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JRタワー内に「ART BOX」登場

2008年06月13日 23時15分41秒 | 情報・おしらせ
 JRタワーというか、札幌駅の東側通路に、こんなコーナーができていました。
 UHBとエアG(FM北海道)のサテライトスタジオのすぐとなりです。

 JRタワーのサイトから引用します。
 フライヤーとは文章のニュアンスがちがうのですが…。

JRタワーアートプロジェクトでは、5周年を機に第2ステージとして、若手アーティストの育成を目的としJRタワー東コンコースえき☆スタ横に「アートボックス」を設置いたしました。

「アートボックス」に展示する作品については、一般公募し、アワードを開催し、優秀な作品を表彰してまいります。

第1回展示作品として、「アートボックス」を広く認知してもらうことから2007年第52回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館選抜作家で、日本を代表する国際的なアーティストである岡部昌生氏のヴェネチア・ビエンナーレで展示したフロッタージュ作品「わたしたちの過去に、未来はあるのか」の“記憶のモニュメント”を展示いたします。


 岡部さんがフロッタージュする場面の映像も流れています。「シュッ、シュッ」という、地面をこすり取る音も聞こえてきます。
 
 ただ、どういうわけか、日本語は隅の方に小さく書いてあるだけで、表記は英語ばかりです。
 その英語も、アポストロフィが文字化けしており、Hiroshima's が Hiroshimals みたいに読めます。

 で、フライヤーとの違いの話なんですけど、つまり、岡部さんの展示となると「若手の育成」ということにはならないんですよね。
 フライヤーでは、若手とか、公募の話は、これからの検討課題みたいな書き方です。

 なお、今回の岡部昌生展がいつまでなのかは、どこにも書かれていないので、わかりません。

□ART BOXの紹介ページ http://www.jr-tower.com/artbox/





 もうひとつ書くと、JRタワーは、いろいろアート関係の催しやプロジェクトに取り組んでいるようなんですが、新聞広告に大きく記したり、フライヤーを各方面にまいたりということについては、非常に消極的な印象を受けます。
 なんかやっていても、気がついたら終わっていることが多いです。
 そのくせ、Wikipediaには、「コロコロアートコレクション」などという項目があったりします。こんなことやってたなんて知らなかった。それにしても、Wikipediaに項目をたてるほどの話なのでしょうか、これは。


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