それゆけ!ぶんぶん一家☆ミ

不器用な3人家族と、ゆかいな仲間たちのブログです。

日本三大渓谷美・寒霞渓のトイレは1億円☆約5分の空中散歩♪

2016-10-20 05:19:56 | 旅行

さぬき百景に選ばれた、四方指園地の絶景を楽しんだ後、

小豆島が世界に誇る(らしい)景勝地へ向かいます。ワクワクどきどき

そこは元々、神懸山と呼ばれていて、大正12年(1923年)3月7日、国の名勝に指定されたらしい。

瀬戸内海国立公園の中心地小豆島の、そのほぼ中心に位置するのが寒霞渓。

実は2回目です。初めて来たときは秋の紅葉の時期で、ロープウェイ乗り場で、

のたれ死ぬのではないか!?って思われる程、並びましたよ。

今回の旅行。その秋の一番混み合う時期を避けましたから~。グリーンシーズンなんだって。

そのロープウェイの時間まで自由時間。うふふ 取り敢えず、流れに乗ってお土産物屋さんになだれ込む。

試食を押しつけられ、強烈なセールストークに遭い、何だか瓶ものとかむっちゃ買ってるやん

って、思ったら、皆さん一緒に入ったはずなのに、バスの人、誰もいない・・・

落ち着け・・・・取り敢えず、時間無いしトイレ行っとこ。

たまたま入ったトイレが凄かった。便器部分は普通なのだけど、洗面ブースが、どこの宮殿!?って感じ。

あ!!書いてあるぞ。平成2年7月建設、総工費1億円(浄化槽込み)の通称『1億円トイレ』だと

『なぁなぁ、ここ、1億円トイレやねんて~!』って、娘っこに言ったつもりで娘っこ位置の後ろを振り向くと、

全く知らないご婦人が、間抜けな顔して驚いてた。

『え~~!?ホンマに~?すっごいな~。一億円におしっこかけてしもたわ~』って、良かった。関西人やん。

26年前の1億円トイレ、知らないおばちゃんとしばしお話して、さ、急ごう。

もう時間無いで。って言うても聞かないのは、ご当地ソフト研究家の長女。

なんか、こないな所で食券制で、味気ないな~って思いながらもソフトクリーム巻2枚購入。

オリーブソフトクリーム ×2個。

右のソフトクリーム、落ちそうやねんけど・・・。

って、コーンの中から立ち上がったソフトクリームではなく、コーンに乗っかった感じ。

ソフトクリームっていうより、シャーベット寄り。で、どの辺オリーブなのだ??

黙っちゃいないのは長女でした。『ほんまにこれ、オリーブなん?間違ってないん!?』って抗議に。

はい、よ~~~っく見ましょう。緑色の点。それらしい。

って、カビみたいにも見えるって、言うたらあかん。

ここの売店での試食のエスストラバージンオイルが、むちゃくちゃ美味しかったから、期待しすぎたのだな。

おいらも・・・何だか、エクストラバージンオイル入りのドレッシングだとか、4本と、ドリンク買ったさ。

こんなんやったら、いっそご当地ビールにしとくんやったわなんて文句言いながら、

時間無いし、食べながらロープウェイの駅へ移動。

あ、まだ10名くらいか?みんな、何処に行ったんでしょう?

そうそう、この山頂には”かわらけ投げ”やら・・・ん?なんかあったみたい。

山頂駅に野球のユニフォーム。小豆島高校だ!!

今年春、小豆島の住民がほとんど居なくなってしまったらしい。団体で甲子園に応援に行ったと。

春、21世紀枠っていう、スポーツに明るくない私には訳の分かんない出場枠で出たらしい。

1回戦敗退でも、こうやって記念に飾ってもらえてるんだもの。島民みんなから愛されてるのね。

寒霞渓ロープウェイ、乗車。

寒霞渓山頂駅は、標高612M。そこからロープウェイで、5分で下って行くの。

40人乗りのゴンドラで所要時間約5分の絶景の空中散歩。

先に下りの特等席、前の方はしっかりブロックされてしまってる。でもね、無問題。

おいら、ちょいと背が高いので、人の頭の上位置からも平気で撮影できてしまうのだ。えへへ。

向こうには海が見える。ちょっと雲が出てきたか!?空が青かったら良かったのにな。

寒霞渓は『日本三大渓谷美』の一つ。あと2つは、群馬県の妙美山と大分県の耶馬渓だって。

但しそれは”渓谷美”。 ”美”が付いてない『日本三大渓谷』はまた別だったりする。

新潟県の清津渓谷、富山県の黒部渓谷、三重県の大杉渓谷がそれ。

寒霞渓はおよそ1300万年前の火山活動によってできた、安山岩・集塊岩などの岩石が、

長い年月の地殻変動や浸食により、そそりたつ奇岩怪石の絶景をつくりあげたのだそうな。

もっとゆっくり岩を観察しようと思ったら、登山道をゆくと良いのだけど。ね。

ロープウェイは昭和38年に開通。それまでは、登山道を・・・登山っていうよりハイキングのみ。

バスツアーでなく、個人で来ることが出来たなら、ハイキングコースをゆくも良いな。

国立公園特別地域に指定されてるこの美しい自然景観を歩いて楽しむのなら、

表12景、裏8景って2つのコースがあるらしい。

表12景はゆるやかなコース。距離は2km。所要時間1時間とな。

そして裏8景は、距離にして1.8km。所要時間1時間。

途中、12景、8景・・・その他の、素晴らしい景色をその目で見ることが出来るのだな。

その殆どが、コンクリートで舗装された道っぽいので、バスツアーじゃなかったら、おススメですよ。

って、何かむちゃくちゃ連射しまくってるシャッター音が聞こえてくる。

次女っこちゃんと前方2列目あたりにいたのだが、後ろの方から聞こえてくる連射音に、

『あいつ、只者ではないな・・・』って乗った時から2人で話してて、って・・・あれ?

ええ、うちの美女3人ファミリーのチビっこ、長女が居ない。・・・あれ?

高々と掲げられたピンクのカバーのスマポ。そしてそれが連射音の源。おいおい・・・連射っこは長女だった。

しかも、チビだから外が見えてない。見えないから撮りまくってるんだ。 なんたる執念

連射っこは・・・まぁ、それなりに楽しんでるようですから。

それにしても私の写真ってば、調子ぶっこいて買ってしまった重いお土産袋、

左手に引っ掛けてるんだけど、どんどん重みが増してきて、カメラを構えようにも小刻みに震える。

片手での撮影で。それでも撮ってたら、バス仲間の方達が、『あの岩肌ええやん。撮っとき~』って

なんじゃかんじゃとアドバイスしてくれるのだな。アドバイスより、荷物持ってくれ。って言えない。

おっと、これも書いておきましょう。

登山(ハイキング)コースを楽しめる時間があるのなら、行けるところがあるのです。

小豆島で撮影された映画のロケ地2か所。それは、表12景の登山道の方。

”四望頂”は、映画『魔女の宅急便』のロケ地。これは娘っこ達が好きやったやつや。実写版ね。

”鷹取展望台”は、映画『八日目の蝉』のロケ地。あの、なんとも切ないお話は、原作本読みました。はい。

映画はテレビでしか観てないのだけど、原作本の緊迫感みたいなもんは薄かったような。

山頂駅から約5分。こううん駅に到着です。

たった5分なのですが、密度の濃い5分だったように思います。

寒霞渓は、小豆島は、瀬戸内は・・・・・日本は美しい

ロープウェイの長い階段を下りて、バスに戻るも、しばし寒霞渓の残像に酔いしれておりました。

寒霞渓・山頂駅・・・標高612m

香川県小豆郡小豆島町神懸通乙168

TEL  0879-82-2171

寒霞渓・こううん駅(山麓)・・・標高295m

香川県小豆郡小豆島町神懸通乙327-1

TEL  0879-82-0904

 

 

 

 

 



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