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北口さつき展(5月28日まで)

2006年05月26日 09時40分29秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 もうちょっと早く見に行けば季節感ぴったりだったのにと、悔やまれる、それほど「桜づくし」の日本画展。
 3月の「第20回北の日本画展」で超大作を出品したばかりなのに、早くもこれだけの作品をそろえてきたのがすごいと思います。
 正面の、いちばん大きな作品を見て思ったこと。
 今月の「第21回北の日本画展」と同様に、モティーフの女性がアイヌ民族の文様をつけた衣裳を身にまとっている。ただ、女性の顔つきなどはこれまでとおなじで、あまりアイヌ民族的なものを強調しているわけではない。機会があれば、そこらへんの意図を作者に聞いてみたいところ。
 もうひとつは、左右に大きな太陽と半月(正確には月齢11ぐらいの月)を配したところ。豪奢な桜の雰囲気とあいまって、加山又造を思い出してしまった。

-5月28日(日)9:00-18:00(土、日曜は-16:00)
STV北2条ビルエントランスホール(中央区北2西2)


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2 コメント

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さくらはよいですね (shino)
2006-05-28 00:49:17
どの作品も桜が散っていて、色や散り方の変化を楽しみました。



日本画の質感が思いがけず黒い石と調和していい感じがしました。



ここでお花見できました。
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Unknown (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2006-05-28 18:44:49
>ここでお花見できました。



美しいコメントですね。
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