iPhone OS が3.0になって、CalDAVがサポートされた。こいつはGoogleカレンダーなどがサポートしているプロトコルだ。プロトコルなのでこれをサポートしているカレンダー同士で同期が可能になる。iCalもこれをサポートするようになってから、直接Googleカレンダーと同期できるようになった。
今回のOSアップデートでiPhoneのカレンダーがこのプロトコルをサポートするようになったので、iPhoneのカレンダーとGoogleカレンダーが参照/同期ができるようになったわけだ。
ところでアタシのカレンダー同期環境。Macに移住する前から仲間内のスケジュール交換にGoogleカレンダーを使っていたので、移住後はSpanning Syncという有料のサービスを経由してiCalと同期するようにした。
■ iCal <--(Spanning Sync)--> Googleカレンダー
その後、iPhoneを使うようになり、このカレンダーとの同期が必要になった。これにはMobileMeというApple純正の有料サービスを使った。
■ iPhone <--(MobileMe)--> iCal <--(Spanning Sync)--> Googleカレンダー
これで、iPhoneのカレンダーの変更はGoogleカレンダーに同期され、仲間たちはアタシのGoogleカレンダーを参照してその変更を知ることができる。また、アタシのGoogleカレンダーで参照されている仲間たちのスケジュールは、Spanning SyncとMobileMeを経由してiPhoneのカレンダーに同期される。
※ ちなみにSpanning Syncという有料のサービスを使ったのは、この「Googleカレンダーで参照しているカレンダーもiCalに同期してくれる」という機能のためである。当時はこれができる無料の同期サービスを見つけられなかったのだ。
大変快適なスケジュール同期環境なのだが、ひとつ不満がある。
GoogleカレンダーとiPhoneカレンダーの間にiCalがあるため、自宅のMacBookのリッドを開かないと同期が効かないのである。iCalはMacの標準アプリケーションなのだ。iCalを起動しない限り、Googleカレンダーの変更(その参照先の仲間のカレンダーも含む)はiPhoneカレンダーに反映されず、その逆もまた同様である。
*
しかし今回、iPhoneカレンダーがCalDAVをサポートするようになった。
■ Googleカレンダー <--(CalDAV)--> iPhone <--(MobileMe)--> iCal
という構成が可能になるかもしれない。つまり従来のiCalを中心にした同期環境から、iPhoneを中心にした同期環境への移行だ。
一見うまく行きそうだが、果たしてどうだろうか。こういう問題はひとつひとつ確認しながら進まないと、後悔する可能性が高い。
iPhoneからiCalへのMobileMeを経由した同期は大丈夫だ。となると確認すべきことはふたつ。ひとつはiPhoneカレンダーの変更がCalDAVでGoogleカレンダーに反映されるか。もうひとつはGoogleカレンダーが参照している仲間のGoogleカレンダーがiPhoneカレンダーに反映されるかだ。もしかしたら、仲間内のカレンダーを直接CalDAVでiPhoneカレンダーから参照するようになるのかもしれない。
ナヤンデルタール人。^^;
今回のOSアップデートでiPhoneのカレンダーがこのプロトコルをサポートするようになったので、iPhoneのカレンダーとGoogleカレンダーが参照/同期ができるようになったわけだ。
ところでアタシのカレンダー同期環境。Macに移住する前から仲間内のスケジュール交換にGoogleカレンダーを使っていたので、移住後はSpanning Syncという有料のサービスを経由してiCalと同期するようにした。
■ iCal <--(Spanning Sync)--> Googleカレンダー
その後、iPhoneを使うようになり、このカレンダーとの同期が必要になった。これにはMobileMeというApple純正の有料サービスを使った。
■ iPhone <--(MobileMe)--> iCal <--(Spanning Sync)--> Googleカレンダー
これで、iPhoneのカレンダーの変更はGoogleカレンダーに同期され、仲間たちはアタシのGoogleカレンダーを参照してその変更を知ることができる。また、アタシのGoogleカレンダーで参照されている仲間たちのスケジュールは、Spanning SyncとMobileMeを経由してiPhoneのカレンダーに同期される。
※ ちなみにSpanning Syncという有料のサービスを使ったのは、この「Googleカレンダーで参照しているカレンダーもiCalに同期してくれる」という機能のためである。当時はこれができる無料の同期サービスを見つけられなかったのだ。
大変快適なスケジュール同期環境なのだが、ひとつ不満がある。
GoogleカレンダーとiPhoneカレンダーの間にiCalがあるため、自宅のMacBookのリッドを開かないと同期が効かないのである。iCalはMacの標準アプリケーションなのだ。iCalを起動しない限り、Googleカレンダーの変更(その参照先の仲間のカレンダーも含む)はiPhoneカレンダーに反映されず、その逆もまた同様である。
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しかし今回、iPhoneカレンダーがCalDAVをサポートするようになった。
■ Googleカレンダー <--(CalDAV)--> iPhone <--(MobileMe)--> iCal
という構成が可能になるかもしれない。つまり従来のiCalを中心にした同期環境から、iPhoneを中心にした同期環境への移行だ。
一見うまく行きそうだが、果たしてどうだろうか。こういう問題はひとつひとつ確認しながら進まないと、後悔する可能性が高い。
iPhoneからiCalへのMobileMeを経由した同期は大丈夫だ。となると確認すべきことはふたつ。ひとつはiPhoneカレンダーの変更がCalDAVでGoogleカレンダーに反映されるか。もうひとつはGoogleカレンダーが参照している仲間のGoogleカレンダーがiPhoneカレンダーに反映されるかだ。もしかしたら、仲間内のカレンダーを直接CalDAVでiPhoneカレンダーから参照するようになるのかもしれない。
ナヤンデルタール人。^^;