今日は午前中は恵比寿で茶道具の釜の勉強をして、
そのまま家に戻り、出直して、さらに二軒の用を済ませました。
家と都心の二往復はさすがに疲れました。
こんなこといつまでできるかしら。
もうそろそろやめようと思うのですが、
重なるときは重なるものです。
わたしか茶杓削り体験をさせていただいた先生が、個展を開かれています。
初日の今日早速拝見に伺いました。
実はちょっと目的がありまして、自分の気持ちにぴったりのお茶杓を見つけたいと、
わくわくして出かけたのです。
今まで私は、作者とか、銘で、茶杓を探したことはあっても、
姿を見て「これがいい」と求めたことがないのです。
ですから、「自分の心の琴線に触れる茶杓はないかしら」
と探す気持ちを初めて味わいました。
そして・・
見つかりました。
一目見て「これだわ」と。
思わず「誰にも触らせたくない」と言ってしまい、笑われました。
私の期待する銘をつけていただくことにしました。
手元に来るのを楽しみに待ちます。
先生は十代から茶杓を削り始められ、その数は既に一万本に達するそうです。
並んだお茶杓を一つ一つ見ると、
こんなにもさまざまな表現が、表情が、あるのだということがよくわかります。
ぜひ見にいらして、先生にいろいろとお話を伺うのも楽しいですよ。
会場の飾りつけを見て、先生の多趣味というか才能の多彩さにも驚いてしまいました。
会場は数寄屋橋、泰明小学校の向かいにあるギャラリービルの4階。
古美術「谷庄」さんのお店の隣のアートスペースです。
会期は20日( 日)までですので興味のおありの方は是非。
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