北海道美術ネット別館

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5月20日に見た展覧会から

2006年05月22日 00時31分31秒 | 展覧会の紹介-複数ジャンル
 きょう5月21日はほとんどごろ寝していたが、まだ疲れが取れきっていないような気がする。

 きのう書かなかった展覧会について。

 「ウイグル族」-心優しき民- 鈴木利枝写真展
 
 北星学園大写真部員が、中国留学中に長いバス旅で赴いた新疆ウイグル自治区の人々を写した写真。ちなみに、デジタルではありません。
 ここでも漢民族が大量に移り住んできてもともといたウィグル族などを圧迫しているようです。そういう実情をじぶんの目で見てやろうという行動力はすごい。

(追記。冒頭の写真も、この展覧会の写真です)

5月6日(土)-30日(火) 水曜休み 12:00-24:00(日祝日は-21:00)
CAFE ESQUISSE(カフェ エスキス)(中央区北1西23 メゾンドブーケ円山 地図D)


 ちっちゃいもの店

 ケータイストラップ、置物など、小さい雑貨が大集合。どれもかわいらしいです。
 作家紹介の名刺までミニサイズになっているのが笑えます。
 会場は、オーガニックスイーツと雑貨のお店の一角です。
5月16日(火)-28日(日) 月曜休み 11:00-19:00(最終日-17:00)
Cous Cous Oven + Hoppers(中央区南2西23 地図D)


 01→ 北海道教育大学札幌校美術科平成17年度入学生展

 油彩研究室の干場清順さんの絵画「朝陽」がおもしろい。
 巨大な滝と木のふもとにある、傾斜の多い「古代猫町」という空想上の街並みを、精緻に描いています。
 広場にある「水」「温」と書かれた湯船? には、ワラビモみたいな空想上の動物がぷかぷか浮かび、屋根の上にはふしぎな車輪が取り付けられ、軒先にはどこにも照る照る坊主が吊り下がっています。町の構造だけを見ると遠藤彰子さんを思い出しますが、画風は違い、むしろファンタジー小説の挿絵風でもあります。

5月18-23日(火)
アートスペース201(中央区南2西1、山口中央ビル 地図B) 


 佐々木小世里illustration展「水たまりに映る空」
 最近では、北海道新聞の木曜夕刊別刷り「おふたいむ」でこのほど連載の始まったおすぎとピーコのエッセーの挿絵などで活躍している札幌の佐々木さん。水彩のクリアさとにじみを生かしたさらっとした味わいのイラストを堪能できる個展です。
 展示作品では、幼いころを過ごした中頓別町(宗谷管内)の思い出をかいたシリーズが、なんだかなつかしかったです。
 また、谷村志穂さんのエッセー「空色日曜日」のためにかきおろした札幌や小樽の地図の原画も展示されています。
5月11日(木)-23日(火)10:30-17:30(最終日-16:30)
ギャラリー紀(中央区南5西24-2-10 地図D)

 それにしても、きのう、膨大なエントリを最後まで読んでいただいた方には、頭が下がります。
 もうすこし量を分散させたいのですけど…


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