
(承前)
Shigeru Yoshida “Laundry-Chain of Life”
(図録の英語題はスペルミスと思われるので、修正しました)
吉田茂さんは1943年生まれ、札幌在住。
吉田さんは円山でギャラリーを経営するかたわら、作家としても活動している。
個展は少ないが、北海道立体表現展など大型グループ展には数多く出品している。団体公募展には所属していない。
この10年ほどの間、筆者が見てきた吉田さんのインスタレーションは
「時間による変容」
をテーマにしてきたと思う(あくまで筆者の考え)。
支持体に粘土を塗布する。それは、時間の経過とともにひび割れていく。
その変化、それ自体が、吉田さんの作品の肝だったと思っている。
今回、図録に掲載されている写真からだけでは、吊るしてあるビニールのようなものと、地面に置いた布状のものとの関連性がわからない。
もともとは一体で、それを剥がしたものなのかもしれない。
□STV興発の関連ページ http://www.stvkohatu.co.jp/entransart/exhibition/2011/095yosidasigeru/095yoshidasigeru.html
Shigeru Yoshida “Laundry-Chain of Life”
(図録の英語題はスペルミスと思われるので、修正しました)
吉田茂さんは1943年生まれ、札幌在住。
吉田さんは円山でギャラリーを経営するかたわら、作家としても活動している。
個展は少ないが、北海道立体表現展など大型グループ展には数多く出品している。団体公募展には所属していない。
この10年ほどの間、筆者が見てきた吉田さんのインスタレーションは
「時間による変容」
をテーマにしてきたと思う(あくまで筆者の考え)。
支持体に粘土を塗布する。それは、時間の経過とともにひび割れていく。
その変化、それ自体が、吉田さんの作品の肝だったと思っている。
今回、図録に掲載されている写真からだけでは、吊るしてあるビニールのようなものと、地面に置いた布状のものとの関連性がわからない。
もともとは一体で、それを剥がしたものなのかもしれない。
□STV興発の関連ページ http://www.stvkohatu.co.jp/entransart/exhibition/2011/095yosidasigeru/095yoshidasigeru.html
(この項続く)