京橋で呑んでおります日。4軒目に伺いましたのは・・・・。
ああ、ここにするのね!この店、実は大好きよ。美味しいもん。ここで締めても良いのでは?
グランシャトーが窓から見える。1階のカウンターのそれと全く違う、2階の静かさ。
飲み物を聞きながら、さりげなくお通しが置かれてる。
大好きなの。そう、これが好き。2人いたら、2種のお通しがやって来る。
魚の切れ端と、小松菜と。ちょっとだけ量を増やして、こんな小鉢で立ち呑みしても、
よ~流行るのではないかしら。美味しいの。流石だ料理屋さん。
・・・うん。その2種お通し、しばしお預け。お飲み物を選ぶのだ。
ああ、私は即決。友は・・・・・・、今日中に決まる?
ほい、私の選んだの、酔鯨!
高知県高知市長浜、そこにあるらしい酔鯨酒造さんだ。
兵庫山田錦100%、精米歩合は50%の純米大吟醸。
上品な感じに美味しい和食にぴったりで、山田錦の豊かな香り・・・。美味しい。大好きだわ。
友が悩み抜いてこちらを選んだわ。
山口県萩市の岩崎酒造さんの純米吟醸、直汲み生。長陽福娘。
酔鯨と同じ、山田錦100%の精米歩合は50%。
確かにキレは良い。後にくる吟醸香、確実に違う、それぞれにうっとりする香り、
でもそれぞれに個性が有って、おおおお。飲み比べると最高に楽しい!!
・・・・って、あっちこっち呑んでたら、友に『一人で呑むな!!』って怒られた。とほほ・・・・・・。
伝助穴子。白焼き・蒲焼が選べたから、迷わず白焼き。
ブログとか始めてから知ったの。泉州地方の名物なの?穴子ってば。
にょろにょろ系が好き。穴子も鰻もウツボは最高。
白焼きは山葵をちょいってのせて頂くの。ふんわり肉厚の穴子さん、おおおおい美味しい!
伝助さんは、明石浦で水揚げされる周年美味しいやつで、300gオーバーが伝助の名を冠する事が出来る。
そうだそうだ、明石なのだ。いつぞや、明石の魚の棚に行った時には、
玉子焼き(明石焼き)に、タコでは無く穴子だったり、天ぷら屋さんには一本ものの穴子天ぷらも。
そんな由緒正しき穴子の聖地からやってきた伝助。いえ・・・・伝助さん。
添えられていた立方体。
穴子の玉子の・・・なんやら固めたやつ。うん、そんなやつが、
むっちゃくちゃ。え?えええ?って位に美味しいもん。伝助の付け合せではなくって、
それだけでお酒が美味しいでしょ。んで、あっちもこっちも呑むでしょ、怒られて。
煮付もちゃちゃっと調理してくれるよ。
なんか・・・・・・・・・・・・・・写真はしょぼいけど、こちらは明石の”がしら”煮付。
お頭方面を撮ってしまいましたが、そこそこの大きさで。
骨がね、精一杯骨と格闘しないと。そうなると、日本酒だな。
骨をし~し~する時の日本酒さ。
こんな感じで。一合だったのかしら???こんな容器に入ったら分からないけど、
そこからの各自お猪口で呑むが良い!っていう作法で。
佐賀県三養基郡の天吹酒造さんの『天吹』、裏 大吟醸。お米は愛山100%、精米歩合40%。
この酒米は1949年に兵庫県で育成されたのだそうな。
そしてこちら。秋田県秋田市の秋田醸造さんの要冷蔵の生酒。これも山田錦の50%。
とっても小さな蔵元さんらしいが。もう、結構呑んだ辺りなので、美味しい!だけ言っておこう。
『和食』っていうのが、無形文化遺産なのなら、『日本酒』も世界に誇れる美しいお酒ではないかしら。
美味しかったし、いつ来ても良いお店です。ご馳走様でした。
旬魚旬菜 小料理 藤
大阪市都島区東野田町3-5-5
TEL 06-6358-8155
営業時間 11:00~24:00 不定休
お花。