1月、お正月に来て以来。観劇無しで来る暇もなく。
その日は2月17日。15:00公演だっていうのに、わざわざ宝塚で朝ご飯。
そして・・・・・大劇場。まだ午前中11:00公演も始まっていないと言うのに。
しかしながら・・・当日券の行列凄い。なぜ!?何故に残っていたのだ?宝塚友の会は落選だったのに(涙)
阪急交通社の貸切公演。月組公演だよ。
原作本、読んできましたとも!!2回読みましたわ。
聖地のキャトルレーヴでエンジョイした後は、少し、早めのランチ。
その時の公演に因んだメニューが、その公演期間限定でいただける公演ランチ。
さて、オードブルですよん。
鶏肉の蒸し煮とマリネ 2種のデュエット 白と黒の2色ソース。
ミュージカル・プレイ『カンパニー』。カンパニーってバレエ団、そして仲間って意味で。
新解釈版の白鳥の湖、白い白鳥と黒い白鳥が出てくるの。なので、白と黒のソースで、
ちょっと歯ごたえのあるタイミング悪い感じの炊いた鶏と、サラダチキンみたいな鶏。白鳥も鳥だから。
2種類の調理法を使ったオードブルです。
鶏むね肉は蒸し煮にし、白鳥に見立て白い豆乳ソースで、鶏モモ肉はマリネにし
サラダ仕立で黒鳥をイメージしたバルサミコソースで仕上げました。
宝塚にしては、現代劇って少々人気が劣るのか、貸切公演チケットも当日券が残ってた模様。
原作ね、むっちゃくちゃ良かったよ。テーマは『努力・情熱・仲間たち』(レッスン・パッション・カンパニー)。
宝塚関係なしに、凄い良い物語。逆に、宝塚で舞台化しなかったら、出会えなかった本。
オードブル。炊いた方はナイフで予めカットして、後はゆっくりお箸でいただきましたよ。
宝塚ホテル直営の由緒正しきレストラン。なのだけど、お箸をカトラリーセットの中にあるの素晴らしい。
しかも、組マークが印刷された宝塚割り箸は、そんじょそこらの割り箸より長めになっております。
手がデカい・・・いや、指が長いしっていう私には、惚れてしまう位に使いやすい。
メイン料理がやってきましたよ。
えびす鯛のポワレ マリニエール風ソース 月のクルトン添え・・・・・・・ですと。
お皿がね、ノリタケ×宝塚。ラインダンスのイラストが施されたお皿。
つんつんした大きなブロッコリーが、どっか~んと乗ってるの、何か、本編に絡んでるの?
あまりの存在感に、そう思ったのだけど。全く関係なく、普通にロマネスコが乗ってるだけ。
何故だろう!?全く美味しそうには見えないのだけど。そうね、メインが見えないのですから。
くる・・・お皿を180度回して後姿を見てみましたわ。
ああ、ほうれん草の上にお鯛さん。
(注:何故か我が一族では、”鯛”という魚は呼び捨てにはしない。”お鯛さん”なのだ)
えびす鯛をポワレにし
貝の出汁をベースにしたマリニエール(漁師)風ソースで仕上げました。
「オマール海老」と温野菜をあしらい月型のクルトンを添えました。
うん美味しい。黒い白鳥より、ぜ~ったい、このお鯛さん美味しい。海老も食感がよろしくって。
海老なんて何処!?って思った方々のために。
崩してみたのだけど、重ねて重ねて盛るよりも、こっちの方が美味しそうじゃない?
赤いのが、お鯛さんと、一口だけのオマール海老。やっぱり私は肉より魚派なのだ。
パンかライス、どちらかを選べます。ハーフ&ハーフ!って注文、やってみたいなって妄想だけしてる。
ライスを食べながらのメイン調理。メインのラインダンスのお皿が空いて、
あ、お電話が鳴りましたよ。操作してる時に『空いてるお皿、お下げします~~』って、あ、あれ?
それ、了承してない上に、半分残ってた私のライスは何処?ぐすん・・・。米粒残したら、お目目潰れるもん。
デザートはずばり”カンパニー”。
『白鳥の湖』をイメージしたデザートです。
パッションフルーツとマンゴーのソースをチーズクリームの中にしのばせ、
白鳥の羽のようなホワイトチョコレートと金粉をあしらい、
お皿には白鳥(オデット姫)をイメージし、チョコレートで模様を付けました。
うん。美味しかったよ。結構、ここの公演デザートって、ずっしりくる系が多かったのだけど、食べやすい。
しかし・・・甘いわ。アルコールをおかわりしたい気分を抑えてみたら、コーヒーが有り得ない位に美味しい。
デザートのラインダンスのお皿には、片足立ちのバレリーナ。オデット姫だよ。
この公演で大好きなタカラジェンヌさんが、数名、卒業するのです。
ままま、まぢですか!?って思ったのだけど。原作がとっても良くて慰められた気がする。
この日、貸切公演日。お昼過ぎたら混雑します(ランチ付チケットがあるの)。お昼前に食べ終わって。
少し、歩き回りましょう。ご馳走様でした。
宝塚ホテル レストラン フェリエ
兵庫県宝塚市栄町1-1-57 宝塚大劇場内