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ねがうこと、ゆだねること

「アンコールのヴィーナス 」写真展

2012-09-08 | photo
長年アンコールワットの遺跡群を撮ってはる
BAKU斉藤さんの写真展が、始まったので、
初日に行ってきた。9/8~10/21

女子美の相模原分校にあるミュージアムで
大きくプリントされた尊顔にみとれる。



講演会やレセプションに参加していくなかで
BAKU斉藤さんのアンコールやクメール文明、
ひいてはカンボジアへの溺愛ぶりが浮き彫りになる。

90年代にアンコールワットに魅せられた彼が、
写真家にとって何ができるかを考えていく中で、
学校や病院を建てるための募金活動などをして
いった話が印象的だった。

3年前に亡くなられた平山郁夫さんに支援して
いただいたそうで、すばらしいカンボジアの
シルクの織りも展示されていた。

奥様が来賓として挨拶され、女子美卒業だと
いうこと、郁夫さんもアンコールワットは
好きで6回訪れたことなど披露されていた。

レセプションではカンボジアの伝統的踊りの
披露もある。クメール文明の源はインドで
あるだけあって、インド舞踊のとの類似も
感じられる。


背景の石彫レリーフもBAKUさんの写真

衣装やアクセサリーも素敵だったんだけど、
銀ではなくって金だったので、BAKUさんに
お聞きしてみた。完成当時はアンコールワット
全体が黄金で覆われていたそうで、黄金の国
だったという記述が中国にあると教わる。