波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

狂犬病予防接種、心して挑みなさい!

2016-04-27 00:49:15 | 年間行事
こんばんは、白黒茶々です。
桜の花の時季が過ぎ、新緑がまぶしくなる今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか? そのような中で、白黒茶々家に一通の招待状が届きました。その送り主は、Kさんで……… といったら、結婚式のお誘いを連想される方もいらっしゃると思うのですけど、そんなにめでたいものではありません。 宛先は私となっているのですけど、その対象は箔と波。さらに、Kさんとは私たちが住んでいる湖西市のことで……… ここまで言ったら、もうおわかりでしょう?



そうです ここでいう招待状とは、狂犬病予防接種の案内のことだったのです。 白黒茶々家は毎年、近くの集会所などでまとめてやってもらえる集団接種を利用していて、その受け付け時間となる平日の昼間に多少自由がきく箔母さんにその役をお願いしています。
リードを任される機会があまりなく、彼らの扱いに不馴れな彼女のためにも、私はその前の晩に箔と波に「いいかい、明日はお母さんの言うことをよく聞くんだよ」と言い聴かせておきました。 賢い彼らのことだから、きっと彼女の手を煩わせるようなことはしないハズ。その当日のその時間は、私は労働に勤しみながら、心の中で彼らの様子を見守りました。

そして、その日のお昼頃に箔母さんからメールがありました。 どれどれ………

(表題)行って来た
予想外にたくさん犬がいて、波が大興奮して暴れまくったので写真は取れませんでした
箔に噛まれて流血の惨事です (原文ママ)

そ、そんな……… あれほど「いいコにしてなさい」って、言っておいたのに。 波はともかくとしても、まさか箔までそのようなことをしていたなんて………
それよりも、箔母さんのケガはどの程度なのでしょうか?仕事や家事に支障をきたさなければいいのですけど。場合によっては、私が不安全な晩御飯を作ることになるという事態も………
とにかく、心配メールを送っておいて、帰宅後に事情を聴くことにしました。それによると………



箔母さんは、出発直後の箔と波の写真を撮ることはできたみたいです。 思いがけず訪れた普通の日の昼間の外出に、テンションが上がる彼ら。 波が華奢な外見(?)に反して力いっぱい引っ張ることは、若さゆえということでお許しくださいませ。 一方の箔は、引きのほうは年相応で弱めなのですけど、気持ちは前のめりですね。 そして、家を出てから3分ほどで………



今回の集団接種の会場となる、M地区集落センターに到着。 受け付け時間がわずか30分だけということもあって、そこには箔母さんの予想以上に多くのワンコが来ていました。 「この近辺に、こんなにワンコっていたっけ?」と、箔母さん。

これには、もともと人やワンコに構ってもらうのが大好きな波ちゃは、大興奮 その場で勢いよくジャンプ(この動きを『ともおジャンプ』という)しまくりました。 この勢いは、箔母さんの力だけでは止めることもできず、本人の意思に反して、波と一緒に腕を上下させられるハメに。それって……… 彼女からのお叱りを覚悟の上で言わせてもらうと、なんてマヌケな光景なのでしょうか。

一方の箔は、久しぶりに見るご近所ワンコ対して、ブンブンしまくっていたそうです。 両手が塞がっている上にこの状況では、写真が撮れないのもムリはありません。
そうしたら、代金を払って本題の予防接種をしてもらってくださいませ。 まずは10回以上も経験がある箔に「大人の模範例」を見せてもらうことにしたみたいです。その際に彼(飼い犬)を抑えるのが彼女(飼い主代理)の役割というのは、ガッテン承知の助でいっ それにしても今回当たった獣医さんは、見かけない新人だなぁ………



と、箔母さんが思った直後に、なんと彼は通常の接種位置の首筋ではなく、箔のお尻にブスッと注射針を刺したのです 「えっ、お尻 」しかも、ヘタクソときたもんだ。 これはさすがに痛かったみたいで、箔は反射的に振り向きざまに「ガウッ 」と牙を向けました。そいつが箔母さんの手の甲をかすめ、少し切れて出血。 「攻撃するのだったら、私じゃなくて痛いことをした獣医さんのほうにしなさい 」と、そのとき箔母さんは心の中で叫んだそうです。
箔には可哀想なことをしてしまったのですけど、もっと気の毒なのは、痛いとわかっていながらこれから注射を控えている波のほうです。



「すまん、波ちゃっ 」
箔のときと同じように、箔母さんに抑え込まれながら、お尻にぶっ刺された波ちゃ。やはり痛かったみたいで「ひゃうっ………」という声を上げていました。

例年通りの予防接種だったら、箔と波が注射の痛さと怖さに「ひゃん 」と泣いた場合、私は笑うつもりでいたのですけど、今回はさすがにそうすることはできませんでした。また、あまりの痛さに思わず反撃したり、その場で跳んだりした彼らを責めることもできけませんでした。
※波ちゃんがジャンプしたのは、注射の前のことでは?(編集部注)
それから箔と波だけではなく、痛い思いをさせてしまった箔母さんにも、労いとお見舞いの言葉を申し上げます。 とはいっても、注射や採血、献血などの際に、どのような医師に当たるのかは、そのときの運次第です。ということで、来年は箔と波が上手い人に当たることを、祈っています。


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