やまねこマッサージ

ねがうこと、ゆだねること

文化庁メディア芸術祭

2013-02-14 | art
第16回を重ねる文化庁メディア芸術祭の発表会を新国立
美術館へ見にいく。2/24まで。

大賞のスイス人達によるミュージックパフォーマンス
"Pendulum Choir"と大友克洋さんの新作短編アニメー
ションが江戸時代の火事だというのを見たいと思った
のね。

ところが両方とも、新国立美術館ではやっていないこ
とが判明。昔行ったときより、規模が小さくなってる
なと思ったんだけど、パフォーマンスは会場内でやらず、
美術館の外で面的な展開をするようになったようだ。



そのなかにあって、気に入ったのが韓国人の Wonbin
Yangさんの小さなロボット。ゴミのような小さな物体
で、どれも破れたもので新聞紙、ビニール、傘などを
まとい、しかも公道で動かすのが基本。

道端や、公園の階段などでゴミが風で動くように彼の
ロボットが動いてる様は最高!誰も気づかない。だっ
てゴミが動いてるとしか見えないからね。映像は下記;




ミュージックパフォーマンス"Pendulum Choir"をミッド
タウンのアトリエへ見にいく。スイスから男性コーラス
9人が来日し、固定台なんだけど自在に動く機械に自ら
縛りつけて、アカペラで歌う。

アカペラで歌う人達がぐいぐい斜めになったかと思うと、
回転して仰向けになったり。9人同時だったりそれぞれ
バラバラだったり、自由にコントロールされてしまう。



とても驚いた、みたことのないパフォーマンスだから。
それと同時にさぞ歌いにくいだろうと思う。手はほと
んど動かさないから、表現は限られている。

機械、不自由、それと合唱・・不思議な融合。ありえ
ない組み合わせ。