San-nenzaka, Higashiyama Ward, Kyoto City
さてさて、京都市東山区の清水寺を訪れたワタクシ達は、清水寺を後にいたしました。
9時になると参道のお店も一斉に開店します。この時間帯にはもう参道はもちろん、
清水寺の境内も参拝客と観光客でいっぱいになっておりました。
もちろん、この後はもっと多くの人がやって来て、昼頃には歩くのにも難儀する状態でしょうね。
ワタクシ達は清水寺に向かう参道から、産寧坂へと向かいました。
ここ産寧坂も八坂神社、円山公園、高台寺、法観寺と南にある清水寺を結んでいるために
観光客が常に溢れている場所なのですが、朝の9時という時間帯ですのでまだ人通りも少ないですね。
産寧坂という坂の名前の由来には諸説あるのですが、豊臣秀吉の正妻ねね(おね)が子供の誕生を念じて坂をあがり、
清水寺にお参りしていたことからその名がついたとされている説をワタクシは信じたい気がします。
そして、いつの頃からか産寧(さんねい)という言葉が、三年に転じて三年坂と呼ばれるようになりました。
個人的な意見ですが産寧坂が三年坂と呼ばれるのは、すごく安易というか、地名を軽んじているように思えてなりません。
地名にうるさい京都の人ですので、ここはビシッと異議申し立てしてほしいのですがねえ。
ワタクシは学生時代を京都で過ごしたのですが、面白い言い伝えを聞いたことがあるんですよ。
それは「産寧坂(三年坂)で転んだら三年後に死ぬ、二年坂で転んだら二年後に死ぬねん。
せやから俺らは産寧坂歩くのは嫌いやねん」と京都のやつが言ってたんですよねぇ。
これは急な坂道を走って、子供が転ぶことを用心するように言われてきた言葉でしょうね。
実に京都らしい言葉だと思いますし、その言葉が長く残っていることを素敵だなぁと思います。
そう言えばワタクシなどが子供の頃は、言い伝えというか迷信といえばいいのか、そんな言葉がたくさんありました。
「食べてすぐ寝ると牛になる」「雷が鳴るとヘソを隠せ」「夜に爪を切るな」「敷居や畳縁を踏むな」等々。
そんな言葉の由縁はワタクシにはよくわかりませんが、ワタクシの頭の中にけっこう刷り込まれています。
いまだに夜には爪を切りませんし、敷居や畳縁は絶対に踏みません。
食べてすぐ寝ることはありませんが、飲み過ぎて寝てしまうことがあるのは情けないですなぁ。
使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2
「言い伝え」や「伝承」を「意味の無い戯言」「根拠のない迷信」と言い切ることは科学的かもしれません。
しかし、科学では説明できない事象があることも事実でしょう。
文系人間の私としては、非科学的な言い伝えに興味を感じることを禁じ得ないのです。
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さてさて、京都市東山区の清水寺を訪れたワタクシ達は、清水寺を後にいたしました。
9時になると参道のお店も一斉に開店します。この時間帯にはもう参道はもちろん、
清水寺の境内も参拝客と観光客でいっぱいになっておりました。
もちろん、この後はもっと多くの人がやって来て、昼頃には歩くのにも難儀する状態でしょうね。
ワタクシ達は清水寺に向かう参道から、産寧坂へと向かいました。
ここ産寧坂も八坂神社、円山公園、高台寺、法観寺と南にある清水寺を結んでいるために
観光客が常に溢れている場所なのですが、朝の9時という時間帯ですのでまだ人通りも少ないですね。
産寧坂という坂の名前の由来には諸説あるのですが、豊臣秀吉の正妻ねね(おね)が子供の誕生を念じて坂をあがり、
清水寺にお参りしていたことからその名がついたとされている説をワタクシは信じたい気がします。
そして、いつの頃からか産寧(さんねい)という言葉が、三年に転じて三年坂と呼ばれるようになりました。
個人的な意見ですが産寧坂が三年坂と呼ばれるのは、すごく安易というか、地名を軽んじているように思えてなりません。
地名にうるさい京都の人ですので、ここはビシッと異議申し立てしてほしいのですがねえ。
ワタクシは学生時代を京都で過ごしたのですが、面白い言い伝えを聞いたことがあるんですよ。
それは「産寧坂(三年坂)で転んだら三年後に死ぬ、二年坂で転んだら二年後に死ぬねん。
せやから俺らは産寧坂歩くのは嫌いやねん」と京都のやつが言ってたんですよねぇ。
これは急な坂道を走って、子供が転ぶことを用心するように言われてきた言葉でしょうね。
実に京都らしい言葉だと思いますし、その言葉が長く残っていることを素敵だなぁと思います。
そう言えばワタクシなどが子供の頃は、言い伝えというか迷信といえばいいのか、そんな言葉がたくさんありました。
「食べてすぐ寝ると牛になる」「雷が鳴るとヘソを隠せ」「夜に爪を切るな」「敷居や畳縁を踏むな」等々。
そんな言葉の由縁はワタクシにはよくわかりませんが、ワタクシの頭の中にけっこう刷り込まれています。
いまだに夜には爪を切りませんし、敷居や畳縁は絶対に踏みません。
食べてすぐ寝ることはありませんが、飲み過ぎて寝てしまうことがあるのは情けないですなぁ。
使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2
「言い伝え」や「伝承」を「意味の無い戯言」「根拠のない迷信」と言い切ることは科学的かもしれません。
しかし、科学では説明できない事象があることも事実でしょう。
文系人間の私としては、非科学的な言い伝えに興味を感じることを禁じ得ないのです。
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清水の産寧坂、大好きです。
初めて通ったのは、小学校
6年生の修学旅行の時です。
「敷居や畳縁を踏むな」 ・・・
私の祖父は大工の棟梁だったので
特にうるさかったです。
私は今でも敷居や畳縁は跨って踏みません。
人がいないんですね。
食べてすぐ横になると
逆流性食道炎になり易いし
夜爪を切ると、寝てるときに
かくと肌に傷つけるし
まんざら間違った教えでもないように思えてしまいます。
早朝の人の少ない時間でしたので、ゆっくりと見学できました。
応援☆
多々の言い伝えや迷信
理解出来なくても残してあげたいと言いますか伝えていきたいですね
理にかなった事が多いけど
科学的根拠が無いから
重要視されてないから
言葉だけ残って中身は風化されていったのでしょう。
京都も早朝は人もいないから
風情がありますね。
私は知ってる京都は人が溢れかえってます。
応援!
群馬から横須賀まで運ばないとね
トヨタ 日産は 良いですよね
今日の電気自動車 追浜製です
横須賀です
ポチ (^^)/
子どもの頃、祖母が言ってた迷信や言い伝えは、鵜呑みにして覚えていましたが、
年を経るごとに、経験に基づいて生まれた言葉の深さがわかるようになってきました。
私が言うこれらの言葉を、孫たちはどう受け取ってるのでしょうか(笑)
一枚一枚が、京都らしく
やはり他の町にはない趣、歴史がありますね。
京都に行くと、柚子入り七味、京漬物は必ず買います。
デパートでも、同じものは買えても、
京都で買うってことがいいのですよね。
不老長寿の妙薬を貪り、始皇帝は水銀を飲んだと聞いております
科学解明の未発達部分が人々を随分と迷わせてきた歴史を感じます
「食べてすぐ寝ると牛になる」「雷が鳴るとヘソを隠せ」「夜に爪を切るな」「敷居や畳縁を踏むな」・・・
食後の横臥は不健康、雷鳴時は気温低下するため風邪をひかないように、夜は飛んだ爪で怪我をしかねない
などの科学的な根拠を感じます
畳の縁を踏めば痛みやすいですね
半月ほどまえ一心寺で中高年の複数が縁を歩いたり、座ったり
いただきます、ごちそうさまも言えない大人が次世代に何を教えることができるのしょう
お里が知れる、とはよく言ったものだと思います
いただいたコメントに同感です
時間を守らない人間に誠実な人間は居ません
仕事を組むとたいていが迷惑を蒙りますね
こんなにゆっくりと情緒を楽しむことができるのですね。良いですね!
先日レストランで片肘ついてスマホしながら食事している若者を見てびっくりしました。
料理する人がみたら、こんな食べ方してほしくないだろうと嘆きました。
こんな事が増えてほしくないなとおもうばかりです。