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異例ずくめだったRising Sun Rock Festival in EZO 2017

2017年08月30日 02時02分02秒 | Rising Sun Rock Fes他
 このブログの古い読者はご存じでしょうが、筆者は、1999年の第1回から毎年、ライジングサン・ロックフェスティバル(Rising Sun Rock Festival in EZO)に出かけています。
 ことしは、これまで19回の歴史の中でも、いくつかの異例なことがありました。

 ひとつは、かなり早い段階でチケットが売り切れてしまったこと。

 テントサイトは区画に限りがあるので、わかるのですが、入場券が完売ってどういうこと? と思いました。
 過去にも一度、入場券が売り切れたことがありますが、そのときはたしか、開催日の直前でした。

「B'zが初出場するからだ」
「転売業者が買い占めたのでは」
など、さまざまなうわさが飛びかいました。
 自分としては、今年から「山の日」が国民の祝日となり、それが会期初日だったことから、休日を取りやすい暦になったためだという説が、いちばん説得力があると感じました。要するに、ライジングサン・ロックフェスティバルがはじめて、3連休と重なったわけです。

 理由はともかく、この事態にあわてたのが、チケット購入を後回しにしていた常連エゾロッカーたちです。
 筆者の周囲にも、ネットで連絡がついた帯広の人から譲渡を受けるため、東京から来る途中わざわざ帯広に寄ってから石狩湾新港にはせ参じた人もいました。
 ただし、実際に会場へ足を運ぶと、テントサイトはところどころ空いていました。
 主催のWESSの公式発表では、11日、12日とも約3万6千人、のべ7万2千人の入場者があったとのことです。



 もうひとつ。
 史上最悪の天候だったこと。

 これまでのライジングサンでは、2008年の初日が雨にたたられましたし、2010年の開幕前に雨が降り、会場が泥だらけになったことがあります。

 しかし、08年は2日目は晴れましたし、10年は、大雨だったのは会期の前で、水を抜く土木工事をした後で、開幕を迎えました。
 今年は1日目は持ちこたえていたようですが、2日未明からずっと雨でした。

 おかげで会場のあちこちに泥のぬかるみや沼のような水たまりが出現しました。
 避けて歩こうにも、避けようがありません。


 たとえば、Def Garageというステージの出入り口や、会場の出入り口附近などは、一面の水たまりで、そこに入り込んでいく覚悟がなければ、通過もできないのです。

 あまりにひどいところについては、砂を投入するとか、板を渡すとか、なにか応急処置をしてもらいたかったという気がしました。

 テントのターフには雨水がたまるし…。
 あまり屋外をうろつく気になれず、史上はじめて、祭太郎コーナーに行きませんでした。
 オフィシャルのパンフレットやタオルを買わなかった(雨と泥の中を長時間並ぶのがつらい)のも、初めてのことです。

 テントや荷物を片付け、泥まみれになりながら重い台車を押していると
「なんだって2万数千円払った上でこんなにつらい目にあって音楽を聞かなくちゃいけないんだろう」
という思いがわきあがってくるのでした。


 ああ。Hush Puppies の青いスエードシューズが…orz

(この項続く) 


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