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ロベルト・フリオ・ベッシン「シロハヤブサ」

2011年03月02日 21時49分37秒 | 街角と道端のアート
承前

 1990年代から数回にわたりオホーツク管内置戸町に滞在した米国の彫刻家ロベルト・フリオ・ベッシンさんの大作。

 勝山温泉の前にそびえ立っている。

 ベッシンさんにとって最大というだけではなく、おそらくオホーツク地方にあるパブリックアートでも最も大きいだろう。
 道内でも屈指ではないだろうか。
 







 巨鳥がひらりと舞い降りたかのような自然さ。
 そして、これまでと同様、向こう側が透けて見えることで、威圧感が少ない。






 ベッシンさんは、生まれは南米ベネズエラ。
 カリフォルニア大バークレイ校に学んだ秀才だが、芸術の道に転じた。
 父親は有名な多国籍企業の役員だったらしい。

 どういうわけか置戸が気に入って何度か滞在しており、その後も、美幌町での国際芸術祭に参加するなど、1990年代はオホーツク地方とのかかわりは深かった。
 21世紀になってからは、来訪はしていないようである。

 …以上の話は、過去の道新から拾ってきたのだが、実は勝山小にもキタキツネの像があるらしい。
orz
 近くまで行ったんだから、見てくるんだった。
 あんなに時間があったのに…。




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