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不二家ネクター探求の旅(嘘)

2007年02月04日 23時23分55秒 | つれづれ日録
 2007年2月3日。
 土曜はギャラリーまわりの日である。

 まず出かけたのが札幌市民ギャラリー(中央区南2東6)。
 札幌大谷学園開校100周年を記念した展覧会「おおたにの100年」
 現在と過去の教員、卒業生の作品を区分けせずに展示しているのだが、かなりの豪華メンバーにびっくり。
 まあ、棟方志功や難波田龍起の絵は小品だったが、中村善策や今田敬一、三岸節子、一原有徳、小谷博貞、岡部昌生、佐藤時啓、安斎重男などを堪能した。
 こんなにいろんな人が出品しているのなら、もっとそういうふうに宣伝すればいいのに。

 サッポロファクトリーの札幌市写真ライブラリーと梅鳳堂ギャラリーに寄った後、地下鉄東西線に乗って、コンチネンタルギャラリー(中央区南1西11、コンチネンタルビル地下1階)へ。曇天模様という名の絵画グループ展。
 個性的な5人の絵がならび、とても意欲的な展覧会だった。

 市電で西4丁目へ。
 アートスペース201(中央区南2西1、山口中央ビル)で、陶芸展「真冬のあつい器展」。若手のうつわがならんでいた。
 掲示板のパセリさんによると、出品作家は、上田隆之、恵波ひでお、かとうひろやす、小泉満恵、澤丈間、高橋里美、滝澤吉徳、錦織宏、松田幸佳、馬渡新平、山田智、山田雅子の各氏。

 さいとうギャラリー(中央区南1西3、ラ・ガレリア5階)で、多摩美大版画OB展。
 10回目とあって、例年より多い約40人の若手が、おもに首都圏から出品した。
 さまざまな技法が用いられ、作風も多彩なのは、例年通り。全国的な版画の最先端の一部を垣間見られる、貴重な機会だ。
 ただ、ことしは、とてつもない作品、異様な心理をのぞかせる作品は少なくて、わりとおとなしい作風が多かったような気がする。
 そんななかでは、中世の魔女のカタログみたいな桝本久未さん、黒を和紙に大胆にあしらった熊崎亜樹子さんの作品がおもしろく感じられた。

 ところで、話は唐突にそれるのだが、2月から販売中止になっているはずの不二家ネクターを、この日は3カ所の自動販売機で発見した。
 南1条通の東5丁目、市民ギャラリーのロビー、北1条通の東4丁目(駐車場出入り口のすこし東側)で、いずれもサッポロビール飲料の自販機。
 1缶、買ってきました。

つづく) 


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
僕も… (sorami)
2007-02-05 01:55:50
市民ギャラリーにて飲みました。



おおたにの100点、見応えありましたね。僕の友人の作品もあって、歴史に名を刻んでるなぁって、うれしくなりました。



これから卒展シーズン、僕もひとつでも多くの作品を見たいです。
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塗りつぶされた市電 (エゾ三毛猫)
2007-02-05 21:01:00

市電の外壁一面に広告を掲載している市電は
ラッピング市電とでもいうのでしょうかね。

先日、不二家の広告が施されている市電に
乗ったんですけど、ロゴもペコちゃんも
全て塗りつぶされて、赤一色でした。

事件とは全く関係ないけど、アレ見ると
日本人らしい発想だなーと感じます。
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Unknown (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2007-02-05 21:52:15
>soramiさん
卒展シーズンですね。
どれぐらい見られるか、わかりませんが。
おもしろい作品があったらぜひ教えてください。

>エゾ三毛猫さん
その赤一色の電車、見たい。
めずらしい車体を撮影して、市電写真コンテストに応募しては?
あ、もう締め切りすぎてるか。
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