今日は稽古を終えてから、
三時の待ち合わせで、サントリー美術館に向かいました。
狩野派の礎を築いた二代目元信は、
歴代の狩野派の絵師の中でも、最も評価されているそうです。
その後、永徳、探幽と続く狩野派の繁栄への努力の道程は、
「等伯」を読んた後で、敵役の姿として私の頭には残っていますが。
「天下を治めた絵師」とありますが、その繁栄を受け継ぎ、
次代へとつなげなければならなかった、歴代狩野派の人々には、
あの小説に描かれた、等伯との因縁に見られたれたような、
大きなプレッシャーがのしかかっていたのもわかる気がしました。
元信が確立した、画体の「真・行・草」を、
比較しながら観ることができたのは、面白かったです。
声をかけてくれた友達は、二度目だということですが、
展示替えもあるようですから、きっと今回も楽しめたと思います。
夕食を挟んで、ヒュープラザに寄り、
22日の徳川茶会のための、名古屋行きの新幹線の指定を取りました。
遠い所、近いところと、今月は楽しみにでかけるお茶席が三席。
お茶会シーズンなんですよね。
中秋の名月は、帰りの駅のホームから・・