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川本エミ子展(4月22日まで)

2006年04月22日 01時54分44秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 全道展会友、道彩展会員の水彩画家(石狩市在住)による、5年ぶり3度目の個展。以前から激しいタッチで魚介類を描く人だったが、今回の個展で見た大作は、いっそう荒っぽく強い調子になっているように思われた。なにが描いてあるのかわからなくなる、一歩手前である。それにくらべると小品は、無骨ではあるが、まだモティーフが判別できる。
 会場の壁に貼ってあった「札幌タイムス」の記事で、川本さんは
「魚を通して人の心を表したい」
「人間の不気味さ、怖さみたいなものを描きたい」
と語っていた。
 たしかに「魔」など、かなり不気味だと思った。

 100号「怪」「魔」「藻」「源」
 80号「潜」
 20号「海のテーブル」「裸婦」「葡萄のある静物I」「葡萄のある静物II」「椅子に座る夫人」
 10号「鳥篭のある静物」「花A」「花B」「花C」「それぞれの存在A」「それぞれの存在B」「アネモネ」「牛骨」「トランペットのある静物」
 8号「公園」

4月3日(金)-22日(土) 10:00-17:00 最終日-16:00
ギャラリー山の手(西区山の手7の6)  


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