今回の欧州学会出張は、かなり大変でしたが、officialな行程はすべて終了しました。あとリサーチ関係が2日間ありますが、その後帰国です。
AMEEでは、日本人参加者が50名以上になった記録の年です。昨夜の日本人会にも50名?ちかく大多数の方が参加されていたようで、おいしいイタリアンを頂きながら、いろいろなお話ができて楽しいひとときでした。
AMEEの学会は、最初の2日間がFaculty developmentのためのワークショップも含まれており、合計5日間の長い学会です。これに加え、今回私にとっては、前半世界のリサーチ関係者とのRogano meetingがさらに前日からあったため、6日間に渡る会期で緊張が続く前半4日間と聞くだけでよい最後の2日間、という形でした。
プレゼンテーションが3つあったのは、やはり大変でした。
初の国際学会のChairでこちらは、Clinical reasoningのセッションで、立ち見が出るほど学会1日目午前中の120名ぐらいが満席の状態でのmoderationでした。
ぱらぱらと少ない参加者よりも、満杯でのmoderationはとてもよい経験になりました。やってみないと体感として感覚が身に付かないので、とてもありがたい経験でした。前日に担当セッションのabstractを十分に読み込めていませんでした。この学会では、moderatorとは別に、各セッションにリサーチの意義やlimitationなどについてコメントするexpertのdiscussantがいるのでアカデミックなコメントはその方に任せられてよかったです。
学会最後のplenary sessionでは、この40年ぐらいで、学習者のアセスメントの領域で多大な貢献をした3名のグローバルエキスパートの先生による講演でした。なんとか最後まで聞くことができて非常に満足した学会でした。
2015年は再びGlasgo, 2016年は、なんと大好きになったBarcelonaで開催されるそうです!前回、時間切れで
あまり観光できなかったBarcelonaで再度学会があるのはうれしい限りです。美術館やそのほか、5月に行けなかったところに行ってみたい!と今からワクワクします。歴史の長い欧州での学会は、アカデミックにはもちろん、心身ともにリフレッシュして、新しいエネルギーをもらえますね。目標が明確になるので、学会参加のためしっかりリサーチをしてabstractを出します!