「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  (裏千家茶道)

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

月を待つ日々

2017年09月06日 | お茶三昧

     

梅酒羹(老松製)

「今日は車でいらしたの。」
「ちがいます。」
「では大丈夫ね。かなり梅酒が効いていますよ。」

というわけで、今日のお菓子は車の方にはお出しできません。
関所を通った方だけで、突破できなかった方にはアルコールゼロのお菓子を。
お強そうな方でも、車の方はダメですよ。
なぜそんなお菓子を用意してしまったかというとですね・・
美味しそうだったからです。

それはそうと、昔は甘党か辛党に別れていたような気がしますが。
お茶をなさる方には両党の方が多いようです。
千鳥の盃でいい気持ちになって、甘い主菓子を頂いて、
美味しいお茶でおもてなしをされる。
お茶事は両党の方には、至福の時間でしょうね。
わたし、十分にその口かも。

 

月見について、こんな話を聞きました。
現代の月見は、夜空に煌々と輝く月を眺めるのが月見のようですが、
昔は日の出を待つと同じように、
月の出を待つところから月見が始まったようです。
ですから、十五夜の月の後の月を、
十六夜(16日)
立待月( 17 日)
居待月(18日)
臥待月(19日)
というように月の出が日に日に遅くなるので、
待つ姿勢が、違ってくることからこんな風に呼んだのですね。

十六夜を「いざよい」と言いますが、
これは、ためらうという意味のいざようから来ているようです。
ためらいながら出てくる月なんて、なんと奥ゆかしいのでしょう。

ちなみに今年の中秋の名月は10月4日。
実際の満月より、二日早いそうで、満丸とはいかないようです。
かなり遅い月見になりますね。
ですから後の月と言われる十三夜は11月1日です。

まだ暑い地方もあるでしょうが、
関東はもうすっかり、夜は虫の声と冷気に包まれています。

 

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