「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

やがて実になり

2017年09月05日 | お茶三昧

       

ムラサキシキブの青い実。
つややかな紫の実になるのはいつごろでしょうか。

茶花には実のあるものは使わないといいますが、
10月だけは特別で、いろいろな実が花入れに納まっています。

大きなアケビや烏瓜も秋の実りを豊富っとして、いいなあと思います。
これから少しずつ涼しくなってくると、
木々の葉の間からちらちら覗く赤い実が、気になりだします。

 

小さな実に育った方がお二人、この度お茶名を拝受しました。
茶道の道では、まだまだ小さな実なんですね。
私も、まだちょっと色づいたくらいですから終わりなき道です。
だから気長に楽しめますし、楽しまなくてはと思います。
近々お茶名の引次の式をいたします。

お茶名は一つの大きな目標ですが、
終点ではなくて、新たな出発点ですね。
これからが自分のお茶を見つけるための修行の始まりでしょうか。
一緒に修行をする仲間に加えていただけたのです。
ここで目標を失うと、お茶名はいただきましたが・・・になってしまいますね。

ここまでは私がリードできました。
これからは自分で歩くもとのその一ですね。

「稽古とは 一より習い十を知り 十よりかへる もとのその一」

もちろん十まで知らなくても、お茶は楽しめますよ。
求め方、向かい方は様々てあってよいと、私は思うのですが。

 

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