北海道美術ネット別館

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最近はまっている音楽ブログ◆音楽に「北方性」はあるか

2010年02月05日 21時44分06秒 | アートに関するインターネット・ブログなど
http://blog.livedoor.jp/gartman-gartman/

 来週から「春展」が始まる札幌のART-MAN GALLERY。
 若手の発表が多い場だけど、主宰の野口さんがときどき更新しているブログ「ART-MAN to BRAH-MAN」がある。

 いろいろな音楽のYou Tubeを貼りつけてあるだけ-といってもいいのだが、チルアウト系の癒やされるものが多い。

 どこからさがし出してくるんだろう。


 ところで、私事にわたるが、年をとるにつれ、音楽にすっかりうとくなってしまった。
 ライジングサン・ロックフェスティバル(RSR)に行っても、知らないバンドばかりである。
 こんな筆者でも、かつてはCDを買ったりライブに出かけたりしていた。ロック、ジャズ、クラシックと、いろいろ聴いていた。
 そんな中で、あまり人は聴いてないだろうな~と思われるジャンルに、60年代末から70年代にかけてのドイツのロックがある。
 ドイツやフランス、イタリアでは、よく知られた英米と違い、ロックが独自の発展をみせた。
 ドイツのロックでは、クラウス・シュルツやカン、タンジェリン・ドリーム、アモン・デュールIIなども聴いたけれど、とりわけ好きだったのがPOPOL VUH(ポポル・ヴー)。映画「ノスフェラトゥ」(ウェルナー・ヘルツォーク監督)の音楽も担当していたから、ご存じの方もいるかもしれない。
 鍵盤楽器とギターが絡み合い、眠りに誘うようなゆるやかな音が続く。宗教的な響きが随所に感じられる。アンビエントミュージックの先駆けみたいなところもあった。アルバムによって作風はかなり異なるのだが(90年代以降はハウスっぽい展開に走ったこともある)。
 リーダーのFlorian Frickeが2001年に死去しているらしいので、すでに活動していないと思われる。

 なんだかアートと関係ない話になってしまった。
 ただ、北海道の絵画を評してよく「北方ロマン主義」ということがいわれるけれど、それはもともとドイツなどの絵画の傾向でもある。そして、ロックミュージックでも、ドイツは「北方ロマン主義」的な傾向があると思う。
 とすれば、それって、サカナクションやAo(アオ、旧レゾンデートル)、sleepy.abなんかにも通じるところがあるのかな? (怒髪天とかは、どう考えても違うけどw)


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