力しておくと、タップでマップが開く。マップというのはGPSとも連携しているiPhoneの標準地図ソフトだ。こいつがその住所の周辺の地図を開いてくれる。その場所にアニメーションで、ピンが降りてきて刺さる。うれしくて何回もおなじ住所を開いてしまう(わかっている。お前はアホかと言うんだろ)。楽しくてどうしようもない。

 もう、名刺を入力したくてジタバタしている。新しい名刺をもらうのがうれしくなる。道具ひとつでこんなに行動が変わってしまうのだから、人間というのは案外単純なものだ(わかっている。単純なのはおまえだけだと言うんだろ)。

手稲区限定情報 - 湯屋サーモンにお得な入浴割引券あり

2008年08月19日 15時58分29秒 | Weblog
 いきなり30円も上がるとはなぁ。燃料代が高騰しているので仕方がないと言えば仕方がないが、390円だった銭湯の入浴料金が一気に30円も上がって420円になった。前回380円から10円上がったときは、「まぁ、400円までなら我慢するか」と思ったものだが、簡単に越えられてしまった。まいったなぁ。^^;

 アタシの家から一番近いのでメインの銭湯になっている「湯屋サーモン」も値上がりしている。たぶん値上がり直前に回数券を購入して自衛策を講じた人は多いだろうが、さらにお得な話がある。湯屋サーモンのホームページからマルトク情報というリンクをクリックすると、「引換券」が表示される。これを印刷して持っていくと、380円で入浴できる。なんと値上がり前の料金よりさらに10円安いのだ。

 ただし、大人2名以上での利用の場合。詳しくは実際にこのページを見ていただきたい。3名、4名だとさらにお得になる。4名ならなんと、大人ひとりあたり360円で入浴できるのだから、使わない手はない。期間が10月末までなので、その後も有効な回数券は使わず、先にこちらを使った方がいい。2名から4名の入浴1回につき1枚提出すればいい。アタシは10枚くらい印刷してクルマに入れてある。

 いやしかし、何でもかんでも上がる上がる。こうなるともう笑うしかない。わはははは。

平日のMobileMeは元気いっぱい(?)

2008年08月19日 12時41分01秒 | Weblog
 ここで文句を言ったのがジョブズおじさんに聞こえたわけでもないだろうが、昨日と今日のMobileMeは生まれ変わったように元気いっぱい。着信通知からアイコンの未読数表示までほとんどタイムラグがない。快調快調。

 しかしあまり元気がよすぎて(?)、読み終えて削除したメールをもういちど送ってくるのはどうにかならんか。来ないときは全然来ないし、来るときは二回も来る。ちゃんとしなさい、ちゃんと。(⌒_⌒;)

MobileMeは平日営業?

2008年08月18日 11時27分54秒 | Weblog
 いつもというわけではないのだが、ときおり平日の深夜から早朝にかけて。また週末にもわりとよくある。MobileMeがiPhoneにメールをPushしてくれなくなるのだ。

 この週末が当たっていて、ちょっと不自由をした。アタシのiPhoneのメール環境は、すべてのドメインのメールをMobileMeにいったん集め、そこからSoftBankのメール着信通知にも転送するという構成。こうしておくとiPhoneの待ち受け画面にメール着信が通知されて、メールアイコンを見るとMobileMeからPushされた着信(未読)メール数が赤丸で表示されているという具合。なかなかよろしい。

 ところがこの週末はメールがPushされない。SoftBankの着信通知は動作しているのでメールの着信はわかるのだが、メールアイコンの方に着信メール数の表示がない。そんなはずはないと思ってメールアプリを起動すると、そこで初めてメールをダウンロードしに行っている。Pushじゃないじゃん、それFetchだろ。試しに15分ほど放っておいたが、結局Pushしてくれなかった。

 たまたまのことかと思ったが、週末二日間ずっとそうだった。MobileMeは有料サービスである。お金取っといてなによこれ、冗談ぢゃないわよっ。

 今朝会社に着いたら間もなく着信通知があり、どうせ、と思ってメールアイコンを見たらちゃんと着信数が表示されていた。試しに自分自身にメールを送信してみたが、何度やってもちゃんとPushされている。MobileMeは平日営業か? (⌒_⌒;)

    *

 ちょっと不安になって調べていたら、MobileMeの他に無料のYahoo!メールもiPhoneのPushメールに対応していることがわかった。

※ 念のために書いておくが、ここで言うYahoo!メールは日本ではなくアメリカの話。

 Macユーザは.MACを契約している人がけっこういて、アタシもそうだがMobileMeに自動的に移行している。しかしそれ以外の人は無料で使えるPushメールプロバイダとして、Yahoo!を選択する方が多いようだ。そりゃまぁPushメールに限って言えば、無料でおなじことができるならわざわざ有料のサービスを選ぶこともない。

 MobileMeがまともになることに期待しているが、万が一の場合の避難先を確保するためと、ちょっと興味がわいたこともあって、Yahoo!にアカウントを作ってみることにした。ちなみに比率を言えば前者が30%で後者が70%というところ。^^;

 少し情報を集めると、どうやらyahoo.comは登録ユーザが増えすぎて希望のメールアカウントを取得するのが困難になっているようだ。その解消のためもあって、@ymail.comと@rocketmail.comというふたつの新しいドメインが用意されている。機能的には従来のYahoo!メールとまったくおなじで、ドメインが新しくなっているだけだ(と解説されている)。

 できればMobileMeで使っているものとおなじアカウント名がほしいので、@rocketmail.comの方を選択。難なく希望のアカウントを取得した。iPhoneへの設定は今週末にでも。

 英語はまるっきりダメでアルファベットの文章はローマ字止まりのアタシだが、Yahoo!メールのWebページやWelcomeメールは平易な表現になっており、意地になって(笑)読むとなんとなく意味がわかる。英語アレルギーが少し落ちたかも知れない。あくまでも「少し」。

-- 追記 --

これを読むと、どうも@rocketmail.comのほうが@yahoo.comの本家(?)らしい。

なんだか妙に90年代の「かほり」がするドメイン名だと思ったら、そういうことだったのか。

iPhone用mixiは近年まれに見るゲロなアプリ

2008年08月15日 09時58分36秒 | Weblog
 さんざん叩かれているので、改めてここではやらない。怒り、嘆き、呆れた人々の感想をどうしても見たい人は、iPhoneのApp Storeから"mixi"というキーワードで検索して、2008/08/15の朝で98件ほどあるレビューをどうぞ。

 そこまでしたくない(できない)人は、「このアプリにはマイミク日記のタイトル表示の機能はあるが、内容については数行のプレビューすら表示する機能がない」ということでおおよその雰囲気を味わって(笑)いただきたい。

 もう少し書いておくと、プレビュー機能はないが内容を表示する機能はあって、なんとSafariをURL付きで自動起動してくれるのだ。ランチャかよ、おまえは。

 さらに驚くべき事実を書くと、この開いたSafariが表示するのはmixiのログイン画面で、IDもパスワードも改めて自分で入力しなければならないのだ。タイトル一覧が出ることからわかるように、このmixiアプリにはIDとパスワードを設定する必要がある。だから知っているのに、改めてログイン画面から入力させているわけだ。

※ ほーら、そろそろお口の中が酸っぱくなってきたでしょ?

 そもそもiPhoneは、iPodと電話を除けば複数アプリの同時実行(常駐)を許していない。mixiアプリもSafariもアプリなので、Safariで日記の内容を読んだ後はいったんSafariをクローズし、改めてmixiアプリを起動して、またタイトル一覧を表示しないとつぎのマイミク日記が読めない。

※ ほーら、だんだんゲロ吐きそうになってきたでしょ?

 これを「間に合わせ」と評したレビューがあったが、それは間違っている。間に合っていないのだから。まぁこれは冗談。

    *

 長らくソフト開発の現場にいた人間として想像を語ってみる。

 このアプリは開発現場の新人君が新入社員教育のひとつとして開発を命じられたものだ。

上司:お、どうかね。例のmixiアプリは進んどるかね。
新人:あー、はぁ、なんとか…。
上司:どれどれ見せてごらん。ほー、動いとるじゃないか。
新人:いやまぁ、はぁ。タイトル一覧は出るようになりましたが、まだ中身が。
上司:うんうん、そうだな。まぁしかし新人でここまで来たら立派なもんだ。
新人:はぁ(ほっ)。
上司:これ、ちょっとSafariを叩いてみろ。
新人:は?
上司:だから、日記のタイトルからSafariにURLを渡してみるんだよ。
新人:あ、それならすぐに…これでいいですか?
上司:オッケー。ログイン画面が出ちゃってるが、URLは取れてるってことだ。
新人:そそ、そうすね。
上司:もう少しだな。頑張りたまえ。
新人:はい、ありがとうございます。

 というレベルのものを出しちゃった。なぜ「出しちゃった」かは不明だが。

 まことに、「近年まれに見るクソなアプリ」という別の人のレビューは正しい。「こんなもの出すヒマがあったら、せめてmixiMobileから入れるようにしろよ」という感想も、実にまっとうだ。

 しかしいまだに引っ込めないところを見ると、「間違って出しちゃった」のではなさそうだ。昨日の夕方にアップデートがあったが、なんだかバグが減ったとかなんとか。そういう問題ではないと思うが。

 いったいなにが起きてい[た|る]のか、そっちの方に興味がある。

使う人より作る人になれ

2008年08月13日 19時54分21秒 | Weblog
 パラグアイの日本人社会に贈呈したCOMKIT0801/2006。案の定むこうの学生さんや若いエンジニアたちは、この石器時代のコンピュータに苦労しているようだ。

 その様子を伝えてくださったしかるべきお立場の人に、こんなお返事を書いた。

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なにもかもがある時代に、なにもないところからの物作りを知る
ことに意味があるのかという問いに、明確に答えてあげなくては
ならないでしょうね。

私ならこう言います。「コンピュータがあるところから始めた人間
には、コンピュータを考え出すことはできないのだ」と。

残念ながらCOMKIT0801/2006を使うことは、コンピュータがなかっ
た時代の疑似体験に過ぎません。しかし疑似体験であっても、体
験するかしないかの違いは大きいのです。

ご子息たちは恐らく、この石器時代のコンピュータと現代のコン
ピュータ万能の時代を眺めて、なにかを感じとってくれるはずで
す。それこそがつぎの時代の創造につながるのだと信じます。

人類の発展に必要なものは、道具を思いつきそれを作る人間です。
道具を使う人間や、それを使わせて儲ける人間(笑)は、あとから
いくらでも出てきます。使う人間がいくらいてもなにも起こりま
せん。新しい時代はいつも、道具を作る人間から始まるのです。

お国の若い人たちがいずれ、世界を変えるような道具を思いつき、
それを作る人たちになってくれることを、心から期待しています。
私たちの世代がいまのコンピュータ万能の時代を作ってきたよう
に。
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頑張ってください。

iPhoneでラジオを聴く

2008年08月12日 09時24分45秒 | Weblog
 たまにラジオを聴きたいことがあって、FM放送のためにSONYのスティックタイプのラジオを持ち歩いている。超小型だがシンセサイザチューニングなので同調がずれることがなく快適だ。

 しかし曲と曲の間に挟まるしゃべりが邪魔でしようがない。こちとら音楽を聴きたいのであって、愚にも付かない昔話や仲間内のじゃれ合い、要するにゼニの取れないしゃべりを無理矢理聴かされるなんてまっぴらだ。

 そういえば一時、iTunesでインターネットラジオを聴いていた。音楽チャンネルはただひたすら音楽を流しているだけなので、実に具合がいい。時々しゃべりも挟まるのだが、もともと英語なんか聞こえても意味がわからないしテンポがいいので、リズムセクションがソロで流れているくらいに思っていればそう邪魔にはならない。^^;

 それならiPhoneでも聞けるんじゃないかと思ってApp Storeを"Radio"で検索してみたらたくさん出てきた。有料のものも無料のものもあるが説明が全部英語なので、日本人がコメントをたくさん付けているのを読んで、Tuner Internet Radio というのを700円で買った。画面デザインはシンプルといえばシンプルでよろしいが、ちょっと工夫がない。どこかでメモリリークをしているみたいで、あれこれ試している間に2回くらいメモリ不足のアラートが出た。まぁ、完成度はあまり高くないのだが、チャンネルが山ほど登録してあるのでそれは楽しめる。

 今朝はさっそくこれでJazzなど聞きながら電車に乗っていた。どこで切れているのかわからないが途中何度か放送が聞こえないことがあった。それさえ我慢すれば、なかなかいい音質で鳴っている。イヤホンをおごっているせいもあるが、意外なほど低音が十分響くので調子がよろしい。

 朝の楽しみがまた、増えた。

初めて見たMacOSのハイバネーションで考えたこと

2008年08月11日 15時54分57秒 | コンピュータ
 厳密に言えば、見たのはハイバネーションではなく「ハイバネーションからの復帰画面」だが。

 MacOSXのスタンバイ機構は実によくできている。

 我がMacBookはリッドを閉じるとしばらくハードディスクが稼働して、そのときのメインメモリの内容を記録してくれる。リッドを開くと記録した内容をハードディスクからメモリに戻し、実行を再開する。

 これはWindows にもある機能だが、MacOSXの場合はちょっと気が利いている。ハードディスクに吸い上げた後のメインメモリの内容が壊れていなければ、ハードディスクからの読み戻しをしないでそのまま実行を再開してくれる。リッドを開けると1~2秒程度で使えるようになる。

 Windows と違ってハードウェアが特定できるからこその芸当だが、なかなか気が利いていて嬉しい。居間に置いてあるWindows ノートはちょっと古いせいもあるのだが、下手をするとリッドを開いてから数分はハードディスクアクセスが続いて、落ち着かない。急ぐときは上の階の書斎(えっへん)に駆け上がってMacBookのリッドを開けた方がずっと早いのだ。

※ 最近はiPhoneがあるので、よほどのことがなければそれすらしなくなったが。

 ところでバッテリが上がるなどの原因でメモリの内容が保証されないときはどうなるか。当然だが、その場合はハードディスクからメモリに読み戻して実行を再開することになる。

 いままでいちどもその状況にならなかったのだが、特に狙ったわけではなくACアダプタをつながずに週末の作業をしていたら条件を満たした(笑)らしい。

 今朝リッドを開くと、立ち上がってこない。もしやと思ってACアダプタをつなぎ電源ボタンを押してみると画面の下の方に、スピーカの音量を変更するときに出るようなプログレスバーが出現した。10秒程度待たされたが無事に立ち上がってきた。おぉ、これがハイバネーションからの復帰か。

 うまいことできてやがる。繰り返すが、ハードウェアが特定できるからこその芸の細かさだ。

    *

 いささか唐突な話だが、Androidのリリースが遅れているらしい。年内という話だったが、関係者から聞くところではどうも年を越しそうだ。ここで言う「関係者」とは実際にAndroidをベースにした開発をやっている人たちのことなので、信憑性は高い。

※ 公式発表もあったらしいのだが、未確認。iPhoneに夢中になっていて見落としたのかも知れない。

 開発が苦戦するであろうことは容易に想像が付く。Androidはハードウェアを特定できないOSだからだ。

 もともとベースになっているのがLinuxという汎用OSだ。ドライバさえ書きゃどうにでもなるOSなんだからハードの特定なんて問題ないじゃないかと言われそうだが、Androidの場合はちょっと事情が違う。こいつは携帯電話のような組込機器に乗せるためのOSなのだ。

 携帯電話の性能を決定づける要素はいくつかあるが、その最たるもので意外と知られていないのがバッテリ。電池の存在だ。

 早い話が携帯の性能なんか、網を除外して本体に限って言えばメモリをぶち込んで(まぁお下品な)、クロックを上げてやればいくらでも上がる。それができないのは、バッテリが保たないからだ。バッテリはケミカルなので、ムーアの法則の埒外(らちがい)だ。小形化と大容量化というほとんど相反する要求を満たすためにそれでなくともバッテリは無理を重ねており、もういまの構造ではとっくに限界に達していると聞く。あっちこっちでバッテリが火を噴いている現状を見れば納得できることだ。

 その限界ギリギリの電池をだましだまし端末の性能を上げていこうと思ったら、携帯用のOSは省電力化と性能の向上に血のにじむような開発努力が必要だ。ソフト面だけではなく、ハード面の工夫も不可欠で、そこでハードウェアが特定できなければ努力にも工夫にも限界があろうことは容易に想像できるだろう。たとえばの話、iPhoneでゴミ箱にタッチして読み終えたメールを捨てるときにジニーエフェクトがかかるが、これをソフトでやるのと専用ハードでやるのとでは電池の消費が段違いだ。たぶんいまはソフトでやっているはずだが、Appleはその気になればiPhoneにジニーエフェクト専用のハードロジックを搭載することができる。

※ あくまでも「たとえば」の話。そんなことくらいで専用ハードを乗せるはずはない。

 Androidにはこれができない。だから効率を上げるための工夫には限界があり、それだけではないだろうが、開発は困難を極めているはずだ。「動く」と「使える」は違うのだということを、担当エンジニアたちはいまさらながら身に染みて感じているに違いない。

 ところで上で、「携帯に」ではなく「携帯電話のような組込機器に」と書いた。これはちょっとした含みがあって、携帯端末に限らず組込機器全般に乗せることを考えれば、Linuxベースでありソースも公開される(らしい)Androidの優位性が見えてくる。いろいろな意味での「開発コスト」を低く抑えることができるからだ。

 携帯端末に限っていえばAndroidはあまり大きな成功を収めず、BREWは小さなセグメントで生き残り、Blackberryはお里がPDAというソフト(OS)面での不利を克服しきれず、最後はアップルとノキアの戦いになるのではないかというのがアタシの予想だ。

 MacBookのハイバネーションからの復帰画面を見ながら、そんなことをボンヤリと考えていた。

お安くなります、iPhoneの通信料

2008年08月05日 16時21分04秒 | Weblog
 よほどブーイングの嵐が吹き荒れたか、iPhone用のパケット定額プランが二段階制になるようだ。

 3Gネットワークをバンバン使う人はすぐに上限に達するのであまりご利益はないが、アタシのように自宅と会社は無線LAN完備という環境なら移動中の通信をちょっとケチれば通信費節約は可能かも知れない。

 無線LANを生かしているとバッテリの消耗が早いので、これからはもっとこまめにON/OFFしないといかんかな。それより外付けバッテリを携行する方が面倒がなくていいか。

iPhoneをモデムとしてなんか使いたくない

2008年08月04日 09時31分33秒 | Weblog
 最近巷でこういう話題がある。3Gに接続されたiPhoneをパソコンのモデムとして使うためのアプリがApp Storeで公開されたり消されたり、また公開されたり見えなくなったり、しているという話だ。

 いまどうなっているのか、興味がないので確認していない。

 3Gだって? どこの3Gだ? SoftBankだろ?

 冗談じゃない。ちょっと郊外に出れば圏外になる、それでなくても速度が遅く、頻繁にパケットが詰まったように通らなくなる。そんな貧相な網(もう)を、キャリアとの契約違反になる危険性を背負い込んで、1,200円も払って専用アプリを自分のiPhoneにインストールしてまで使おうとするなんて、どう考えてもまともな判断じゃない。

 それよりSoftBankは、せめてイーモバイルの端末をBluetoothで使うか、Dock<-->USBでつないで使う方法を提供してほしい。一昨日の宿泊先ではiPhoneが圏外になっていてあわてたが、かろうじてイーモバイルの電波が届いていたので助かった。

 SoftBankはこのアプリをみんなが使い始めて網がパンクするのを恐れているかも知れないが、そんなことは起こらないと思っている。そもそも最初にiPhoneに飛びついた人間のほとんどは、SoftBankの網がどういうものか先刻承知だ。だからそんなものに期待なんかしていないから、そういう使い方をするはずがない。iPhoneが紐付きになっているから仕方がなく契約しているだけだ。

 そういうことを知らないで契約した子供たちがやる可能性はあるが、とても使えないことがわかってすぐに諦めるだろう。だから心配は要らない。

 クリスマス(気の早いことだが)にはiPhone nanoが出るというウワサが早くも出ているらしい。選択肢が増えるのはめでたいことだ。それまでにdocomoをキャリアとして選択できるようになっていれば、さらにめでたい。