竹下さんの写真展は、花などの静物を写した写真展。
なかでも、じぶんで描いた油絵のキャンバスを背景に、バラなどを写した一連の作品は、まさに絵のような、人工的であざやかな色合いが特徴です。
手前の1枚、どこかで見た絵のようではないですか。
さいきんでは、油絵のキャンバスを3枚用意し、左右の壁と床に配して部屋の角のような空間をこしらえ、そこに撮りたい静物を置く-という手法を編みだしています(上の画像の手前は、そんな1枚)。
po-to-bo(島田知子さん)の白い陶磁器に花を入れていますが、なんだか卵から花が生まれてきた瞬間のような、おもしろい場面が撮れています。
撮影につかった油絵を、会場の壁に立てかけていました。おとずれた人に、撮影手法を説明するのだそうです。
上にある写真は、昨年の「夏展」にも出品したシリーズ。イチゴやピーマンを写真に撮り、そのベタ焼きを一面に貼って、イチゴやピーマンの背景につかっているという、おもしろい作品。
このほか、マリヤ像を撮ったモノクロ写真と花を多重露光した作品などもありました。
ちょっとおどろいたのは、これらの写真すべてが、フジカラー「REALA」というISO100のネガカラーフィルムで撮影されたことです。
「良い色を出す平均値でいえばポジフィルムのほうが上かもしれませんが、しっかり撮って信頼できるプリントする人に頼めば、もっといい色が出ると思います」
と竹下さん。
なるほど、人工的なのにわざとらしくない発色にも、いろんなくふうが秘められているんですね。
1月23日(火)-28日(日)11:00-19:00
ギャラリーART-MAN(中央区南4東4 地図G)
■06年の「夏展」
なかでも、じぶんで描いた油絵のキャンバスを背景に、バラなどを写した一連の作品は、まさに絵のような、人工的であざやかな色合いが特徴です。
手前の1枚、どこかで見た絵のようではないですか。
さいきんでは、油絵のキャンバスを3枚用意し、左右の壁と床に配して部屋の角のような空間をこしらえ、そこに撮りたい静物を置く-という手法を編みだしています(上の画像の手前は、そんな1枚)。
po-to-bo(島田知子さん)の白い陶磁器に花を入れていますが、なんだか卵から花が生まれてきた瞬間のような、おもしろい場面が撮れています。
撮影につかった油絵を、会場の壁に立てかけていました。おとずれた人に、撮影手法を説明するのだそうです。
上にある写真は、昨年の「夏展」にも出品したシリーズ。イチゴやピーマンを写真に撮り、そのベタ焼きを一面に貼って、イチゴやピーマンの背景につかっているという、おもしろい作品。
このほか、マリヤ像を撮ったモノクロ写真と花を多重露光した作品などもありました。
ちょっとおどろいたのは、これらの写真すべてが、フジカラー「REALA」というISO100のネガカラーフィルムで撮影されたことです。
「良い色を出す平均値でいえばポジフィルムのほうが上かもしれませんが、しっかり撮って信頼できるプリントする人に頼めば、もっといい色が出ると思います」
と竹下さん。
なるほど、人工的なのにわざとらしくない発色にも、いろんなくふうが秘められているんですね。
1月23日(火)-28日(日)11:00-19:00
ギャラリーART-MAN(中央区南4東4 地図G)
■06年の「夏展」
島田知子の陶器も好きなので、
是非見たかったです。
(島田さんのサイトも楽しいです)
先週母が脳梗塞で倒れてから、
ギャラリーめぐりどころではないので、
やないさんのサイトで擬似体験しています。
竹下さんの作品は、また見る機会があるかもしれません。
竹下さんの個展は、ヤナイさんの写真で改めて見てみるとホント色鮮やかですよね。
綺麗な色は単純に凄い力を持っているんだなあと再確認しました。
毎日読んでますよ。
竹下さんの写真の色は独特ですよね。
そして、作品世界にはまだ伸びしろがあるように感じました。