海洋堂は、いわずと知れた、フィギュア製作会社である。
「写真撮影自由」であることを、チケットを買って中に入る時にわざわざ係員が客に告げてくれるほどであるから、ついついシャッターを押す手に力が入り、大量に撮ってきてしまった。
とはいえ、会場はあまり明るくないし、ものは小さいし、手前にガラス(アクリル)板が入っていることも多くて、思ったほど上手に撮れないのも確か。
以下、大量にアップするので、興味のない向きは飛ばしてください。
ただし、あらためて強調しておきたいのは、フィギュアの元のイメージとなっているのは平面のアニメなどであり、これを立体に起こすのは、実はけっこう難しい作業である、ということ。何も考えずに立体化したら、破綻してしまうだろう。どの方向から見ても自然な感じに仕上げるのは、絵のうまい人がさらっと人物を描くのとは異なるタイプの苦労があるようだ。
会場の入り口。
プラモデルの箱がどばーっと散らばる中に、社長の人形が鎮座している。社長は会期初日、札幌までやってきて講演したらしい。
チョコエッグなどの動物のシリーズ。
妖怪のシリーズもあった。
宮崎駿アニメ初期の名作、「パンダコパンダ」。
竜の子プロによるアニメの代表作「みなしごハッチ」。主人公のハッチが母親と再会を果たす大団円の場面。
「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズの栞子さん。
海洋堂を代表する作り手、ボーメ氏のコーナー。
2002年、市立小樽美術館が「ぼくらのヒーロー、ヒロイン展」を開いた時、今や世界的な美術家である村上隆の作品「プロジェクトKo2」も出品されたのだが、彼が出品する際の条件に掲げたのが、「BOMEも出品すれば、自分も出す」というものであったという。
海洋堂は何人もの作家を抱えており、それぞれ得意分野があるらしい。
東京から帰ったばかりで、またここで見ることになるとは…。
説明不要かと思うが、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の主要登場人物、綾波レイやアスカのフィギュア。
初音ミク。雪ミクバージョンなので、ご当地フィギュアってことになるんだろうか。
こういう動きの表現がすごい。
ガメラ対レギオン。「ガメラ2」の主な舞台は札幌だった。
2014年4月23日(水)~5月5日(月)午前10:00~午後8:00(4月27日~午後7:30、最終日~午後5:00)
丸井今井札幌本店大通館(中央区南1西2)
□海洋堂 http://www.kaiyodo.co.jp/