「萌え」
の本来の意味は、こういうことではないかと。
とにかく、快晴の下、桜色と若草色がいきいきと輝いており、ステアリングを握りながら風景を見ていて、うれしくてしかたない。
6日は、前日に行き損ねた歌志内へのドライブ。
その前に、紀伊國屋書店札幌本店のギャラリーへ、alloさんの写真展を見に行く。
何の気なしに、西6丁目通りに面した「JRGOGO SAPPORO」ビルの駐車場にクルマを入れたのだが、これが大正解。
このビル駐車場の3階から、書店の2階が通路で直結しているのだ!
これは、あまり人に教えたくないと思うぐらい、便利な駐車場だ。
高速で一路歌志内へ。
4700人の、日本一のミニ市は、桜が満開だった。
歌志内では「チロルの湯」で昼食を食べたあと、温泉に入った。
昼食と温泉のセット券があるのだが、このセットでは、名物の「なんこ汁定食」が選べないのが残念。
温泉は無色透明でくせがない。
続いて、大正館で本城義雄さんの絵を鑑賞し、時計、ジュークボックス、電話、蓄音機などなど、古いお宝をどっさり見る。
大正館の向かいにあるのが、ゆめつむぎ。
旧国鉄歌志内線の歌志内駅の跡に建っている。
歌志内の歴史パネルや、土器、ストーブの展示があったかと思うと、ウルトラマンや怪獣の膨大なソフビ人形やガンプラがあったり、妙に「濃い」展示なのがおもしろい。
オタクな人なら半日楽しめるかもしれない。
財政の厳しい旧産炭地ゆえ、電灯を暗めにするなど、涙ぐましい節約作戦をしている。
せがれが帰りたくなくてぐずっていた。
筆者も、歌志内はもうすこしじっくりと歩きたいマチだと思う。
帰りの道央自動車道は、北海道の高速としてはかなりの混雑。
横風も強く運転には苦労した。
「まさかり」
なんてのもありましたが。
それはさておき、100キロで走りながらそんな危ないことはいたしません。
まして小生のカメラは、液晶画面はなく、ファインダーをのぞいて撮る昔風の一眼レフです。
助手席の人が撮りました。