堺東にやってきたよ。
ここはなかなかに・・・立呑み処激戦地だと思うのだ。
美味しいお菜が目白押し。立ったまま、高級お料理屋さんのお料理を、
ちょいちょい、つまみ喰いしてるかのような立ったまま呑み。
久しぶりに。とんぼ。あれ?いっぱいかしら?って思ったら、なんか微妙に・・・ずれてくれました。
小さ目瓶の赤星。
寒くってもビールでスタートしてしまうって、写真見たら思うのだけど。
そう、お店の中、上着はもれなく脱ぐって温度だからなのでしょう。
あぁ・・・大好物があったよ。魚偏に春って書いて鰆、その名は、SAWARA!!
両親が岡山県人で、鰆料理は岡山名物だと、岡山商工会議所が豪語している位に、
実家では鰆をよく食べた。塩焼き、味噌焼き、煮炊きもの。
ブログを書き始めて、そして旅行に行って知った事、西日本と東日本の鰆の旬が違う!!
3月から5月が一番よく捕れる魚。産卵のために瀬戸内海へ押し寄せてきていたらしい。
その鰆を、岡山県人の両親のもとで育った私は食していたのだが。
ほぉ。関東方面では、産卵期前の脂がのった12月~2月の真冬を『寒鰆』の旬とするらしい。
そう、軽く炙ってくれてるの。そうしなくては、真冬の、いえ、特に今年は早く旬が来たに違いない、
その身の脂が乗りすぎているのでそう。こうやって炙って、やんわりと落として、そして香ばしくなるの。
口に含んだら、ふわっと香ばしさが広がって、その後、じゅわっと魚の良質な旨みの脂が広がる。
おおお美味しい!!静かに控えめに言っても最高なのだ。
赤星おかわりして、きずし。
美しい。ああ、この色彩の美しさが分かっていただけるでしょうか?
浅い訳ではないこの日のきずし。けれど、深くはない。まだ、鯖身の生の部分が主張してる。
そう、食べたら分かる。ああ、やはり鯖生身が自分は酢に染まりたくはないと訴えてる。
分かりにくいかもしれないけど・・・そんな位の漬かり具合ね。
ほら。アップでとってみたら、まだ脂のツヤツヤ感があるのだもの。
申し遅れました。美味しい!!このむちゃくちゃ美味しい感を、表現する言葉を知らないっていう
自分の無知さ加減にほとほと嫌気がさしてしまう。美味しいのです。本当に。
ちょっとお帰りになっても、後から後からやってくる方々のために、長居はやめときました。
美味しかった~~。いつ来ても美味しいのだけどね。どうも。ご馳走様でした
立呑み とんぼ
大阪府堺市堺区中瓦町2-2-2
TEL 090-3729-2617
営業時間 16:00~23:00 日曜休み