「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

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茶杓の銘は「我孫子」

2016年05月27日 | お茶三昧

            

                                           

「我孫子という茶杓が、話題のオークションにでていますよ」
そんなお知らせをしてくださった方が。

我孫子の住人としては興味津々。
早速覗いてみると、締め切りまで二三日を残して、
まだ入札履歴がありませんでした。

なぜこのような銘を付けたのでしょうか。
何かの目的があって、つけていただいた銘なのか、
記念につけた銘なのか・・・とてもピンポイントですね。
もしかして、我孫子ゆかりの、文人の持ち物だったとか。
由緒がわかればよいのにと思います。

しばらく眺めて、色々と思いを巡らせて。
茶杓の風情は、写真ではよくわからず、
特に惹かれるものを感じませんでしたし、
茶杓を使うお席のイメージがわかなくて、
結局私は名乗りを上げることはしませんでした。
あまり深く考えないで、社中のお茶事ででも
使えばいいのかもしれませんが。

その茶杓は、どなたにも落札されなかったようです。
我孫子にゆかりの方しか、価値のない銘でしょうから、
タイミングの会った方の手に渡れば、
道具も生きるというもの。
茶杓の行くへやいかに・・ですね。



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