「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

團菊祭五月大歌舞伎へ

2016年05月24日 | 日記

              

久しぶりに歌舞伎見物です。
やはり華やかな舞台は良いですね。
お隣の知らない方とも、思わず顔を見合わせて、
「きれいですね」と。

先日テレビで様子を見たときは、
泣いてしまって挨拶にならなかった、
菊之助さんのご長男の和史ちゃんも、
すっかり芝居気も出てきた様です。
お客様への「御手振り?」も上手でしたよ。
今回が、初お目見得ですものね。
菊五郎さん、吉右衛門さんの二人のおじいちゃんも、
傍で嬉しそうに見守っていました。
このツーシヨットもなかなかのもの。

「三人吉三巴白波」で顔をそろえた三之助に、
二十年以上前の姿を思い出していました。

まだ今の「菊之助」「海老蔵」「松緑」さん達が、
10代だった若かりし頃、
「三之助」として活躍をし始めた、
そのころの菊之助、新之助、辰之助を、
浅草公会堂の新春公演で見たのを懐かしく。

あれから三者三様の人生と芸歴を経て、
これからの歌舞伎を支えようと頑張っている姿は、
若いころから見ているだけに、応援に力も入ります。

最後の出し物、「男女道成寺」は、
私は見ていて終始、笑顔、笑顔でしたよ。
踊りを見ていると、いつも思うのですが、
お茶の点前でもあのように美しく個性ある所作を、
いつかは身につけたいものと。
何事も、所作には修練と、精神がにじみ出るものです。
だから深いし、怖いもの。

この芝居見物に加えていただいたお仲間は、
知り合いのお茶の先生とそのお社中の方々です。
お社中で歌舞伎見物なんて、優雅ですね。

わが社中芝居見物はできないけれど、
暑気払いくらいはしようかしらとふと思いました。
どなたか音頭を取ってくださいますか。

 

 

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