ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

アムステルダムスキポール空港

2005年08月05日 | 旅行
今回アムステルダムで乗り継ぎが4時間あるのですが、先日KLMでギリシャに行った職場の人が、乗り継ぎ時間に外に出て運河を見てきたと聞いて、あ、外に出るのもありかなあ、と思ってちょっと調べてみました。
そうしたら、スキポール空港って、外に出る間もなく、色々遊べる空港なんですね~。カジノとか美術館まであるそうで。
ネットもできて、日本語の書き込みは無理らしいですが、日本語見られたりもするらしいです。これなら時間つぶしは十分だなあ。オランダ語のDVDも買いたいし。
ただ、ネット見られると言っても、出発日ではそんなに情報のタイムラグもないのであんまり意味ないけど・・・(汗)帰りはそんなに時間ないんですよね。
いやしかし、アエロフロートでイギリス行った時には、モスクワで4時間くらい乗り継ぎ時間あったんですが、シェレメチボ空港の時間つぶしは辛いものがありましたね・・・(汗)最初はお土産とか見ていて、マトリョーシカとか喜んで見てたけど、あっという間に全部の店観られてしまったし、他に時間つぶすとこはないし。あまつさえ、うかうかしていると座るところすらなくなってしまうという・・・(笑)なんだか隔世の感すらあります(笑)

しかし、気がついてみれば、旅行に行ってもいないのに、旅行行く前の話ばかりになっているこの旅行カテゴリー(汗)
まあ、旅行の楽しさの3分の一は旅行に行く前にあると言いますし。準備期間が長ければ長いほど楽しいとも言えます。
でもさすがに「まだあと1週間もあるのか・・・」という気分になって来ましたが(汗)
まあ、まだ準備できてないので、明日出発とかでも困るんですが(笑)
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BBCラジオドラマ25

2005年08月05日 | 指輪物語&トールキン
ラジオドラマ、ようやく最後まで聞き終わりました!
まずはホビット庄の掃蕩の終了直後。新しい道の名前の話をおやじさんやサム、メリピピらが話していることになっているのが面白いなあと思いました。「シャーキー末路」はやっぱりピピンの発案?になってましたね(笑)
ここでも楽しそうに会話するフロドにやや違和感はあるのですが。
そして、サムがガラドリエルの贈り物のことを思い出して種を撒きます。ロリアンの雰囲気の不思議な音楽(と言ってもやはりピアノと木琴、鉄琴だけのシンプルな音です)が優しく流れるのがいいですね。
エラノールの名前をフロドがつける場面もあり、やがてついにフロドの旅立ちの日に。
フロドは出かけるにあたってサムだけでなくロージーも呼んで、サムを借りるけど、と断っています。なんだかその律儀さが嬉しいような(笑)原作ではフロドとロージーの接触ってほとんどなかったので、こういう場面があるのも嬉しかったです。
そして赤表紙本をサムに渡すフロド。ちょっと記憶があいまいなのですが(汗)そんなに辛そうだったり淋しそうな口調ではなかったように思います。
そして袋小路屋敷を後にしたフロドがビルボを思って「角を曲がれば待ってるだろうか」の詩を口ずさむと、遠くからガラドリエルとエルロンドが「A ELBERETH GILTHONIEL」の詩で答えます。
ここ、希望としては歌でやって欲しかったんですが・・・(汗)しかも出来ればガラドリエルだけの方が・・・(汗)
ビルボはナレーションでは眠っていると言ってますが、喋るとやっぱり元気な感じです。
そして、「ビルボの別れの歌」が、歌バージョンの音楽をバックに、ビルボによって朗読されます。全部じゃなかったけど。
この歌、デモバージョンではビルボ自身が歌っているのもあるんですが、ボツになったようです。たどたどしく歌うのもまた良かったんですけどね。
そしてガンダルフ登場。イアン・マッケランにそっくりなガンダルフの声を聴くと、なんだかホッとするような懐かしいような、不思議な気持ちになります。やっぱりガンダルフ好きだなあ・・・
そしてメリーとピピンも到着。
別れに際して、ビルボがサムに「袋小路屋敷を頼むよ」なんて言っているのが新鮮でした。やっぱりビルボしっかりしてるよなあ。
メリーとピピンにもお別れを言って、「それ以上大きくならないように」なんて言う余裕もあり。
エルロンドはメリー、ピピン、サムに一人一人お別れを言います。優しいなあエルロンド。ガラドリエルは「ナマリエ」一言のみ(笑)
フロドもメリーとピピンにさよならを言いますが、一言名前を言うだけです。原作では地の文のみで簡単に語られる別れですが、ラジオドラマでもそのあたりは引き継いでいるようです。
対するメリーとピピンの言葉も簡単です。メリーの「Take care, cousin」がなんだかぐっと来てしまいました。
そしてサムの番ですが、サムがここで「このままホビット庄で幸せに暮らしなさると思ってました」と言い、それに対してフロドが「だが私のためではなかったのだ」のあの台詞を言います。
なぜ今ごろその会話を、とも思いますが、フロドとサムの別れの場面の盛り上がりとしてはいいかもしれません。
そして、ガンダルフがしめの言葉を。「わしは言わぬ、泣くなとはな。全ての涙が悪しきものではないからじゃ」ガンダルフの言葉でお別れというのもまた泣かせます。
でも「ここ大海のほとりで我らの縁も終わりとなった」の言葉がなかったのは淋しいような。ガンダルフとホビットたちの別れがないのは淋しいですね。まあ原作も似たようなものではありますが・・・
そして、船が西へ行く様を語るナレーションのバックに、少年が歌う「ビルボの別れの歌」が流れます。
この歌、サントラで聴いた時には、この詩の内容にしては悲しすぎるような気がしていたのですが(ドナルド・スワンの希望を孕んだ暖かい歌が好きなので余計に)、フロドを乗せた船が去って行く、この場面にはとても会っているなあ、と思いました。やっぱり灰色港は悲しいですよね・・・
袋小路屋敷にもどってエラノールとロージーに迎えられたサムの脳裏に、フロドの言葉が聞こえます。これは映画も同じ演出ですね。思い出す台詞は多少違いますが。
ただ共通するのは、フロドの「幸せになっておくれ」という言葉がクローズアップされていることでしょうか。ラジオドラマではちゃんとサムの番も来ると言っていたんですけど。
最後のサムの「Well, I'm back.」は、悲しみを湛えていて良かったです。
やっぱり映画の幸せそうなラストには違和感があるなあと改めて思いました・・・
しかし、その直後に流れるテーマ曲はあまりこの場面の余韻に似合っているとは思えませんでしたが。

というわけで、時間がかかったわりにはかなり適当に聞いてしまったのですが(汗)一応最後まで聞き終わりました!
ラジオドラマ全般の感想はまた改めて書きたいと思います。
またドイツから帰ってきたら、最初から、今度はもっとちゃんと聞きなおそうと思ってます。指輪ミュージカルヒアリングの練習も兼ねて。
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