足の痛みと戦いながら、二日間の花月勉強会が終わりました。
今回のメインの科目は「香付花月之式」ということで、
皆さんは歌を詠むことと、筆で字を書くということに、
かなりのプレッシャーを感じていらっしゃるようでしたが、
どうしてどうして、そんなことはみじんも感じさせず堂々たるものでした。
一日目の選ばれた香銘は、「松風」と「夕立」
二日目は「遠花火」と「松風」
四枚の記録は、それぞれ「花」を引いた方が、記念に持ち帰られました。
これが一番うれしいですね。
若い方は若い方らしい歌で、年長組さんは、人生の重みが感じられたりして、
歌を披露しなくてよい私には、申し訳ありませんが、とても楽しい時間でした。
回を重ねるたびに皆さんの動きもとてもよくなったのでしょう、
二日間とも二科目をこなして、思いのほか時間がかからずに済みました。
それでおまけに、「無言投込み花月」までしてしまいました。
私も一回だけ参加させてもらえました。
朝からしゃべりっぱなしで、お茶が頂きたかった私は、
「無言」と言いながら、「月」の札を引いて思わずうれしくて、
「月」と叫んでしまったのには、穴があったら入りたい気持でした。
今回は両日とも、花月デビューの方がいらしたのですが、
一日先輩に交じって頑張ったおかげで、基本の動きは少しは身に着けることができたようです。
それぞれが、また何か新しいことを一つでもつかむことができたなら、私もうれしいです。
さあこれで少しは気持ちも緩やかに、夏を乗り切ることができるでしょう。
皆さんお疲れ様でした。
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