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三笠への旅 (1)~2014年7月13日は4カ所

2014年07月15日 01時23分45秒 | つれづれ日録
 7月13日も会社は休み。

 法邑さんから、この日「品品法邑」で始まる国際立体展のオープニングセレモニーに誘われていたのだが、申し訳ないとはおもいつつも、午前中は自宅でブログを執筆し、午後から「三笠プロジェクト」公開のために出かけた。

 午前中、自宅にいたのは、14日からどうやら12連投となる見通しだったので、体力の温存をすこし考えたのだ。
 土日の2日間とも外を歩き回っていて、月曜から12日間連続で働くということになれば、相当つらい。
 カレンダーとにらめっこしながら、どこかで休みを取れないかどうか考え中だが、いまのところ思案投げ首の状態だ。


 札幌から快速列車に乗る。
 いったん江別で降り、つぎの列車が来る二十数分間、「第25回えべつやきもの市」を見る(冒頭画像)。
 えべつやきもの市は、道内最大の陶芸市で、プロとアマチュアあわせて約330のブースが並び、壮観である。
 行ったことのない人は、ぜひ一度は足を運んだほうが良い。
 陶芸の歴史のない北海道で、これだけの陶芸家が窯を営んでいるという事実に驚くだろう。

 あと、ふだんの江別駅前のたたずまいを知っている人は、それとのあまりの落差にも驚くだろう。
 おそらく、江別駅前は、道内の都市の駅前の中でも、「シャッター街」的な雰囲気のいちばん濃厚な駅前であろう。市役所も江別信金の本店もあるのに、人通りが少なく、多くの店は閉まったままだ。
 江別市内では、駅前でにぎわっているのは野幌である。また、多くの店が立地しているのは、国道12号沿いである。

 筆者は、時間があまりにないので、とても知り合いすべてに声をかけてあいさつしてくることはできず、二、三のブースをのぞいて、うさぎの小さな置物をひとつ買っただけで、そそくさと江別駅に戻った。

 江別から岩見沢までは十数分。
 車掌のアナウンスが、女性の声だったので、最初聞いたときはびっくりした。

 岩見沢駅の前が空き地になっていたのにおどろく。

 駅のとなりにあるバスターミナルから、中央バスの三笠線に乗る。
 土日でも40分おきに走っているので、利用しやすい。
 これは、道内の地方バス路線としては、かなり本数が多いほうだと思う。

 岩見沢―三笠―幾春別にはかつて国鉄幌内線も走っていたが、おそらく1日5、6往復だっただろうから、バスの利便性にはとうていかなわない。廃止になってしまったのもやむをえない感じがする。
 とはいえ、三笠から枝分かれしていた幌内行きの系統は廃止になってしまったし、鉄道よりバス路線の方が廃止になりやすく、また、鉄路に比べると廃止がニュースになりにくいということはいえるかもしれない。



 車窓から見た岩見沢の街角も、昭和テイストたっぷりで、一度ゆっくり見て回りたいなあと思った。

 さて、バスはイオン三笠店に近づくためぐるっと迂回する。周辺は小麦やタマネギの畑が広がっている。

 三笠の市街地に入る。
 筆者は「宮園市民センター」で降りた。
 岩見沢から470円。



 バス停の前に、小さな看板が立っていた。

 会場は、すでに閉校した小学校。
 だが、看板はまだ健在だ。



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