北海道美術ネット別館

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旭川へ。2010年10月30日は2カ所(続き)

2010年10月31日 11時08分13秒 | つれづれ日録
承前)

 美術館のある常盤公園は紅葉の終盤だった。
 カシワかなにか知らないけど、大きな葉が色づいて落ちているので、子どもたちは大喜びである。

 ウルトラマン アート展では、せがれが興奮していた。
 美術館内は、幼児と親という組み合わせが意外と多い。
「子ども向け」という印象があるのかもしれないが、「ウルトラマン」や「ウルトラセブン」を見てない子どもをつれてきても、あんまり面白がらないのではないかという気がした。

 常設展示室も見る。
 木をつかったうつわ、彫刻、いすなどが並んでいる。
 木という材質以外にはあまり共通点はないが、それがかえって面白かったりする。

 公園に、巨大ダコのような遊具があったので、子どもたちはそれでしばらく遊んでいた。

 ひどく腹が減った。
 自分は朝食をとっていない。列車内で眠ってしまい、旭川で降りそこなったらえらいことになるからだ。

 美術館を出ていちばん最初に目に付いた飲食店に入った。
 扉を開けた瞬間、あまりに雑然として、しかし昼時なのに客がひとりしかいない店内の様子に、「しくじったかも」と内心思ったが、味はそれほど悪くはなかった。



 そこからタクシーで、彫刻美術館へ行き本田明二展と、2階の常設展を見る。

 常設は、中原悌二郎賞の受賞作家の展示など。
 あたりまえなのだが、近年の受賞者の作品が追加されているので、むかし見たときにはなかった作品がずいぶん増えていた。
 もっとも、小学生に小清水斬や若林奮の作品を説明するのはかなり難しい。
(説明してないけど)

 こんどは、おもちゃのヨシダへ。
 しかしパパは体調がいまひとつ。そんな様子を察してか、子どもたちも「あれ買って」などと言わず、見るだけで満足している。なんだかちょっとかわいそう。

 旭橋の手前から道北バスに乗って、1条通7丁目で降車。
 旭川駅まで歩き、お土産を購入。入場券を買って、スーパーカムイで札幌へ戻る子どもたちを見送る。

  こちらも北見へ戻る。
 帰路はバス「石北号」。
 乗客が筆者のほかに、若い女性ひとりしかいない。

 夕暮れ時の旭川の町並みはなんだかさびしく見えた。

 北見まで3時間25分のダイヤだが、10分早く着いた。
 しかし、温根湯や東相内などには停留所があるのに、三輪に止まらないのがなんともじれったい。
 大通(北見の中心部)までいったん行って、そこから三輪小泉線に乗り換えなくてはならないので、1時間余計にかかるのだ。

 時刻表を見たら、留辺蘂行きのバスがあったので、それに乗ることにして、大通のセイコーマートで弁当を買ったら、留辺蘂行きは土、日は運休だった。
 orz

 しかたなく、三輪行きの最終バスで帰る。
 12090歩。

(この項終わり)
 


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1 コメント

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路線バス (永江聡)
2010-12-01 08:44:51
JR深名線の路線バス廃止
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