2/2でOPEN SHOW CP+で発表をお願いした一人、高橋宗正さん。
10/26に紹介していただいた、「LOST&FOUND PROJECT」の
時の話を忘れないうちに。
津波で失われた写真を、洗って持ち主に返すボランティア活動の
なかで、ぐじゃぐじゃないなって誰が映ってるかわからなくて、
持ち主が見つからない写真の企画展によって寄付金も集めている
PROJECTだ。
アルバムはページに挟まった泥を払い、ぞうきんで拭く
日本でも欧米でも展示会を行っているんだけど、欧米ではアート
とみなされるのに対して、日本ではそうではないという点が興味
深い。
欧米の場合、この写真をペタッと貼ればそれでアートというシン
プルさがあるのに対し、日本ではアートは胡散臭いと見なされる
傾向があるから、話し合いの場を作ろうという持ちかけになるそ
そうだ。
それで考えていたんだけど、これらの写真ってアートなのか?
プリントした写真を水で濡らしたり、海につけたりして、汚し
て作って行く作品だってある。
個人で撮ったパーソナルな写真の中にも、本人にはアートって
意識がなくてもアートになるってことはあるのか?
それともアートにしようっていう意志が必要なんだろうか、複
数の写真を発表しなければアートにならないんだろうか?
ギャラリーや美術館や書物で飾られれば、他者(ギャラリスト、
キュレイター、編集者など)がアートと認めることがある。
でももはや、発表の場所はキューブ(ギャラリーや美術館)か
らでることが多くなってるし、ネットだってある。
アートの定義も多様化して、それが加速しているかも。とはいえ
受入サイド、買い手がそこまで理解するかどうかがポイントかも。
それは作品や作家に戻ってくる。
10/26に紹介していただいた、「LOST&FOUND PROJECT」の
時の話を忘れないうちに。
津波で失われた写真を、洗って持ち主に返すボランティア活動の
なかで、ぐじゃぐじゃないなって誰が映ってるかわからなくて、
持ち主が見つからない写真の企画展によって寄付金も集めている
PROJECTだ。
アルバムはページに挟まった泥を払い、ぞうきんで拭く
日本でも欧米でも展示会を行っているんだけど、欧米ではアート
とみなされるのに対して、日本ではそうではないという点が興味
深い。
欧米の場合、この写真をペタッと貼ればそれでアートというシン
プルさがあるのに対し、日本ではアートは胡散臭いと見なされる
傾向があるから、話し合いの場を作ろうという持ちかけになるそ
そうだ。
それで考えていたんだけど、これらの写真ってアートなのか?
プリントした写真を水で濡らしたり、海につけたりして、汚し
て作って行く作品だってある。
個人で撮ったパーソナルな写真の中にも、本人にはアートって
意識がなくてもアートになるってことはあるのか?
それともアートにしようっていう意志が必要なんだろうか、複
数の写真を発表しなければアートにならないんだろうか?
ギャラリーや美術館や書物で飾られれば、他者(ギャラリスト、
キュレイター、編集者など)がアートと認めることがある。
でももはや、発表の場所はキューブ(ギャラリーや美術館)か
らでることが多くなってるし、ネットだってある。
アートの定義も多様化して、それが加速しているかも。とはいえ
受入サイド、買い手がそこまで理解するかどうかがポイントかも。
それは作品や作家に戻ってくる。